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毎日出会う 
人 もの そして自分 
いいときばかりではないけれど 
いつも 素直な気持ちでいたい 
そんな思いを込めて 


02 Février 2004
3年間の沈黙



ほぼ 1週間 この Topics の更新をしなかったのには 理由があります。今年はじめにも書きましたが 悶々と過ごした3年間から開放され いろんなことへの実行へ向けて 動き始めたからです。それも ひとつではなく 3つのことが同時に 進展しています。なんで 一度に こういうことになってしまうの?と思いながらも これは嬉しい悲鳴です。この1週間 緊張と 嬉しさ 新たな好奇心と 気持ちも大きく動き始めました。この新しい生活のペースに 慣れていくのに 毎日 少しずつ 焦らずにと思いながらも 若いときとは違い それなりの人生経験もあるわけですから そこで 一工夫してみるのも 今までにない やりがいの感じられるおいしい部分です。すごく大変な 状況にありつつ 気持ちは 青春している。きっと 本気で これは何とかしないといけないと 切羽詰っているのも それに反動をつけいるんだろうと思う。自分から進んで何でもやってみる、そこに 今までの経験生かして プラスアルファーしたい、 今は そんな感じです。ちょっとしたことで しぼんでいたら ぺしゃんこになってしまうような部分もあるので 正直 気が抜けません。私のポイントは 自分にできる精いっぱいを 思い切りやること! これが 私なりのストレス解消でもあります。頭を使ってばかりになりそうなときは、身体を動かして 少し 気分転換、そして また 頭を使い 慣れてきたら体をというふうに 両方動かすと 終わった後に 疲労感と共に 充実感があります。家に戻ると 夜は ゆっくりお風呂に入って バタンキューです。ちょっとなつかしい気さえします。これも まだはじめだからなのかな?と思ったりするけれど、多分これは性格のような気がします。始めての 仕事という緊張感はあるけれど 仕事に対する 姿勢という意味では 今までも ずっとそうしてきたことだから とりたてて大変ということもありません。 ここに書きたいことが 山積みなのですが 今はまだ ちゃんと整理できていないので 支離滅裂になりそうです。とりあえず 展開し始めたこれらの 動きが さらによい方向へと向かうように がんばりたいと思っています。詳しい内容は また徐々に ここに書いていこうと思っています。
神様!どうか上手くいきますように 見守ってください!

明日は 節分 !  
みんなで いっしょに
鬼は外 福は内!
思い出
テレビに映るこのおじさん 知ってる この人
忘れてはいません。私達の結婚式に来て下った オルゴールを聞かせてくれる人です。パーティーを 盛り上げるのに オットのアイデアで お願いしてきてもらいました。
パリといえば・・ というあの音色です。
05 Février 2004
その人の日常



新しいことをはじめるとともに 当然 新しく人との出会いもあることになります。今 これまでに 私が接することのなかった種類の人たちと一緒に仕事をすることになって これもまた 面白い発見があるもの。その中に フランスで育ったという日本人の20代の 男性が 2人いる。全く日本語には不自由ないので 当然 私と同じような日本から 来たのかと思ったら その2人が 日常会話をするときには ぺらぺらと フランス語で話しているのが 私には どうも滑稽に思えたりする。そうか 彼らの両親が 日本から フランスに移り住み 彼らは その2世ということになる。聞くと そういう日本人は 今は結構たくさんいるという。そうかもしれないと想像はしていても 実際に目の当たりにすると なるほど・・・と 言う感じがする。一人は 大学生で 何を専攻しているのかを聞くと 僕達は 考え方まで フランス人とまではいかないので 文科系の専門は むずかしいのだそうだ。私は 即座に 逆にそういうところが面白いのではないかと 聞いてみたけれど そう簡単な話ではないらしい。彼らは 会話には不自由ないけれど 日本語を書くということになると むずかしく フランス語になってしまうらしい。(ちょっと羨ましい気がする・・・)今は情報の社会といわれている中で 世の親たちは 子供が 自分達だけではなく テレビや ラジオ 今は インターネットの世界などから たくさんの情報が 無条件に 手に入ることで 自分達だけでは 手におえない影響を受けているという 不安もあるのではないかという気がするのですが、彼らと出会ってみて それでも やはり 社会の一番小さい単位 家族 というものの 影響が 一番大きいのかもしれない気がする。いい意味でも 悪い意味でも  家族という単位から 子供達は 一番初めに いろんな智恵を見につけていくのだということに目を向けるべきなのではないかという気がする。何かが 起こったときに つい責任のなすりつけをしてしまいがちな今の風潮に対して それぞれが 自分のすべきこと に 目を向けなくてはいけないのかもしれない気がする。 そういう彼らと 接するというのは いろんな意味で 勉強になる。
私もいつまでも 頭を柔らかくしておきたいなと思う。
そういう彼らに ご両親の年齢を聞くと 私と同い年だった。・・・・・・・・・・・・ う〜〜ん・・・
ハーゲンダッツの 新メニュー
こういう メニューは
日本でも あるのでしょうか?
フルーツと アイスクリームの 
チョコレート フォンジュ
 アメリカ人の観光できているらしい女の子の集団が この前で わぁ〜食べた〜い! と叫んでいて お店の人に 金額を聞いて あんまりお高いので 
がっかりして とおり過ぎって行きました。
09 Février 2004
春の日ざし そして・・・



