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毎日出会う 
人 もの そして自分 
いいときばかりではないけれど 
いつも 素直な気持ちでいたい 
そんな思いを込めて 


03 Novembre 2003
出会いを求めるフランス人
オニオングラタンスープ
寒いときはこれ!
いつも行くブラッスリーで 
ふぅふぅしながら いただきました。
体は ほかほか!
Cafe au lait
天気のいいときは カフェの テラスで一服
kareha.gif(264 byte) フランスの11月初めの日は 祝日です。日本でいうお盆のような感じ。みんな お花を持って お墓参りをする日です。相変わらず パッとしないお天気のところに持ってきて 枯葉が たくさん道に広がっているので 歩くときに 滑りそうになったりして少々 歩きづらい季節です。昨日は 車で オペラの方へ出かけたら プランタン ギャラリーラファイエットのあたりは 早々と クリスマスの飾りつけが 始まっていて 気ぜわしい気がしました。クリスマス用の飾りつけを扱うお店も キラキラと 鮮やかに 工夫凝らしたディスプレーで 目を楽しませてくれます。地下鉄に乗っても 分厚い上着のせいか いつもよりも 窮屈な感触がします。

kareha.gif(264 byte) 話し好き パーティー好きのフランス人が 出会いの場を 求めるという現象には 今ひとつピンと来ないものがあるけれど 逆に これだけきっかけがあっても 出会いと感じれるものがそれだけ少ないという風にとらえると フランスも日本もそれほど違わないという気がする。出会いの場を 作る というところで パリの中心にある大手スーパーが すごい企画を 考え出した。今朝のニュースで 取り上げていたので ここでも 少し紹介をしましょう。1週間のなかで 木曜の 夕方 時間に限定して 独身で出会いを求めていると意思表示を スーパーの用意した ショッピングパニエ(買うものを 入れる籠)を選ぶことで それぞれに 買い物をしながら その人の意思表示を チェックできるというのが まず 第一段階。だから 籠は 普段と 同じものと 2種類あるわけです。その籠は 一般のものに カバーを取り付けたもので 色ですぐに見分けがつくという状態。インタビューで声をかけたおばさんは そのイベントの内容も知らずに ”出会いを求めます” の籠を持っていて 説明すると ちょっと驚いて えっ!知らなかったわ!ホホホ・・いくつになっても いい出会いは 欲しいわよね!と テレ笑いをして すんでしまいます。普段なら すれ違うだけの 人たちが そこで 今日の献立は何?とか お店の商品を前に ごく普段の 会話から コミニュケーションが始まるというところで 話題性を 狙った企画といったらいいでしょうか。それで 果たして 出会いが どこまで展開するかというところも 興味のあるところですが インタビューで見たところ 一言二言の会話を 交わしたくらいで なかなか 連絡を取り合うとか また会いましょうというところまで 行くには まだもう少し 時間がかかりそうな様子で 買い物帰りに ちょっとカフェで お茶を飲むくらい程度までいっていいところ。(それでも いいやん! と思ってしまう私)でも 画面上では 知らないもの同士が 何の隔たりもなく自然に話をしている様子は 和やかな気がしますが これが田舎なんかに行くと ごくあたりまえの事だったりするのかもしれないし 話し好きのフランス人が こういうことを スーパーで 始めると 只でさえ 長い列のできる レジーが どうなってしまうんだろうと 私などは 余計な心配をしてしまうのですが。この企画 日本人が いくらフランス好きとはいっても 日本では 真似することが 考えられない気がする。興味深いのは フランスなら この企画に 反応するのは どちらかというと 中年以上の人たちが 多くて そういう意味の色気が いくつになっても 失わないという違いというか そういう気持ちがあることには違いはなくても それを意思表示することに対しての 抵抗が あるかないかという点で 大きな違いがあるような気がします。比較的 若い年代層が 幅をきかせている日本とは 対象に フランスでは まだまだ 中年 高年層が バリバリ現役という 気がします。一度試しに 私も 挑戦してみようかしら? あっ!でも 私独身じゃないんだわ!!  

08 Novembre 2003
秋のお散歩

今日は 朝早く ミシュカの食料を買うのを目的に パリの中心地へ 出ました。彼女のお気に入りのものを置いている店が 少ないので電車を乗り継いで いつも買いに行きます。地下鉄に 乗ろうとすると 小学生の集団と入れ違いになりました。60人くらいかな?先生は4人 男性ばかりで それも 20台半ばの スポーツマンタイプの かっこいい先生ばかりで ちょっとびっくり。子供達もお兄ちゃんみたいに思っているみたいで すごくまとまりのある集団で みていて 面白かったです。私の目的地は ホテルドビル というパリ市役所の すぐそばのBHVという デパート。パリも 中心街に来ると やはりいろんな人が いるなぁと 思ってしまう。大声で 道端で大声で歌を歌っている人 焼き栗を売っているおじさん お金持ちらしき香水の香りをぷんぷんさせている老婦人 清掃をする人 浮浪者 警官 臭う人(一見 普通に見えるけれど 何日もお風呂に入っていないんだろうなという悪臭を放っている)3,4人の中国人が まるで喧嘩をしているように聞こえる 大声の会話をしながら すれ違う。ガイドブックを片手に 道を探している日本人など・・・ 私の住む15区には ここまでのバラエティーはない 比較的静かな地域なので 朝早くに この空気は ちょっと刺激的だったりする。店の中に入ると すでに クリスマスの雰囲気がどことなく漂ってくる。少しぶらぶらとして 目的の 品を買い外に出る。少し風邪気味だったのもあって お店の 空気がなんとなく締め付けられるような感じがしはじめたので どこかで一服しようと 私の気に入りの公園まで 歩く。ここは 観光客も 気づかずに通り過ぎてしまうようで いつも静かで ゆっくり出来ます。セーヌ川をボーっと眺めながらしばらく過ごしました。絵に描いたような木が並んでいて 穏やかな風景。まだまだ紅葉するまで 時間がかかりそうなものや 色鮮やかに 紅葉したものが入り混じって 華やかでした。帰りの地下鉄が この時間になぜというほど こんでいたにもかかわらず ミュージシャンが演奏をしていて それも 超うまくて 乗っている人を楽しませようとする プロ根性が感じられる なかなかのものでした。たくさんの人が 小銭を出して渡していました。家に戻ると ミシュカが おなかすいた〜と せがむので 買ってきたばかりのご飯を 入れると すぐに黙々と食べ始めました。まだ 昼過ぎなのに ずいぶんたくさんのものを見たなーという気がしました。 
お気に入りの公園
小さなこじんまりしたところ
手前のまだ青いはと対照的に 向こう側は鮮やかな紅葉でした
ちょっと一息
このベンチのこの場所に よく座ります。みんな思い思いに時を過ごします。今日はお昼時だったので 学生達が サンドイッチを片手に 
こだわり
ふとドアのノブに目をやると ごらんのように 
ちゃんとアイスクリームの
デザインになっています
発見!
これから 寒くなるというのに 
新しいアイスクリーム屋発見!
セーヌ沿いにあって 
店の色使いや デザインが 
キュート!
15 Noembre 2003
気になること



