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毎日出会う 
人 もの そして自分 
いいときばかりではないけれど 
いつも 素直な気持ちでいたい 
そんな思いを込めて 


30 Juin 2004
姫 復活!



前回の Topicsで ミシュカの具合が 悪いことを書いていましたが ようやく 食欲も出てき始め 徐々に元の状態にもどりそうな状況になってきました。思ったより長くかかったなーー。かなりきつかったようです。ほんとうに具合の悪い時は 私達から すこし 離れて 迷惑をかけないようにしているように思える。少し良くなると そばにいたいらしく 身を寄せてくる。でも こちらから かまうと いやな様子。私も 適当に知らん顔して 一緒にいると 嬉しい様子。元気になってくると かまって!かまって!の連続で 逆さにしても ぐるぐる回しても ゴロゴロ喜んでいる。これが うちのミシュカの 健康な状態。微妙に 体調によって お互いの距離間を 保っているようだ。まぁ それにしても 元気になって ほっとした。明日あたりは 仕事から帰ったら 入り口で待っていてくれそうだ。よかった よかった。

フランスのバーゲンについての 少し詳しい内容というのを 見つけたので ちょっとそのことを。
フランスでは 細かい規定があり ソルド(バーゲンのこと)は開始日と終了日が各県の条例できっちり決められており、自分の店だけフライングしたりするのは違法行為である。決められているのは日時だけではなく、ソルドにする商品はソルド以前にさかのぼって一ヶ月以上店頭で売られていた物に限る、とかソルドの商品は元の値段がわかるようになっていないといけない、など結構細かい規則がある。だからソルド専用の安物をいかにも安くなっているかのように見せて売ったりするのは違法である、そうだ。でも いろんな手を使って それと見せかけた売り方で しのいでいる店も 正直たくさんありそうです。この ソルド前日は値札付けで店員も残業するところが多い。店によっては1週間くらい前からソルドの値札をつけ始め、「赤表示の値段は6月23日から有効です。それ以前は黒表示の値段ですのでご了承ください」などとしているところもある。残業の人件費を浮かせるためなのかもしれない。 かなりセコイなー!
パリでは23日からスタートしたソルドもフランスの南部ではまだである。南部ではまだまだ夏物は値下げしなくても売れるのでソルドのスタートもパリより2−3週間遅いのが通例だ。また、すべての商品が値下がりするわけではなく、バカンス先の南仏で水着やサンダルを安く買おうと思ってもほとんど値下げ対象外だったりする。 最近感じるのは、ソルド期間以外にもなんだかんだと値引きセールが増えたなあということである。「ソルド」という言葉は上記のソルド期間しか使用してはいけないので、それ以外の時には「promotion」など他の言い回しを駆使してなんだか年がら年中セールをしている。日本だと 年中 店じまいセールをしているところがあったりするのと 同じようなものかと 思ったりする。 ちなみに2003年の調査ではソルドでの出費は女性より男性の方が大きかったという。男性はソルドで頭のてっぺんからつま先までを揃える傾向があるのだが、女性はソルドで買うのは「プラスアルファ」のお買い得商品であることが多いからだそうだ。


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私のおなかの上
ぼーっと 一緒にうたた寝中


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上達 しているかな?
調理場にいると 包丁を使う音で 状態がわかるらしく 素材によって 包丁の持ち方を使い分けるように 言われる。家庭で料理をしているだけだと 自分の癖や 目の届かないことがあっても 指摘してもらえないので どんどん自己流になっていくことになるけれど こうして 仕事として 料理をしていると そういうことをいってもらえるのは 知らなかったーーという 新鮮なものがある。こんな きゅうりの 薄切りは スピードを落とさず 一気に 切れるようになってきた。やっぱり 数をこなすと言うのは 大事なことのようだ
23 Juin 2004
誘惑に 勝てず・・