仕事を始めて 2週間。今日から 約10日間ですが 私の働いているところの年2回あるヴァカンスのひとつあたるということで お休みになります。やっと少しなれたところだったので休んでしまうと また 振り出しに戻ってしまうのかという不安も あるけれど 久しぶりに 時間を気にしないで 過ごせるというのは やっぱり 嬉しい。でも 朝は 習慣になってしまって いつもどおりに目がさめてしまう。 ここ最近の天気は 不安定ながらも春の日差しを感じさせる 柔らかい光で 花のつぼみも膨らんできそうなそんな感じです。
そんな お天気とは 裏腹に おととい事件が起こりました。私のちょっとしたすきに やられてしまいました。そう!クレジットカードを 盗まれてしまったのです。でも 運良く 私の銀行口座を作った場所の横だったのと 土曜日も午後の4時15分まで あいている店だったのが 幸いして 盗まれて5分もたたないうちに カードを ストップできたので 結果的には 被害は 免れ またひとつお勉強させてもらったというお話。ちょうど 自動現金引出し機から お金を引き出して カードを 取ろうとした瞬間に 声をかけられ あなたのカードは 出てきましたか?という質問で 油断している間に その本人が 私のカードを 抜き取ったようです。これはかなり 巧妙で 自分も被害者だと装ってくる テクニシャンのようでした。あとで冷静に考えると そんなことがある訳がないのですが とっさに動揺しているときの人間の心理というのは こういう些細な矛盾を冷静に捉えることがむずかしいものなのでしょう。その犯人は 
20代で きちっとしたスーツ姿でネクタイまでしていて 自分も今 この機械でお金を引き出そうとしたら カードがもどってこなかったんだ でも こういうことが起こる可能性は 結構あるんだけれど 来週の月曜に この銀行に来れば 解決できるから心配いらないと言う。そして それでも 疑っている私の表情を見て 自分はここの銀行のものだという。(そんなこたぁ〜 ある訳がない!)だから自分の名前をここで言ってくれたら 自分が対処するから心配いらないとまで言う。私の ほんの1秒のすきに カードを抜き取ったことを その場で指摘することが できそうになかったことを思うと 今回の私の対処は 被害にあったとはいえ正しい処置だったと思う。なにかの手がかりを本人にさせないと思い 本人に 名前と 連絡先を 頼んで書いてもらい 私は 別れてから 即座にその番号に電話で確認。全く知らない人にかかり 思ったとおり その本人が でたらめに書いた 番号だといううことが すぐに わかったので すぐにカードを 止めなくてはと 時計を見ると 午後4時10分。閉店5分前。それも 私が口座を作った銀行なので 何とかなるだろうと 飛び込み 受付へ事情を話すと こちらに自分で連絡をして下さいと 電話番号を渡される。カードを止めるのは 部署が違うのか!と 半信半疑のまま できるだけ早い処置をしなければと 連絡をとり 自分の口座番号をいうと ここでも あなたの番号は こちらで確認できませんとくる!ヤバイ! そこでも そんなはずはない もう一度調べてくれと頼む。でも その相手は こういうことは ありえるので 心配しなくても 大丈夫だという。??? (フランス人の心配いらないという言葉が信じられなくなっているわたし)今連絡のあった 日付と時間を あなたの 口座を作った銀行にFaxで そのことを 証明する書類を送るので それ以降に引き出されたものは 無効になるからと説明がある。でも そのFAXが その銀行に届いているかどうかを あなた自身が もう一度確認してほしいという。でも 私はその銀行の中から電話をかけているんです! というと 相手も ???と 反応が おかしいので それなら 直接 そちらで カードをとめられるはずだという。私は 今ここにいる銀行の人と 代わって話してもらえますか?と頼むと もちろん 代わってくださいといわれ 電話を渡すと はじめに私に 相手を受付の女性は まだ いろんなしくみを理解していない人だったようで 近くにいた女性が もう一度電話を取り話してもらうと その作業は この場所で 即座にできるものだったということが判明! 電話をした相手も その私の目の前にいる 受付の女性に ちょっと 文句を言っている様子。本人が その場にいるのに 何をしているの!といった感じで 受付穣も ちょっとふくれっつらになっている。そんなこと聞いてないもん!といいたげな表情。最終的に 手なれた銀行の 女性が 目の前で 確認 わずか1分も立たないうちに処理ができたというわけ。私が最終的に カードを使った記録で 犯人がお金を使った形跡もないことが確認できて わずか 5分足らずの間に 4人の人間を相手に すったもんだの 騒ぎでした。カードを再発行するためのお金が 少しかかるとは言え 閉店前5分それも その銀行が 月曜が祝日ということを考えると この5分遅れていたら間違いなく 土曜・日曜・月曜と3日間の間に 犯人は お金を引き出していることだろうと思うと 危機一髪でした。こういう手口は もちろんそういうことを計算してのことで 最近は フランス人も たくさん被害にあっているらしいのです。まぁ お見事!と 感心もしてしまう私。いつも思うけれど そういう智恵が 働くなら もっとほかのこともできるだろうにね。こういうことがあった直後というのは どうしても まわりが信じられなくて みんな 疑ってかかってしまうところが悲しい。でたらめの電話番号を書かれた 相手の おじいちゃん 申し訳ない。何度も かけてすまなかったなぁ。すごく弱弱しい声で なんとか必死に声を出してくれているみたいな感じで 怒りもせず 多分お間違えになっていると思いますと 丁寧に言ってくれたんですよね。