最近 更新間隔があいてしまっている。やっぱり更新しないと 見にきてくれる人も少ないだろうなと思いつつ カウンターを見ると それでも見にきていただいているみたいで ありがたい。もう庭の木の枝は この1週間で ほとんど すべて落ちてしまいすっかり景色も 変わってしまった。この1週間にあったこと。たいして 大きな事はしていないのだけれど 日本に 手紙をせっせと書いたり 事務的な作業が ほとんど。オットが 歯の治療中で 硬いものが食べられないので ピューレや スープ 麺類 と 柔らかいものが続いているので 少々飽きてきた。今日あたり ムール貝でも 買ってワイン蒸しを作りたい気分! 本場のベルギーで 一度は食べてみたい。パリでも チェーン店になっている専門のレストランが ある。殻つきなので かさが高いのですが 一人分づつ お鍋に このムール料理が出て フライドポテトは 食べ放題が売り物。お味付けも シンプルな ワイン蒸しから エスニック風 クリーム仕立て etc・・・ いろいろ選べる。ああ ますます食べたくなってきた。
フランスに限らず どこの国でも 携帯電話が普及していると 街中で 一人で話をしているように 見える人をよく見かける。聞きたくもない 人のプライベートの会話を 耳にしてしまうのは あまり いい気がしないが 相手の会話を想像するのは それでも 面白かったりする。それにしても 人に迷惑をかけないようになどという配慮を あまりしない フランス人は こういうことも大胆で やっぱり私は 恥ずかしくないんだろうか???と 思ってしまう。すごいとしか言いようがない。電車の中は まるで その人の 寝室にいるような 妙な気になってしまう。この違いは一体なんだろう。どうしても真似できないことはある。電車で思い出したが 地下鉄の中には 捕まり棒とでもいったらいいのか たっている人が 安定を保てるように 棒がたっていて それぞれ捕まれるようになっているのですが ここに 背中を向けて ド〜ンと 持たれかかっている人をよく見かけます。そのために つかまりたい人が 支える場所がなくて 不安定な状態で 電車の揺れに対応しているのは 見ていても不愉快です。こういうことをいうと 日本では おばさんって言われるのかな〜と思いながら こういう些細なことが 気になったりする 今日この頃です
セーヌ沿いのカフェ
冬でも 日中のお天気の時には 
テラスで お茶というのも 普通
21 Novembre 2003
今年も ボジョレーヌーボー

日本にいたころには 忘年会をする場所探しと予約で 今頃は 走り回ったな などと ふと思い出してしまう。こちらにいては あらためて みんなで 集まって 食事と言うのは 日常茶飯事なので そういう意味では あまり新鮮さは なくなってきているかもしれない。もうすぐ クリスマスツリーが 並び始めるころ。でも 今年の 猛暑で そのツリーを栽培している農家もたくさんの被害が出たと聞いているので 価格の方は 間違いなく 値上がりしそうだ。うちは 庭にある木の幹に 電球をつけたりして 間に合わせるので 今年は 買わないと思う。さぁ今年はどんなクリスマスになるのでしょうか?
さぁて 今年も ボジョレーヌーボーの季節。フランスにいると 日本で大騒ぎをしているほどではなく ああ もうそんな季節だったのね? という感じだったりしていますが。ご近所の方から お呼びがかかり 昨日の夜は 今年のボジョレーヌーボーで乾杯となりました。今年は 出来が なかなかよいといううわさも 聞いていましたが う〜ん 確かに いつも感じる 独得の 酸味も ほどほどで 飲みやすく ついつい飲んでしまいそうな 雰囲気でした。飲みやすいからと飲んでしまって 頭が痛くなるという いつもの症状もなくて いい盛り上がりでした。だいたい私のまわりにいる多くの人は あまり ボジョレーヌーボーは好きではないという人が多くて、盛り上がりに欠けるところがありますが 今年のは いいんじゃない?という気がしました。最近は あまりチーズとワインを 口にしていなかったので さすがに いい気分!で 夜は ぐっすり熟睡できました。
モンパルナスの教会
用事があって モンパルナスに出た日 お天気がよくて 気持ちがよかった 思わず 後戻りして シャッターを押した 印象に残る風景
地下鉄の 広告
合成写真で すが 上手く出来ています
ニューフェイス
前から欲しかった カフェオレボール 
ひとつ450円ほどで お手ごろな値段 
両手の中にすっぽりおさまるサイズで 
用途も多くて 思った以上に重宝しています。
今日も 具だくさんのスープを 
これでいただきました。
やっぱり冬は スープですね
Petite Parisienne