なんてこった! きのうの Topics で バーゲンに 行くエネルギーが 私には ないなんて言いながら、今日のバーゲン初日 買ってしまった! ではないか! そんなつもりなかったのになーー・・・・。でも 言ってた良質のタオルなので きっと 長く 活躍してくれることでしょう。シンプルなベージュのものと ボルドー色と紫で 地模様のように花柄の入ったもの。こういうものを店で買う時は つい 店のディスプレーに ごまかされて 自分の 家の状態を忘れがちになりますが 長く使うものは やはりじっくり 選ばなくてはいけませんね。わたしは シンプルな 織りで 両サイドに ラインが 数本入っているものと 色物の方は 少し寒い時期に 毛布代わりにもなりそうな 大きいサイズの 物を選ぶことにしました。興味深いのは ほかの マダム達がどういうセンスで 品物を選んでいるかと言うところです。みんな ほんと しっかりしてますね。主婦業プロ!です。店員の 誘惑にも 迷わされることもなく 着実に 自分のイメージを 実現に繋げていきます。風呂場の色や 現在 使っているタオルとの バランスなど かなりしつこく 状況を説明をしています。(わかるでしょうか? こういう対応をされている間 他の人は ずっと待たされるわけです。根気いります。で、私は ただ待つだけだと 面白くないので 人間観察をする訳です)その一人は 最終的に 絞った グレーと 落ち着いたブルーで まとめ買いしていました。その色の感じ なかなか お洒落でした。買い物を しなくても こちらのマダム達が どういうふうにこのバーゲンを活用しているのかを 見るもの 勉強になるなーと思いました。いいものが 安く手に入る これぞ バーゲン! たるもの。



一昨日くらいから ミシュカの様子が 良くなく たびたびもどしたり 不安そうな声で うろうろ家の中を 歩き回ったり 気になっていました。昨日 かかりつけのお医者さんに 予約を取って 今日 旦那が 車で 連れて行ってくれました。それほど 重症ではなかったそうなので とりあえず安心。毎年 打っているワクチン注射をしてもらい 薬もらってきました。今は おとなしくしています。今日は 食べてくれるかな・・元気にな〜れ! 


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今日の お買い上げ!
使用前に 30度のぬるま湯で 洗ってください! ですと。では 今から 洗いまーす。


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早く よくなれ!
抱き上げても 力がなく 少しぐったりしています。
今日が山かな?
22 Juin 2004
バーゲン シーズン



いるぞ! いるぞ! パリでも バーゲンで賑わう場所には 必ず 日本人のバーゲン目当ての人が 地図を片手に うろうろしているのが 目に付きます。同じ日本人だけど そういう手の情報には 全く うといので そういうのを見ると 感心してしまいます。住んでいる人より 良く知っていそうです。夕方あたりには いくつかの紙袋を束ねて カフェで 一服しているというのも 見ます。思わず おつかれさん! と声をかけたくなってしまます。やっぱりそれだけ魅力があるんでしょうね。ついつい 私なんかは タオルとか 生活用品などで 質のよいものが あると 買っておこうかなと思うくらいで だめですねーー。全くそういうエネルギーが 今は沸いてきません。あおられるような雰囲気の中で 選ぶと言う作業が どうも わたしは苦手なようです。でも、今日は そういうバーゲンの店では なかったけれど 安くて 丈夫そうで かわいかったの 3拍子が 揃っていたので これ 買いました。(↓ 下の写真)鍋つかみです。3年使って ぼろぼろになっていたので もう惜しくはありません。これで また 料理が 楽しくなるなら 言うことなしです。これ 2つで 6ユーロは 安いです。


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鍋つかみ
両手で 使えるようにと思ったけど 
これって どっちも右手用? まっ! いいか!