そして 落ち着いたあと 気が付いたこと。
私のフランス語が かなり上達しているということ。
やっぱり切羽詰るって すごいことだ。
みんなも気をつけてね! (特に Paris在住の方)
パテスリー
つやつやの焼きたてのパテスリー ここのお店は 今人気で ティールームも それほど高くなく パリらしい雰囲気を味わえる素敵なお店です
マカロン
これも同じ店
表紙のマカロンも同じです
またもや お邪魔虫
パソコンの前に
立ちはだかるミシュカ
10 Février 2004
夢の実現に向けて



仕事をしているときのほうが かえって ほかのこともはかどると言うのは きっと私だけではないでしょう。たまの休みだから ゆっくりとしたいというのもありますが 仕事をしていると できないことを このときを機会に実行したい 今日はそんな感じです。幸い お天気も 肌寒いものの とてもよくて 嬉しいです。昨日 久しぶりに知り合いから連絡があり 今度の土曜日に ご主人の誕生日で 人を家にたくさん招くので 料理を作って欲しいといわれています。料理好きが 高じて 時々こうして人お宅の料理を作ることがあります。今回は 15人ほどのパーティーで 本格的な料理ではなく ビュッフェ形式で 皆が取り分けて つまむといったものが お望みだそうです。以前にも 作った料理が おいしかったということで 鯖のきずしをイタリア風にアレンジした サラダに 野菜だけのちらし寿司 それに もう1品 なにか温かい肉料理を 作ろうと思っています。こういう仕事は 気分転換にもなって 結構楽しいのです。踊りという仕事をしていなければ 料理関係の仕事をしたかったなぁ〜と ほぼ不可能に思っていたことも 人生 わからないものです。実は この私のホームページにも まだ 書いていませんでしたが オットの レストランが 現在 ほぼ完成に近づき 近いうちにオープンします。といっても かなり長くかかっている計画なので いい加減に 始めないと いけないという状況なのですが、店が 日に日に 出来上がってくると いよいよという気持ちになって 嬉しいものです。去年 見つけた 物件が 運良く2件続きで借りられるということで 将来的には 壁をぶち抜いて 1つの空間にして 拡大するという計画で 今は そのひとつの方を とりあえず カフェバーという形で オープンさせます。お店の形式によって 企画や 取り扱いが変わるので いろいろと 難しい問題が 次々出てくるのですが オットも 今回の仕事は 何とかものしたいという思いで 力を入れています。このホームページは 私の プライベートのことを書くだけと思っていたので そのことを ここに書いていいかどうかは 聞いてみてからと思っていたので 今まで 書かずにいましたが 聞くと いいよ! と一言返事だったので 今日 公表することにしました。また 詳しいことは あらためて お知らせしたいと思っています。パリ在住の方も 旅行で来られる方にも 気軽に遊びに来ていただけると 嬉しいです。エッフェル塔が チラッと見える場所で 交通の便もいいので 条件的には 今まで見てきた中で 一番よいものです。店の色や ロゴと 細かく 進んでくると 実感もわいてきますね。こういうサービス業は どこでも 浮き涼みが激しく 大変だということをいつも言われますが 私は まだよく知らないからなのかもしれませんが そういうことは それほど苦にならない方です。おいしいお酒 おいしい食べ物をきっかけに 人が 触れ合うというのは 一番日常のことであるとともに 人間生きている間 切り離せないことだからです。そしてこのこととは 別に 踊りのほうの 仕事も 展開しそうなので 2足のわらじということになるでしょうか。まぁ欲張り過ぎずでも 野心も失わずというところです。