彼女の名前は ロレーヌ 
一度で 名前を覚えたのは あの好物の
キッシュロレーヌと同じだったから・・ 
友人ご夫婦のお嬢様です
とってもかわいい性格の女の子
なぜか私に異常になついています 
只今6歳半 初めて会ったのが 
4歳くらいだから それを思うと
大きくなったなぁ
いつも私の膝の上で 眠ってしまう。
そろそろ それも重たくなってきたぞ・・
ポスター

稽古場にかかっているもの
23 Novembre 2003
土曜日のシャンゼリゼは 人でいっぱい
PAUL
シャンゼリゼをすこし横に入ったところにある
PAULのカフェに入りました。
高いぞ!と決め込んでいたのも 
実際は 普通のお店よりもやすいくらいで 
クロワッサンは 生地に 卵もたっぶりで
黄色っぽく まわりがサクサク
中がしっとりで お手本のような 
仕上がりのおいしさでした
kareha.gif(264 byte) シャンゼリゼ通りには パリの日本人会の 事務所があったり 私が 日本にすんでいるときから使っている 化粧品を扱っていお店も この通りにあるので そういう用事で 来る以外 めったに来ることはないのですが 今日は 久しぶりに 日本人の友達と会うことになり 待ち合わせたのが このシャンゼリゼ。中途半端な 午後2時半にもかかわらず 地下鉄は 通勤ラッシュ並に 込んでいて すごい人でした。さすがに観光客の数もすごく その込んでいる車内でも 話し声は 各国語さまざまです。一般のフランス人が ほんの少しで あとは みな観光客と言う感じでした。今日は 気温も久しぶりに 16度と 寒くなくて 散歩していても 気持ちのいいお天気でした。 

ツリー 発見!
クリスマスに向けての飾り付けが 
あちこちで見られるようになりました。
これはそのシャンゼリゼ通りの 
白いクリスマスツリーです
通りの中心あたりのスペース一帯に
密集して 並んでいます。
kareha.gif(264 byte) 日本にいたときは 一年の区切りは お正月だったけれど フランスでは それが クリスマスと言う感じ。
12月25日から26日の間にキラキラ お星様の七面鳥と ケーキから 一晩の間に おせち料理一色に変身してしまうめまぐるしさが なつかしい。一生懸命働いて たまの休みと言う変化をそれなりに楽しんでいたのも 常に 適当に気を抜いて 寛ぐのが習慣になってくると 昔のような ワクワクする感じは 確かに 薄れているような感覚がある。今思うと クリスマスは 友人達と お正月は 家族とという風に 使い分けしていたような気がする。今年は いつも一緒に過ごしていた 友達夫婦の間に子供が生まれる予定(それも予定日が12月29日)なので どうしようかなと言うところです
パリ プランタン
ここでも クリスマス用の
飾りつけが始まりました
27 Novembre 2003
男性のおしゃれ
やっぱりおいしい
日曜に 朝市に行くと必ず買ってくる ローストチキン いくつかあるお店の中でも ここのは味付けも焼き具合も一味違うおいしさで いつも期待を裏切られません 
1602(右の写真の木に添えられたプレート)
そのころの日本では・・・
今年は 徳川家康が中山道に「宿駅伝馬制」を制定した1602年からちょうど400年目にあたる
このもう少し前に大阪城が建てられたことになる
そのころに植えられた木なんて
すごいとしかいいようが無い
kareha.gif(264 byte) シックなセーターに 鮮やかな色のマフラー 着慣れて 馴染んだコート 夏場よりも冬のほうが フランスの男性のおしゃれは 私には 印象的に感じる。年配の女性もしかり。年相応と言うよりも 自分に 似合っているかどうかを いつも 基準にしているような気がする。自分らしくいたいという自己表現のひとつであると共に おしゃれ心を持ちつづけることそのものに 人生に対して 前向きな姿勢を 表わしているようにさえ感じる。そばで見ると 大して高価のものではなさそうなのに セーターと マフラーが 小気味よく バランスがとれている。バリバリに おしゃれしているというよりも そのさりげなさが さらに 効果を あげている。男性の帽子でも 思い切っていて 気持ちがいいし 楽しんでいるのがわかる。最近は 日本では 着物が流行っているようだけれど 男性の着物も 同じように見られるのでしょうか?こちらで 洋服のおしゃれを見ていると 日本の男性は やはり着物がかっこいいのではないかという気がしてきたりする。いずれにしても着慣れているのが ポイントなのかもしれない。こちらでフランスの時代劇と言う種類の映画を見ると おおよそ今と変わらなかったりするのに比べると 日本の時代劇と 今の時代の服装には 違いが大きいもんなぁ〜 などど ふと思ったりする。男性の着物というと 中学時代の 担任の先生が 剣道の先生でもあったので はかま姿が なんとなく 青春ドラマの甘酸っぱい思い出として 残っている。着崩れていても 様になっているのが そのころなんとなく 色っぽいなと思った記憶がある。どうも 最近は この流行るという現象に 抵抗を感じてしまう。その物のよさを ちょっと摘まんで アクセントにする。軽いのりで 聞くと いいじゃん! って気がしないわけでもないが 本当に実現するには それ以前に 自分のスタイルを持っている人にできる かなり高度なテクニックのように思える。そのもののよさは 本当に奥深く それをさりげなく使いこなせるには 本当に時間がかかるものなのかもしれない。自分のおしゃれは 永年にわたって こだわりつづけたいものです。kareha.gif(264 byte) kareha.gif(264 byte)kareha.gif(264 byte)  