と ここまで Topics を書いた状態で オットの店に 足を伸ばし 様子を伺いに行くと やっぱり 手伝うことになってしまう。今日は フランス 対 スイス戦 で 試合の始まる 夜 8時45分 には もう満席で みんな 大きなスクリーンを前に 今日の試合の行方に関する うんちくを述べ合っている。女性も 子供もいる。私の仕込んだ イタリア麺を使った ニース風サラダの売れ行きが なかなか良く 好評なので ほっとする。まぁ こう言うときは 真剣に 食べてくれているわけではないだろうからと 反応は期待していなかったのだけれど やっぱりうれしい。で、またがんばってしまうのです。試合 前半で 割りに早い時点で フランスが 1点 それを 追うように スイスも1点と 熱い戦いが続く。後半で フランスが 2点を獲得し 3対1で 無事何とか 勝つことができたが 相手のスイスも かなりの攻撃力で 一時は 負けそう! な 気がしたが 良かった。これが 店の 営業に 大きくかかわってくるので そういう意味でも 重大なのです。パラパラと 小雨の降り始めた中 家路につきました。でも 店の方の盛り上がりは まだ 続いているようです。さぁ フランスはどこまで 勝ち抜いてくれることでしょうか 見守りましょう! 
こんなこと しちゃいました
人の家に お手伝いに行ったら 帰りに お弁当いただきました。 にぎり寿司弁当です。せっかくなので セーヌ川のほとりに出て、いただきました。にんまり・・・。でも 観光船が ひっきりなしの通るので ちとばかし はずかしかった・・
玄関の扉
先日も この場所の写真を 載せましたが 全体が 見えにくかったので 撮りなおしました。建物に入ると 夏は 涼しく 冬は 暖かいので 余計にほっとします。
13 Juin 2004
燃える夜



今日は サッカーの イギリス対フランスの暑い戦いがある日です。オットは 早くから なんとなくそわそわしています。もちろんその 試合のことがあるのですが それだけではなく 実は オットの店には 大きなスクリーンを壁に取り付けられるようにし その試合の様子を 映し出すシステムを 増設したのです。本人が 仕事中でも 試合は見たい!という気持ちから とうとう実現してしまったといった方がいいのかもしれませんが・・。まぁ 男の人って ほんと子供みたい!と わたしは ポカ〜ンと 口をあけてみています。ほんとに 好きです。あんなに夢中になれることがあって 羨ましいです。
アパルトマンの入り口
まるで囲んだところを拡大したものが 
上右の写真のプレートです
写っている人 ちょっと邪魔! といいたいところですが これ オットです。



パリには こうして 建物の入り口に いろんな人の生家などを 示した場所が たくさんあります。小さな路地を 入ると まるで映画のような 光景を 普通に見ることができます。石畳には 馬車の通った跡が残っていたり 時間の止まったような 場所に出会います。どこかから 剣士が 馬にのって 現れそうな・・
 不思議な魅力のあるところです


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 Edith Piaf の生家
私達が 何かおいしいものを 食べたいというときに必ず来る タイ料理の店が 19区に あります。そのお店に行くまでの とおりに Edith Piaf の生家があります
Paris 19区
Edith Piaf も この景色を見て 
生活をしていたんですね ここは長い坂道になっていて、わたしの住む15区は パリで 正反対に位置し遠いにもかかわらず エッフェル塔が 望むことができます。それだけ この19区は 高い位置にあるということですね
ちょうど この写真のアングルは 夕日の方向になるので 夕方に見る 風景は 格別です。
08 Juin 2004
いつものバスが・・



去年の猛暑での影響か 暑くなり 日差しが強くなると ただ単に喜んであちこちで 肌を剥き出しにして日焼けを楽しんでいたフランス人も さすがに 去年みたいなことならないといいけど・・という 不安がどことなく感じられます。暑さにたいしての対策も ちょっとした会話のなかにも出てくるようになりました。今日は それで 午後の 一番暑い時間帯に バスに乗るのに 暑さを覚悟していたら なんと! このバス 私がフランスではじめて出会った 空調設備付の ものでした。涼しいとまではいきませんが 汗をかかずにすむ程度の 程よい温度で 乗ってくる人の表情も ほっとしている感じ。今年は あちこちで こういう設備が備えられた場所が 増えていることでしょう。フランス人の友達が うそかほんとかわからないけど 今日話していたことには 病院では 遺体を収容しておける霊安室を増設しているところが多いらしいというのです。亡くなるまでに できることに 目を向けたほうがいいのではと思ってしまうのですが、まぁ これもひとつの現実なのかもしれませんが・・ 今日も パリは ガンガンのお天気です。30度には なっているんじゃないかな?