この間 地下鉄を降りて 歩いていると 通り過ぎた男性が振り返って 挨拶をしてきた。どこかで お目にかかっていますよね? という男性。そういわれれば そんなような気もするけどというくらいで 私にははっきりとした記憶がありません。フランス人からすれば 東洋人は 少ないので 覚えやすいかもしれませんが 私は 会った人の顔を 記憶することには かなり時間がかかっていて 記憶の中で よく混同していたりします。それはともかく そのあとその男性は 私に独身ですか?と質問。もちろん 結婚していますと答えると 残念だなぁ〜 お茶にでも誘おうと 思ったけど と にっこり。私も そうですね。これで 会話は おしまい。でもこういう会話が 嫌味なくさりげなく できることが 羨ましい。もちろん下心が 見え見えで 危険タイプもいますが こうして あと味が さっぱりしているのは 悪くないですね。生活していると ほんといろんなことがあるもんです。まだまだ 私の人生 これから 何が始まるのでしょうか。とりあえず 健康にだけは気をつけて がんばりたいと思います。


チョコレート好きのフランスでは 特に目立ちませんが ヴァレンタインデーが近づき 時々 目にするようになりました。日本のヴァレンタインデーは ほんとに すごい騒ぎだったな〜と 思い出します。相変わらずなのでしょうか?フランス人のように 常に愛をささやいていると それほど必要を感じないのもわかるような気がします。だから 日本人には こういうきっかけが あることで ほんとうに 告白できるという人 たくさんいるんだろうな〜。この際 みんな 愛の告白 はずかしがらず するといいのかもしれませんね。
  
今日のシャンゼリゼ
日中は車が激しく行き交います
春の兆し
こんなピンク色の花を
目にするようになりました。
春 
冬を長く感じるフランスでは 
待ち遠しい季節です 
木洩れ日
日本語の表現には ほんとうに 
美しいものが たくさんありますね
これは 立ち寄った田舎のカフェで 
撮った一枚。
木洩れ日を思わせる日ざしが
 窓からふりそそぎ 
豊かさを感じさせるひとときでした。
11 Février 2004
作ってみました



何か 自分で始められること。
というので 去年は こんなバックをいくつか デザインして 自分で製作して 販売していました。まだ 少しですが 在庫があります。気に入っていただける方に おわけしてもいいかなと思っています。
ご希望の方は メールか BBSにでも ご連絡ください。
マイブランド
Chocolat と名づけた このバック。
手触りのよさが ポイント。大きすぎず 小さすぎず ちょっとしたお出かけように 作ってみました。ボタンが どれも違うので 選んでいただけます。
マイブランド
もち手は 肩から下げられる長さ
黒地のフラノ地に 同じく黒のツィード地で まとめました
 
マイブランド
これが第一作目のバックです
黒のボタンと エンジのトリミングがアクセント 横には携帯用の小さなポケットが付いています
マイブランド
ぬいぐるみのような手触りで 
ビーズで 刺繍が入っています。
マイブランド
ツィード地でポケットにし同系色で まとめました 大きなガラス球のボタンが アクセントになっています
12 Février 2004
続 カード盗難
テーブルグッズ
蚤の市で見つけたテーブルクロス
刺繍のデザインが ほのぼのしていて 気に入りました。
お揃いで コースターも あります。
なんと言っても パンは おいし!
フランス人が 1年間に食べるパンの量は どのくらいなんだろう 日本人のご飯と比べると なんて 思ったけど 
比べてもしかないことかも・
2月9日の Topicsで書いた クレジットカードを 盗まれた話。
実は 終わってはいなかったのです。
ということで 今日はその続きを。
(始めてここを読まれる方は 下の9日の話を読んでいただくと わかりやすいかと思います)