最古の樹木
樹齢がなんと400年以上 
ノートルダムのそばの公園にあります
紅葉して 枯れている木の中で
まだ青々としています。
 
Banoffe
最近の私のお気に入りフレーバー 
ハーゲンダッツの バノフィー
2 décembre 2003
音楽の夕べ
本日の果物
・クリマンチーヌ
・コンフェランスと言う種類の洋ナシ
・りんご
食後の楽しみ
食後に 映画などを見ながら 置いておくと
知らず知らずに 食べてしまいます 
このクリマンチーヌは 日本のみかんよりも小ぶりで 甘くてとってもおいしいです。今 お店にでまわっているものは スペイン産のものと 酸味のある コルシカ産ものが多いようです
kareha.gif(264 byte)11月最後の30日は友人の招待で シャンゼリゼ劇場に ピアノのコンサートを聞きに行きました。コンサートといっても 12月1日のエイズの日を前に エイズ救済のためのチャリティーという主旨で 企画されたものでした。夕方から降り出した雨も 本格的になったにもかかわらず、たくさんの人で ほぼ満席。私達は 2階の上手側 バルコニーで とても よい場所でした。劇場の中は ローズピンクの絨毯に おそろいの座席 それぞれの縁取りが 金色で 全体を見ると まるで宝石箱のようです。仰々しい 始まりの合図のベルもなく すこし照明が落とされ 始まるのかな?という雰囲気の中で 静かに始まりました。まずは このコンサートの主旨に関する お話でした。とても わかりやすく 和んだ空気で これから始まる演奏が楽しみなる とても よい演出でした。年配の方々の挨拶も 日本なら お堅いお決まりの お言葉が 長々と話されそうなところも どの人も話しなれている様子で みんなが力を合わせて この問題に取り組んで行こうという雰囲気を自然に感じさせ 大きな劇場の 空気が一体になったような気がしました。司会役には 歌手でもあるという女性が 一役かって 演奏される演目のちょっとしたエピソードや 彼女の 楽しい話術で ますます盛り上がり 客席も 熱気で いっぱいです。途中の 休憩には ロビーで 私達皆に シャンパンを 振舞ってもらえ これ またご機嫌です。普段なら かなりのお金を払って 飲むのが普通なのですが 特別のようでした。グラスも ちゃんとした シャンパングラスで 一体何人分用意しているんだろうと また そんなことにも興味がわいてきます。休憩時間にトイレに 行っておこうと行ってみると ほとんど人はいなくて これには すこし驚きました。私の記憶では 日本のちょっとした劇場なんかで催し物かあるときの 休憩時間というのは かならずといっていいほど 女性用のトイレは 長蛇の列 休憩時間中にみんないけるのだろうかと心配になるほどの 人がいるのに対して こちらはほんとうにすくないのです。日本人は トイレが近いのかしらと 思ってしまいました。今回の演奏は 若手ピアニストがメイン。女性一人を含めて4人。はじめは2台のピアノでの連弾。休憩をはさんで 今度は4台のピアノで それぞれが1台のピアノを演奏し 最後は  4組の連弾で 8人の競演で ビゼーのカルメンの演奏。ピアニストの一人が席につくとき 用意していた楽譜が バラバラになってしまい あわてて 一枚づつ番号をそろえようとし始めると すかさず ほかのみんなは 時間あるから あわてないでと ジェスチャーで 伝え 微笑ましい場面に 見ている私達も 自分のことのように 落ち着いて!緊張しないで!と 思ってしまって、かえってそういう場面を そのまま 隠さず 全部みせていしまうところに 親近感まで感じられて これこそテレビにでは味わえない 生の音楽の 楽しいところだなという気がしました。この8人のピアニスト達が 息を合わせる集中力には 私たちまでもが ピアノに釘付けです。こうなると スポーツといいたくなるほどの たいへんなものです。演奏の前に どの曲にも 面白いエピソードが聞けて 聞く側にとっては ただ聞くだけではない 面白みも味わわせてもらえたのが 本当によかったです。私の好きな ラヴェル や ラフマニノフ の 曲も含めて 知らない曲が多く そういう意味でも 演奏を満喫できました。中でも 極めつめは カーテンコールのあとに演奏された 4人のピアニストが1台のピアノで ひしめき合って 弾かれた曲でした。8本もの腕が 交差され 楽譜を 片手のあいてる人が交代でめくり、そんなに押すなよ! もっとそっちにつめて!と 演奏の裏の 切羽詰った状況と演奏される曲のギャップが 笑いを誘います。自然ながらも 彼らの表情は 豊かで さすがアーチストだなと言う感じ。所々 2人になるところでは 残りの二人が やっと抜け出せた!といわんばかりに伸びをしたり 紅一点の女性を口説いているのか 客席側に一番近い席に座っている彼女の腰に手をまわしたり、ひそひそ話をしたり 演奏する中での 彼らの動きで 客席は笑いの渦でした。こんな楽しい ピアノのコンサートは 初めてでした。8時半に始まったコンサートが終わったのは 11時。雨の降り続く中 車から エッフェル塔を眺めながら 家に もどりました。  

地下鉄の広告
(右のトナカイと対になって並んでいます)
24日まで お買い得のお店の広告
サンタクロースがそりを磨いて出動準備中
 
いよいよ 僕の出番だ!
トナカイがスポーツジムで ウォームアップ中
首に巻いているのはタオル
6 décembre 2003
感動のパリデビュー



今日は 日本から ソロ公演のために 来ているダンサー仲間の舞台を見に行く日。彼女とは 15年近くの 付き合いになる。 私は 彼女が まだ学生服を着ていたころから 知っている。はじめは お互いに 同じスタジオで 習う立場。次に 私がそこで指導を始めたので 先生と生徒の関係。そして 彼女が 指導を始めたので 同じ指導者としての立場と いろいろ 立場は 変わりつつ つながりを持ち 始めの頃と変わらず 付き合っている仲間の一人です。ちょうど 私が フランスに くることを決める ほんのすこし前くらいに、彼女は 大阪を出て 東京で 自分を試してみたいと 決意し 一人 旅立ち、それ以来 お互いに 人づてに うわさを耳にするくらいで どうしているかなという関係だったのが このネットのお陰で 彼女の ホームページを発見して以来 やり取りが 復活したのでした。偶然にも そのときに 横浜で行なわれた ダンスコンクールで 賞をとり その 受賞をきっかけに フランスに短期研修に もうすぐフランスにくると聞き、偶然に偶然が重なったように パリでの 再会が 出来たのが今年の 6月。私にとっては このうえない うれしいニュースでした。今日は その彼女の パリデビューをする記念の 日と言うことになります。