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公園のお手入れ中


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トロカデロ広場
セーヌ川沿いのエッフェル塔から ちょうど 向かい側正面にあるトロカデロ広場 長い間かかっていた 修正工事が ようやく終わり こうして エッフェル塔が 見えるようになりました。トロカデロ広場といえば クロードルルーシュ監督のフランス映画「愛と悲しみのボレロ」の 有名なワンシーン 今は亡き ジョルジュドンが  ボレロを踊るシーンが 思い出されます。ちょうど その撮影をしているとき 私はパリに住んでいて それもこれと同じように 練習の通うために乗ったバスで この場所を通過していました。ものすごい人数の撮影のスタッフが ここを取り巻いていて すごいことになっていました。懐かしい・・
世界のKUBOTA
いろんなところで 工事に使われている車は このKUBOTAのものが とても多いです
07 Juin 2004
知らなかった自分



あーー!やっと休みだぁ〜。日曜が待ちどうしくなって仕方がない。やっぱり時計を見ないで 行動できるというのは もうそれだけで 気分が 楽になるものです。それに今日は 今年始まって以来の 気温で 28度まで上がり さわやかな風が程よく肌にあたるのが 気持ちいい。夕べは オットの店に 仕事が終わってから(夜の12時前)ぶらぶら行ってみる。明日は休みだし ちょっとお酒でも と軽い気持ちで 出かけると この私のホームページを 見てくださっていた日本の女性が お店に 遊びに来てくださっていました。何度か メールでお話をしていたのですが これが初対面ということになりました。今までにはないちょっとした感動です。はじめてという気がしないのも 不思議なものです。ついさっき 意気投合したというフランス人の男性2人と 一緒に 来てくれました。片言のフランス語と 英語で じゅうぶんに会話が成り立っているようでした。やっぱり 日本人の女性は もてるね!感じのいい男性二人でちょっと安心! いろんな下心が見え見えの人も 多いので 気をつけないとね。で 話がどんどん弾み 結局は 私は 彼らからの質問攻めになってしまいました。日本という正反対といっても過言ではない異文化の国から 離れて 異国に住むという経験は 憧れていても なかなか 決断はむずかしいものだと思うけれど・・ というような内容の話から 私が今 感じているフランスやフランス人に 対して感じることなどを 私も 包み隠さず 正直な気持ちで いろいろ 話してみました。(この Topicsで書いているようなことなど)少し前なら この複雑な自分の気持ちを 表現することは難しくて あきらめていただろう内容も お酒が入っていたせいか 普段思いつかない 表現が 自分の口から出てきたりして どんどん会話が面白くなっていくのが うれしい。途中で オットも 仲間に入って みんなで 楽しい時間を過ごしました。その日本から来てくれた女性は しばらく何ヶ月か パリにアパルトマンを借りて 滞在するそうなので また  一緒に 食事でもできるといいなと思っています。普段は自分でも気づいていない 仕事や 人間関係の しがらみから 開放されたという印象の 彼女から感じられる はじけた明るさが 昔の自分を 思い出させる瞬間が何度かあり 懐かしい気持ちになりました。きっと 私もこんなふうだったんだろうな ・・。こういう印象を抱く自分も また新鮮な気がしたりして。 
マニキュア
庭で マニキュアを塗っていたら、上から 同じ色の花びらが はらはらと落ちてきました


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いつもの店の 新製品
ケーキをいつも買っているお店で 発見
季節の苺をいっぱい使った ミルフォイユ


* この お菓子 日本では ミルフィーユと 呼ばれていることが 多いようですが 正しくは ミルフォイユと 言います。Mille filles (千人の女の子)Mille Feuilles (千枚の葉っぱ)全然意味が違うので 皆さん 気をつけましょう!
アパルトマンの入り口
これが私のアパルトマンの入り口
かなり重いので グッと力を入れないと開きません。市場でたくさん買い物をしたときは 大変!