要するに 私が カードで 現金を引き出そうとして その相手と やり取りをしている時には そいつが 犯人だということはわかってはいたものの その時点では どうすることもできなかったので できるだけ早く カードを 止めるために対処する方がよいと 判断したわけなのですが、被害後 私にすると わずか 5分の間に 止めることができたのに その犯人は もうひとつ上手 その5分以内に お金を引き出していたのです。十分ありえることですが・・まぁ 読んで下さっている方を心配させないように 先に 結果を言うと 前回と同じく 何とか 被害にはあったものの その引き出された金額のお金は かなり時間がかかるそうですが 戻ってはくるそうです。
順を追って話すと こうです。
まず 今朝 お金が引き出されているけれども 残額が足りないということで その私の銀行から電話があり 眠気が吹っ飛びました。その電話をかけてきた人は 私が そのカードを ストップしたことも何も知らない様子で 私が 盗難にあって カードを止めに そちらで手続きをしたのが いついつで その引き出されているお金が それ以降ならば おかしいと 私はかなり感情的に 突っ込んでいたのですが それを見かねて オットが電話をかわってくれて とりあえず 本人が そちらに今からすぐに行きますということで電話を切り その銀行へ すぐに出向くことにしました。私は カードを 止めた時点で 安心していたのですが 自動引出し機で お金を引き出した場合 その同じ銀行の機械だと 早くに その情報が 入ってくるのが その他の銀行のものだと 何日間か後に その連絡がくるので 誤差が出てくるという状況。それと 今回 私が勉強になったのは 自分の不注意で カードを紛失した場合と 盗まれた場合とは 取り扱いが違い 警察に届出を出して 証明書をもらわないといけないということ。(頭では 理解しても 実際となると いまいちピンときていなかったところ)ここでも 幸いしたのは 私の口座には わずかの金額しか残っていなかったことで 犯人が引き出すにも 限界があったということ。でも結局犯人は 引き出せる限りの全額を引き出していたので 少しだったといっても 恐い気がします。目の前の 銀行の男性が 私の口座の履歴をいろいろ調べてくれて 犯人の引き出した金額や 時間が はっきりと出てきて それらを 一緒に確認した後、警察で これを見せて
盗難届けを 書いてもらってきてください といわれました。この手続きで 私の被害は 免れるのですか? と聞くと カードにかかっている保険があるので というような 返事で 今ひとつよくわからない感じでしたが そんなことより 警察で できるだけ早くその証明をしてもらおうと すぐに 警察に出向きました。歩くと30分くらいかかる警察に着くと どの警察の人も 相手と話をしている状態で 誰か手があくまで 待たなければいけない時間が 約10分。やっと手の空いた人に 用件を言うと 私の銀行から渡された紙に 判が押していないと この書類は 無効です。といわれるじゃありませんか???!!! 銀行の人は そういうこと考えないのでしょうか?銀行の人が 忘れているとしか 思えない行動。銀行員も なんだか いい加減。いつものことだと いってられない気がする。そのことのために 無駄な時間をたくさん使わなくてはいけない事実を どう考えているんだろう・・・私は 渡された紙をそのまま 持ってくるしかないのに ・・・ この系列の銀行ならば どこでも 判は押してくれますよといわれ それを信じて 私も もう一度 外に出て その銀行が 近くにないかを探すと 近くにありました。よかったーー。と思ったのも そのわずかの時間 結局 その銀行で 紙を見せると あなたの手続きをした 銀行でしかこの判は 押せませんとくる。このぉ〜〜!! このあたりになると 私も逆に 落ち着いてきて しゃぁない ひとつづことを 済ませるしかない。また 家の 近くの銀行まで 帰ることに。そして もとの銀行で もう一度 その紙に判を押してもらい(それも たいしたことのない判子だったので 余計に 腹が立ちそうになったりして・・すごい立派な判子だと 納得するのも変だけれど そんな気持ちになってしまいました)警察に またもやとぼとぼと歩き始め やっとこさ 到着。今度は もう大丈夫だと思っていると 今度は 前の人の調書を取る時間が やたら長く1時間以上もかかっている。別れた妻との間にいる子供のことで問題が起きているかなんかで 複雑なのはわかるんだけれども その調書をとっている警官が 妙に 相手の立場になって 聞いてるもんだから 話が進まんのです。相手は 困っているのは わかっていても こういうときには 逆に冷静に てきぱきと対処してくれないと かえって 心配になってきそうで 私もこの警官が 担当するのかしらと思っていると その人が終わると 警官も変わり 今度は 女性の警官 この際 人間観察も 面白いので いろいろ見ていると 彼女は 手馴れているのもあるのだろうけれど 相手に対しての質問も 手短で 明確 かつ 確認のために 毎回 調書に書いている記述に間違いがないか 確かめていて 第三者の私が見ていても 安心な感じ。その人は 家に泥棒が入ったらしく 鍵を壊されて 盗まれているものも だいたいは確認したが ほかにも被害がありそうだとか そんなことが聞こえてきました。そのことも含めて 今日のところは こういうふうに 記述しておきますので なにか気づいたことが あった時にはまた連絡してくるようにとか とてもテキパキしていて 気持ちよく その男性は ものの10分くらいで終わり 次は私の番。すると相手の警官が またかわり これは 一人づつ順番に変わって調書を取るようでした。ちょっとぽっちゃり目の 愛想のよいお姉さんで 私も ちょっと安心。まず 身分証明書を見せて どうしましたか?の質問に 私は まず フランス語が まだ十分に話せないレベルですと 前置きをし 起こった事件の一部始終を ジェスチャー交じりに 話しました。ここでは 問題なく すべてのいきさつを話すことができ とてもスムーズに やり取りができ 証明書に 判を押して受け取りました。その調書にゆっくり目を通すと 嬉しいことに 私が言いたかったことが 当然ですが 正しいフランス語で明確に かかれていて これが すごく勉強になったのです。喜んでいる場合ではないのですが こうやって 上達するのね!と それを読みながら ちょっと含み笑い。さぁ 再度 銀行へ いや その前に これらの書類の コピーをとってから。(銀行には このコーピーした分を渡すように警察の人から 念を押して言われました。フランスで 公的なやり取りをする時には 原本の書類は 必ず 本人が 保管することになっているのも ポイントなのです。)もう午後も かなりまわった時間 それらの書類を持って せっかくの 休みも 今日は一日 これで終わりだなーー と 開き直りながら 到着。それで終わりかと思ったら そうではなかった。今度は 自筆で 不正に引き出された この金額に対して 保障をしてくれという 文章を ここで書いてくださいと言われ 内心 そんなこと できる訳ないやん ねぇちゃんと 思ったら その自分の思ったことが 顔に書いてあったのか お姉さんは 無理です・・よね?と やさしい顔で いってくれたので ちょっと それはむずかしいですというと じゃぁ 私が書きますので 内容を確認して サインをしてくださいということで 一件落着。それにしても もういい加減にしてくれぇ〜 と 叫びたい気分。クレジットカードにかかっている 保険が それに適応されるには 申しわけありませんが 少々お時間がかかりますが この額に関しては 保障できますので ご安心下さい ということでした。まぁ とんだ騒ぎでした。それも 仕事が 運良く休みだったのが これまた救いでした。こんな話は きっと珍しいことでもないのだと思いますが、まぁ こういうことも あるということで ここに 書き残しておくことにしました。