と、ここまでは 公演を見に行く前に書いたのですが、舞台に 行ってまいりました。いやいや感動ものの 素晴らしい舞台でしたぞ。金曜 土曜と続いた舞台も ほぼ満席で熱気いっぱい!約2週間前に パリに到着した彼女も 本番1週間を前に 舞台でのリハーサルが始まり、その念入りな 打ち合わせに 連日みっちり 舞台に閉じこもりきりと言うのを聞いていたのですが、舞台を見て その打ち合わせが どれほど丁寧に行なわれていたかが わかるような 仕掛けが いろいろあり 最後まで 見ているものを 飽きさせず 集中させたというだけでも すごいと思ってしまいました。どうしても 身内の舞台を見ると ひいきめに見てしまいがちですが、今回 演じられた作品は 彼女も 何度かリメイクを繰り返しているらしく 洗練されていて完成度の高い作品だと思いました。すべての踊りが終わったあとの 客席は しばらく感動が 残っているといった 静かな状況で 一瞬 反応がない!と思ったのも 束の間 どこからともなく 拍手が始まり それがどんどん大きくなり ブラボーの声が あちこちから聞こえ始め 止まらないといった状況で たび重なるカーテンコールに 緊張の続いていた彼女も 感無量の様子で 涙ぐんでいるように見え 私まで グッと きてしまいました。今回 行なわれた舞台は 装置や いろんな機材が 豊富に揃っていることや フランス側の スタッフのアイデアも さらに組み込まれ 日本では 物理的 予算的に 不可能であったものまで 可能になるというチャンスもあって 本人も かなり満足なようでした。実際のところ日本で 舞台をするとなると まずは お金がかかると言う意味で そういう舞台装置や照明などにさかれる時間に どうしても しわ寄せきて短くなり 本番になって イチカバチカで 幕をあけるというのが めずらしくないので やはり フランスのように こういう打ち合わせに ふんだんに時間をかけて 舞台を作るという状況に 違いを感じずにはいられない気がしました。久しぶりに 真剣に踊りの話を 二人ですることができ、それも 私にとって とてもよい刺激になりました。日本で 一緒に 踊っていた仲間が こうして フランスに公演に来てくれる機会が たびたびあり 私としても そういう彼らを どこかで サポートできたらいいなと 思います。日本にもどる前に 一度家に 食事にと誘っていて 何が食べたい?と聞いたら やっぱり白いご飯だそうです。そういうもんなのですね。おいしいご飯と 魚の 煮付けがいいかな?
日本からのお土産
横に マッチ箱でも置けばよかった! これはジャンボサイズの 大箱入りです。
この箱は捨てられない。
Chouchou 2回目の登場
暖炉の前で
編物中の私と ミシュカ
オットのカーディガン製作中です。
クリスマスまでに できるといいけど・・・
万が一の場合は オットの誕生日が
1月7日なので誕生日プレゼントになるかも??
7 décembre 2003
12月の朝市
今日の青空
最高の お天気に しびれそうな 寒さ
花屋で売られているリース
手作りらしい暖かさの伝わるもの
伊勢海老
フランスにいて伊勢海老と言うのも 変な感じですが やはりこれは ご馳走と言う感じ
生牡蠣 いっぱい!
牡蠣の売っているコーナーは人でいっぱい
一つ二つ味見をして 箱買いというのが 一般的
kareha.gif(264 byte) 夕べから冷え込み始めていた天気は 今朝になるとさらに差し込むような寒さ。空を見上げると 見事な青空。今日は久しぶりに 朝市 と 魚の 卸売りの市に 行ってみました。ということで 本日の Topicsは 写真いっぱいでお送りします。どこかしら 日本で 住み慣れていた 黒門市場も ここパリの朝市も 市場と名のつくところには 共通な空気があって 懐かしくさえ感じます。どこもかしこも 人 人 人で 目的地にたどり着くのが 至難の業。活気のある人々の声に あおられながら お店を のぞいて 歩きました。目に付くのは やはりクリスマスツリー。今日から来週あたりまでに 買って 飾り付けをする家が 多いようで 車の上に摘んで走っているのもたくさん見かけました。  

ツリーが 売られています
私の背丈より低めの 150cm くらいのもので 
30ユーロ 4000円 くらい
プリプリ サーモン
年中おいしい鮭ですが、やっぱり年末は 日本と同じ 食卓に並ぶ素材の 定番です。
これが Lotte
日本でいう あんこうで ちょっと高めのお値段
kareha.gif(264 byte)魚の市場に近づくと その熱気も かなり前から伝わってきます。私は いつも お店が閉まる直前の さらに安くなるころを狙って 行くので 昼の12時近く。私と同じ考えの 主婦らしき人が 結構たくさんいます。普段は 数の少ない 伊勢海老や 高価な魚が 今日はいっぱい出ていました。
移動中
クリスマスツリーを車に乗せて 家路に。
コキーユ サンジャック
帆立貝も こうして 殻のまま買い 面倒な人は この横でまた列に並び下処理をしてもらいます
すこし高めの魚の並ぶ コーナー
分厚いビニールのエプロンに長靴の お兄さんたちが 手を真っ赤ににして さばいてくれます。売る側も 買う側も 興奮の戦い!
10 décembre 2003
なぜ こげなものが・・・



私達は 親日家と思われるフランス人のご主人と 日本人の奥さんという組み合わせの比較的 フランスに多いカップルではなく、オットは まぁ ごく一般的に 日本にも興味があるという程度の人で、彼の お母さんも 同じような程度で 私と結婚をしたことをきっかけに 以前よりは 日本に対して 意識をするようになったかな というくらいなのですが、今日 ここに載せた写真は 実は 南フランスの彼のお母さんのところに 初めて訪ねていったときに お母さんの家に あったものです。もちろん 私と 知り合う ずっと前から あったものなのだそうで そのとき私は かなり驚いたものなのです。こうしてみると、たまたま 伺ったお宅を さーっと 見渡すと 日本のものらしい品が 一点や2点は たいがい見つかるというくらい フランス人のアジアや 日本というものに対する 興味と言うものが 一般的であるというのが わかるような気がしますが、なぜか それらは まわりのものと 溶けこみきれず 完全にういている状態で どことなく怪しげな雰囲気をかもしだしながら 部屋の一角に 存在し この家の主は 幅広い趣味を持っているんだ! といいたげな でも それが 表面的なものであるに過ぎないために 実際以上に 安っぽく見えてしまっていることが 多いような気がします。そういう印象を思うと このお母さんの家にあったものは 贔屓目かもしれないけれど 日本人の私が見ても いいなぁーと思うような さりげない感じで もちろん 私が始めて尋ねて来るというので、それまでは タンスの奥にしまってあったのを 引っ張り出して 私を迎え入れようとしてくれていたにしても それらは 私にとって 本当に 思いもよらぬ 安らぎを感じさせてくれ これなら どこかで 分かり合えるかもしれないなどと それまで抱いていた 不安が いくらか ましになったような記憶があります。それにしても 用意してくれたベットに 富士山の柄の入った 毛布とは いやはや。懐かしいような 不思議な気持ちでした。日本の両親の 家に たまに戻って 今日は泊まってくという日には やはり 同じように 床を用意してくれているその暖かみと やはり同じなのですね。あたりまえなのかもしれないけれど 本当に ありがたいと思います。パリに 帰るときに オットの母は 私に この人形を 持って帰らないか?と言ってくれましたが 私は この人形が 綺麗だと思って 買ったというお母さんに持っていて欲しかったので、気持ちだけと言って いただきませんでしたが そのときの ほんわかした気持ちは 今も 私の 思い出に 残っています。
日本人形
昔 蚤の市で 見つけて 
綺麗だったので 買ったそうだ
富士山の柄の 毛布
人形よりも驚いた!!もの
19 décembre 2003



以前も 夢で 大量のカルピスの展示されているのを見たというのを ここに書いたことがあるのですが、この間 その第2弾 お菓子の タカラブネの シュークリームが いっぱい出てくる夢を見ました。それも 駅近くの お持ち帰り専門の 確かに今までにどこかで買ったことのなるような 店のたたずまいで 目がさめてからも 前回同様 余韻に浸ってしまいました。シュークリームの 皮の感じや 生クリームと カスタードクリームの混ざり具合 ちょっと大きめサイズで 大きな口にほおばる感じ 確か1個が 150円くらいだったような気がするけど 今も同じなのかな?それにしても ものすごい高級品と言うのではなくて ごく一般的レベルのおいしいものが 登場するあたりに 私の 生活レベルが ちゃんとあらわれているところが ほのぼのする。 前回に このカルピスの夢を見た話を ここに書いたことで そのころ 日本から旅行でフランスに来た人が 気を利かせて お土産に その夢にまで見た カルピスを 買ってきてくださった。この感動は 日本にいる方には 想像できないでしょう。もちろん こちらの 日本食料品店に 行くと 買えるものですが 日本から 直接持ってきて貰ったものとは 違いますからね。実は もったいなくてまだ飲んでいないのですが、ホットカルピスにでもして 近々 飲んでみようかと 思っています。(こんな書き方をすると 今度は シュークリームを 誰か 買ってきて欲しいというのを催促しているようにとれるではありませんか。こ、これは 決して 催促ではありませんよ。でも 余裕のある方 買ってきてもらえると すごくうれしいかも・・・な〜んて いい加減にしろ!! コノォー!) その方の なにか 日本のもので欲しいものは ありませんかと と言う言葉に ずうずうしいと思いながらも お願いしたのは サランラップと 入浴剤のどちらか。荷物になるにもかかわらず どちらも買ってきてくださって ほんとに うれしゅうございました。お陰で 毎日お風呂が 楽しみで仕方ありません。今まであまり気づかなかったのですが この入浴剤を入れると お湯が 柔らかくなって とても 居心地がよいのです。というか そういうことに気づかなかったのに 今回 それを使ってみて 違いがわかったという訳。サランラップを買っていて欲しいと お願いしたのには 少々驚かれて フランスには ないのですか?と 言われましたが、フランスにお住まいの方なら 誰も 感じずにはいられないことだと思いますが、こちらの商品の 品質が 非常に 悪いのです。切れが悪い上に 最後まで 箱が もたない。というよりか 切れが悪いことで 必要以上に 力をいれて しまうので 箱が耐えられなくなっているというほうがいいかもしれません。こちらに住む 日本人の奥様達の 間では 日本の サランラップの箱は 捨てずに フランスの商品を買ったときに 箱を入れ替えて 使用するのが常識というのを 聞いたことがあります。まぁそのくらい すごいわけです。いつも これを笑い話のネタに よく使うのですが、こういうことにいちいち腹を立てていたら 寿命が縮まると言うものです。セロテープの つきの悪さにもってきて、歯のところで ビロ〜ンと 伸びてしまって 切れてくれないし、牛乳パックにしかり ジッパー付と書かれた袋入りのものでも 説明どおりに 成功する確率は 非常に少ない。たとえば 箱型の ベーコンを 売っている容器も 四隅のうち 1箇所だけが 尖っていて 3箇所は 丸いカットになっていると 誰が見ても この尖っているところから 開けるんだな と 思いますよね。それが どう見ても 完全に 密封状態になっていて はがそうと がんばってみても 無理なのです。もう 製造段階での ミスとしか いいようのない ものが わんさか!!これらを集めると かなり笑えるものが あります。あたりまえのようですが しっかりと 包装されているものは 開けにくく 開けやすいと 売り文句にしているものは 実は包装不十分であったりしてしまうのです。最近は 腹を立てるのを 通り越して 新しいアイデア!使いやすい!と 表示してあるももに 異常に反応してしまい、ほんまやな? 絶対説明どおりになるんやな! とばかりに 試したくなっています。(単純!) このあたり 中身が ちゃんと あるんだからということで すんでしまう フランスの人と 至れり尽くせりの 心遣いをしている 日本人とは かなり違いを感じるというわけです。 
白のリース
サンルイ島にある 小さな本屋さんの
入り口にかかっていたリース
繊細なつくりで とても上品でした
窓際のクリスマス
小さい小さいヒイラギの鉢植え
23 décembre 2003
プレ クリスマス イヴ 
Le dernier SAMURAI
新春 1月14日 公開!