ああーー疲れたよ〜〜ん
こういうとき あったかい うどんが 食いてぇ〜cha.gif(512 byte)
(どうしても食い気に走る私)

13 Février 2004
13日の金曜

そういえば 今日は13日の金曜だった。いったい13日と金曜の重なる日は 一年に 何回あるんだろうなどど 考えても仕方のないことが ふと浮かぶ。

昨日は一日 盗まれたカードのことで さんざんな目にあい 一段落して 気分を変えて やっぱり身体を動かそうと クラスを受けに出かけた。私の一番苦手な先生だったけれど それが 実際受けてみると 意外な発見をさせてもらうことが多く 勉強になるので がんばるぞと! と思っていると 生徒の人数が かなり少なめ 始まってみると そこへもって 私は 先生の 今日の 的にあたり 集中攻撃にあってしまった。先生は 私の横から離れない。先生 ほかにも生徒さんが いるよ!と 言いたいのを我慢して ひたすら 彼女の要求する動きを 試みる。他の人は ここまでしなくてもいいです。自分で 判断して 動いてみるようにと 言いながら 私には きついポジションを要求しながら どんどん攻め寄ってくる。堪忍してぇ〜や! 私には ”どうして ここまでやらないの ほら できるんじゃない!”とくる。 自分のペースで やりたいんだけどなぁ〜 と ちょっと ため息が出てくる。それだけ 私は 見込まれているんだと いいように理解して やってみる。今 受けている先生それぞれ 動きの 基本は同じなのだが 彼ら 先生達自身の身体が 違うように説明として出てくる言葉は 極端な場合 正反対の表現を する時がある。慣れない人は 困るだろうな という気がする。私も 時々 そういえば 以前と違うことを 言っていると自分で気づくことも以前はよくあった。言葉そのものというよりも その言葉が出てくる前に どういうことをしていたかによって その受け取り方も かわってくるのだと思う。どういうふうに説明をしてくれるのかという点は 面白い。クラスが終わってみると 今まで 感じることのできなかった 動きが 感じられ やっぱり 一人ではここまでやれないんだなと 先生のありがたみも感じる。感謝感謝。そんなことで 夕べは そんなことで 心身ともに とことん疲れた。
そして 今日 昨日から食べたかった きつねうどんを つくる。BBSで 写真がお上手と お褒めいただいて これもやっぱり写真におさめなければと パチッ!と一枚。うん いい感じ。さぁ 今日も 懲りずに がんばろう。
といいながら 今から ちょっとお昼寝しま〜す。 
今日の きつねうどん
昨日から 食べたかったきつねうどん
 