日本でも 今 注目の話題作で 賑わっていますね パリでは いよいよ 年明けに 公開です。期待しすぎても いけないと思いながらも 楽しみです
ウインドウ
サンジェルマンの 細い道に入り込んだ
たくさんお店の建ち並ぶ 一角の ウインドウ 
さりげなく 重ねたリネンが 美しい
広告
絵の展覧会の 広告
巨漢バレリーナの 姿が やたら目に付きます
冬場の カフェ
寒くても 外で お茶するのも すごいけど こういうものがあれば かなり 寒さが 和らぎます
この スタンドのようなものは 座っていると ストーブみたいに 暖まって 上のほうから暖かい空気が 流れるようになっています
kareha.gif(264 byte)今日は また写真いっぱいだよ〜ん

なんだか 気ぜわしい。忙しくないのに 気ぜわしい。といいながら チョコレートのトリュフを作った。久々の この感触。部屋中が チョコレートの香りでいっぱい。フランスに来て初めてと言うのもあって 今回は 1キロ だけにした。いつもは 2,3キロ 作るんだけど もし失敗したらまずいので 今回は 勘で 何種類かの カカオに etc(ひみつ!)を 組み合わせて 作ってみました。途中 テンパリングの最中に ちょっと失敗しそうで やばかったのですが 何とか無事にすみ いよいよ プレゼント用に ラッピング。こういうのは やっぱり好きだなー 楽しい! この日記を見たら AYAKO から 私にも とっておいて!と メールがきそうなので とりあえず 少しだけど おいておきます。これ読んだら 連絡してね! 年内は 保管しておくからね!( 隠れ掲示板に 変身! ちゃんと ホームページ読んでくれてないと ゲットできないぞー!なんてね。)
ラストサムライが 年明けに 公開されるのが 楽しみです。    

久々の トリュフ 作りました
3年ぶりです
材料になる カカオも種類が豊富なので バリエーションが いろいろできそうで 楽しみです。
自分で言うのもなんですが 
自分の作ったチョコレートが 
やっぱり 一番 おいしい!
で、つめるとこんな具合に!
トリュフの 大きさと うずらの卵が 
ほぼ同じだったのが よかった
!何でものもは 使いようだね!
バンザイ!
うずらの卵は クリスマスの オードブルにでもしようと思っています
どうしても捨てられない!
地下鉄を待っている間に 一枚!
私の靴
フランクフルトに 5年前に 行ったときに 買ったもの。びっくりするほど丈夫で 
よくがんばってくれています。
でも かなりくたびれてきたなー

なにか いいアイデアは?
トリュフを 詰めて 人にあげたいけれど 何に 入れようかと思いついたのが これ。うずら卵を 売っている ケース
壁掛け カレンダー
12月にはいるとこんなものを 部屋に飾るそうです。日付は12月1日から 24日まで 日付のところが一つづつ ポケットになっていて メッセージが入っていたり キャンディーが はいっていたり クリスマスまで 指折り数えて待つと言う雰囲気が つたわってきます 
今日の地下鉄
今日 地下鉄で 途中で乗り込んできた 
ミュージシャンは ベースと 
アコーディオンの組み合わせ
これは 初めてです。だって 場所取るもんね
ベースって! 軽ーく クリスマスメロディーなんか 混ぜ込んで いい感じでした。写真まで撮って チップあげなかったので ちょっと悪かったかな・・・
25 décembre 2003
パリが 一番 静かになる日



昨日の 賑やかさとうって変わって 今日の パリは 一体どこに みんな行ってしまったんだろうと思うような静けさ。7月に ヴァカンスにはいるときも 静かだけれど それとは 比較にならない。私は 予定が入っているので 朝の9時に 地下鉄に乗る。一車両に わずか 4,5人程度で 寒く感じる。日曜以上に 静かで カフェも 観光客などがいそうなところに わずかに開いているだけで ひっそりしている。これはこれで のんびり 歩いてみるものいいものです。いつも 早足で 通り過ぎていくと道を ゆっくり歩いてみる。古い建物を 見ていると タイムスリップしたような気持ちになる。パリには そんなところがたくさんある。今日 出かけた サンルイ島は その中でも とくに 古い街並みのままというところがたくさんある場所で 映画の撮影に よく利用されるだけあって 見ているのは 面白い。ときには その撮影用に 古い馬車や 昔のコスチュームをつけた俳優さんが ふと 細い道から 出てきたりして 驚いてしまう。もちろんそれは ごく たまにでしかないのに 一度そんな 経験をすると また 出会うのではないかと ちょっぴり 好奇心がわいたりする。本当にそんな感じの場所です。用事も 昼までには終わったので ノートルダム寺院まであるくことにする。せっかくだし ついでだから 寺院のなかへ はいれるようなはいってみようとあるき始める。行きは ひと気のなかったサンルイ島が 昼には 取り残されたような 日本人観光客が 何人もいた。寺院に近づくと 賛美歌の 歌声が聞こえてきて クリスマスムードが漂ってきます。さすがにここには 多くの人が 来ていて まわりのカフェは賑わっています。焼きたてのクレープの湯気が 暖かさを 感じさせます。寺院の中に入ると パリ市民は 中央の ミサを行なう場所に 観光客は まわりにつくられた 通路を通り 見学できるようになっています。いつも 教会にはいると 何かに包み込まれているような 安心感を感じる。当然 構造上に そういう意味を含め 考えられて 寺院と言うものが 建てられているのだと思うけれど 宗教に関係なく 人が ごく自然に感じるものとして 計算されているところは すごいことだと思うし、それが 何百年も前から 変わらないのだからすごいです。ふと 日本のお寺の構造を思い浮かべてみる。教会とは逆に 妙に 風通しがよく 凛とした緊張感があり 私には 余分なものが削ぎ落とされ 自分の体と魂が そこに息づいている現実を 静かに感じ取ることができる空間があるように思える。まさに この違いは 西洋と東洋の文化の違いそのもののような気がする。個というものの受け止め方の違い。私の中で 何度となく ぶち当たる壁は 大なり小なり こういうところから来ているのであろうと あらためて感じた 今年の クリスマスでした。
ノートルダム寺院の中
集まる視線
ノートルダム寺院の中
司祭のお話
 