  
おいしい泡
できたての Cafe au lait 
はい どうぞ 
いつもの場所で
練習に出かけて 少し早めだったりする
とここで時間を過ごします。
今月の雑誌 Marie claire は 
見たいところが たくさんあって 
久しぶりに買いました。こういうものの 色使いは 
ほんとうに 美しく 見ていても刺激になり
 冒険したくなります
14 Février 2004
Ma cuisine

今日の バレンタインデーは 先日 依頼のあった お宅で ご主人の誕生日をかねて 20人ほどのパーティーをされるので その料理を 用意しました。私の作ったのは 全部で 4品。 彼女が グリーンサラダ と もう一品 作るということで 一緒に 献立を 決めました。彼女の家の台所は 広いので とても 気持ちがよく その台所からは 大きな庭が 見えるので 作業をしていても とても 開放感があって 気持ちがいいのです。きずしにする鯖は 夕べから 仕込み始め その他 自分の家で 仕込めるものを 朝から作り始め 午後 3時ごろに そのお宅に伺い そこで 最後の仕上げを するという段取りです。依頼のあった彼女のお宅には よくお手伝いで 伺っているので なかのことは よくわかっているので 動きやすいのが 嬉しいです。家で 準備できることを すべて整えていったので 後は手際よく 盛り付け 火を通すものを 仕込むといった感じです。20人分と言っても はじめは ピンときませんでしたが そういうことにも 少し慣れてきて だいたいの全体のイメージが できるようになってきています。ちょっとサラダ系統のメニューが 重なった気もしますが 味のバリエーションが違うので これはこれで いろいろつまむのには 楽しいかもしれません。鯖は小ぶりのものしかなく 結局 10匹買いました。この料理は 前回作った時に 異常に好きな人がいて かなり食べそうだということで 多い目に作りました。これには いつも大根と人参の千切りを造り 絨毯のように敷いて その上に きずしを並べ コリアンダーの葉をいろどりに添えて イタリア風のドレッシングというのが 私のパターンです。今日は 温かい肉料理に ちょっとアクセントのあるエスニックなものが 合いそうなので タンドリーチキンを用意しました。ヨーグルトに もろもろのスパイスを混ぜ込み 半日以上 鶏を漬け込みオーブンで焼きます。今日は ちょっと隠し味に 熟したバナナが残っていたので つぶして加えてみましたが これが ちょうどいい感じに仕上がりました。今頃 皆さん食べているころでしょうか? また感想を 聞かせてもらおうと思います。でも 一日中調理をしても飽きない。私は好きなことが 料理で 助かっているなと思う。 

          献立

生ハム ソーセージの盛り合わせ
鯖のきずしのサラダ風
春雨とえびのタイ風サラダ
野菜だけのちらし寿司
タンドリーチキン
クリーンサラダ
苺とフランボアーズの デザート
 

キッチン
許可を得て 写真撮らせてもらいました。
この赤い壁の 一面が キッチンです。いわゆる オープンキッチンで 多目的に使えるのが 魅力です。手前側まで 写真におさまりませんでしたが 長いカウンターのようになっています。手前は 木のアンティークの 長ーいテーブル。 