十字架の前のともしび
ノートルダム寺院の中
左側の写真が 中央部分で この写真は その サイドの 通路になっているところ
ノートルダム寺院の中
左側の写真が 中央部分で この写真は その 右サイドの 通路になっているところ
 
28 décembre 2003
今年も 1年が終わろうとしている



あなたの 中殺界の時期も あと 4,5日で 終わりだよ! あまり 自分の悩みを人に話さない私が 彼女に いろいろ愚痴ってしまった後の ひとこと。これの言葉が思った以上に 効果があったようで そう考えるとな〜 という気がしてきた。来年から 3年間は 上り調子で よくなっていくそうだ。だから 今日は28日 ということは あと 4日で 私の 運が まわってくるらしい。そんなに 線を引いたように 変わるとは 思ってはいないけれど 今年一年の苦労 形に なってくれなくちゃ もともこうもないといったほうが 本音かな? でも 去年も そうだといいなと 思って いいことありますようにと 祈っていたのに・・・なぁ・・・・ 今年 一年 悪いことがあったわけではないけれど、夫婦共々 いろんな意味での転機で そのための準備期間であったことには 違いないが それが結果として 形になるところにまで たどり着けなかったのが 言ってみれば 少々 精神的に 大変であったかな というそんな 年になったように思う。私も こっちの生活にも 人にも 慣れてきたところで 本来の私が そこに存在するためには 工夫しなくてはならない いくつかの問題が 具体的に見えてきたとも 言える。マイペースとは ある意味 人のペースも どこかで受け入れなくては いけないというふうに考えると なかなかこのフランス人のペースと言うのが つかみにくいことに 一番苦労する。そこで 割り切るという作業を やむを得ずやらねばならなくなってきた。じゃぁ その どのあたりで 割り切るか! 今 時期は そういうところにきているような気がする。自分の年も考えると それなりの経験もあり そういう意味での自信は ある。結局 そういうところで 頭を打っている。主張することはできそうだが 相手をどう受け入れるかどうかとの 兼ね合いが これからの自分の進んでいく方向を決めるような気がするので どうしても 慎重になってしまう。このあたり 自分の性格が でているなと思う。計画を立てて 状況を判断しながら 表面上の ことなどにはさほどこだわらず 受け入れて 変化をしながらも 根本部分は どうしても譲れないという頑固な ところ 今までもそうやってきたし 自分でも納得できているところで 今の自信が 成り立っているとすれば その姿勢を 今さら変えるということは どうしてもできない気がしてしまう。こんなことを 書いていると 私もこんなふうにものを考えるようになってきてるんだな と あらためて思う。人生 そのときその年齢で ものの見方も 感じ方も 微妙に変化していることを 感じ、私は それを 生きている!と言うと大げさかもしれないが 今の自分を 感じられることに うれしさを その一方で 感じているのも ほんとうだ。唐突だが それにしても パリの 青空は 美しい。一年のどの時期をとっても 無条件に 美しい。大きな深呼吸をすると それまで考えていることも 忘れてしまいそうになるくらい。不思議な 街だ。やっぱり それでも 私は パリが好きだ。この先 何十年かすると このパリの空の下で 炭火で焼いた秋刀魚が普通に 食べられるように なるんだろうか などど たわいもないことを 青空を見上げながら 考えている私。 
台所の窓から
通りをはさんで お向かいのアパルトマン
朝は起きたてに 目をこすり コーヒーをたてながら ここから 今日のお天気は?と 見上げます。 
おいしそうな!?エッフェル塔
近くにあるパン屋さんのひとつ。
ここの店構えが 一番おしゃれで 好きかもしれない これは マカロンで できた エッフェル塔
建物の壁面
いままでも 何度となく紹介している 壁面に書かれた だまし絵です。
だまし絵
これはうちのすぐ近所です
左の マカロンのエッフェル塔のある
パン屋さんが この先にあります。
BONSAI
そのまま 日本語読みで 盆栽だけれど フランス人が読むと ボンザイ と濁る。BONSSAIと を 2つ続けて 書くほうが正しい。これは近くの 盆栽専門店 はじめは 小さな店構えだったけれど 最近は ずいぶん繁盛していると見えて 立派になっている。私もお目にかかったこのないくらい立派なものがある。聞くと お店のご主人は 買う人に対するアドバイスも 初心者には 欲しくても むずかしいものは 売らないとか。フランスの 盆栽ブームは 浸透しているようだ。
オリーブオイル専門店1
健康にもいいことで知られる 
オリーブオイル 
ここはその専門店 
ちょっとおしゃれでしょ?
夕方 5時半頃 ちょうどこの通りは 
西側に面しているので 日が差し込み 
とても美しいのです。
オリーブオイル専門店2
シャンデリアに見えそうな上から吊り下げられているものは たくさんの小瓶に入ったオリーブオイル。商品を見せるという点では 一石二鳥の 素晴らしいアイデアだと思いませんか?
光が反射して 効果満点です