今日の献立
 
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秘密のスパイス
ただのチキンが 
タンドリーチキンに 変身しているところ
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きずしのサラダ風
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千切りの山
この間 包丁を研いだばかりなので 
千切りが 気持ちよくできました。
16 Février 2004
一足先に
シャーベットオレンジ
オールドローズ のような 
シックな色合いの ラナンキュラス
リラの花と ラナンキュラス
お店に飾った ブーケ
買出しに行った オットが 花も買ってきてくれた
私の大好きな ラナンキュラス それもやさしい色合いの 春の色です
徐々に 仕上げ段階に入り 毎日 行くのも楽しみになってきたオットの 店。
夕べ 友人達と 夜にアペリティフを 一緒に飲んでいる時に 突然誰かの思いつきで 明日の 午後 その完成間近な オットの店で みんなで昼ご飯って言うのはどうだろうと 提案したのがきっかけで 10数名を呼んで 一緒に食事をすることになった。お願い!そんな提案 別に今日でなくてもいいじゃない とこれが私の 本音。私の休みも 残り少ないので 私としては ゆっくり気ままに過ごしたいと思っていたのも いつものことながら そんな夢は 叶いそうもなかった。でも 一足先に 実際に 店の雰囲気を つかむのには いいチャンスだし 悪い気もしない。何事も前向きに 捕らえるしかないという感じ。(なんて いい心がけ と ここで ちょっと自画自賛)朝から 2人で 最小限必要なものを 家で用意し お店に運び とりあえず みんなを 迎える用意を始めた。完全に出来上がっているわけではないので それらを 体裁よく隠しながら 設定し 約15人が 長いテーブルで 一緒に食事ができるように セッティングし お花も飾って それらしい 雰囲気になってきました。実際に中で動くと 細かくチェックできるところが 見えてきて それらを 頭におきながら だいたい 用意できたころ 一組目のカップルが 登場。人を迎える準備をしていると 店の前を通り行く一般の人も オープンしたと 勘違いして 入ってきたりして ちょっと 混乱する場面もありました。みんなで 決めた予定時間は 1時半。そして 皆が揃って 開始したのが 3時半。いつものことですが やっぱり 先が思いやられる。ふぅ〜〜〜。カウンターの中で 働いていても 外の光が入り 全体が 見渡せる空間に 位置するので とても気持ちがいいです。オットは 内装の仕事も 仕事にしているので デザインも 工事も ほとんど自分ひとりで 手掛けたので 自分の使い勝手のいいように 細かく設計しているので その動きやすさは 働いてみると よりそのよさが 感じられます。なんでもない 高さや位置が 実際に働くものにしかわからないというような工夫があって それは オットも満足しているようです。
親しい友人というのは こういうとき ありがたいのですが どうかすると 度が行き過ぎるというのも考えもので まるで 自分の店のごとく 店の中をチェックし始め 言いたい放題の自分の意見を言って いつのまにか 店の主人気取りな話し振りだったりすることがあり ちょっと あんた!なにもん?と 言ってしまいたくなることも 正直あるのですが そのあたりは オットの対応を見て 私は でしゃばらないという姿勢を保っています。でも しっかりチェックさせてもらっています。お開きになったのが 夕方6時半頃。後片付けを終え そして 夜は お友達の家に夕食に呼ばれているので またお出かけ。それにしても フランス人はよくしゃべる。と これが今日の感想。自分でも 疲れているのか 元気なんだか よくわからなくなってきた。  


先ほど 土曜日に 料理を用意したお宅の方から 電話があり その日のパーティーが 無事終わり 私の用意した料理の評判も とてもよかったのよ!と 嬉しい電話を いただきました。今回は とりわけ タンドリーチキンが 好評だったようです。それで また近々 このホームページの私の料理レシピにも ご紹介しようと 思っています。ぜひ その時は 皆さん 試してみてくださいね。簡単で 本格的な味で 人数多めのパーティーには お奨めですよ!

   
17 Février 2004
からだ と こころに やさしいもの

体調を崩すと 自分の体の要求しているものや 自分がどうしても受け入れられないというものが 如実に わかるというのも 面白いものだ。これも 本能的に 自分が自分を守っているのかもしれないと こういうときには 耳を済ませて からだや じぶんの心に 聞いてみるようにしている。ほんとうに これは要注意だぞ! という信号を感じると 私は 今までの自分が嘘のように すごくだらしなくなって わがまま放題になる。だって 自分は自分で守らないと 誰も わかってくれないから。日ごろ ついつい 自分の予想以上にがんばってしまうタイプなので このくらいは 許されるだろうというのもある。何度かここにも 書いているけれど 随分慣れたとは言え フランスで 医者にかかるのは どうも 面倒なことが多い。日本なら かかりつけの医者に行けば いつも だいたい周期的に 風邪をひいていたりしたので もうそろそろ 来るかな?というころに 来るね。と笑われながらも 点滴を打ってもらい 注射をしてもらって 薬をもらい 帰りに 温かいうどんでも食べて 帰るというのになれていたけれど パリでは そんなわけにはいかない。薬を買いに行くには まず 医者に処方箋を書いてもらわなければいけないし 注射を打つなら 注射器と薬を買って 注射専門のところで 売ってもらわなければいけないし 細かく 内容によって いく場所が変わるのも 億劫になる原因です。それでも ありがたいのは 同じアパルトマンの 鍼灸医で 医者の 友人がいるので こういう緊急の時に 飛び込んで 診てもらえることです。ここには 予約が 3ヶ月先まで いっぱいというこの人の治療を受けに フランス中から 人が尋ねてくるというくらい信頼されています。時々 家の玄関を開けると 針の治療に使う もぐさのにおいが 漂ってくる時もあり そういうのが 妙に郷愁をそそったりもします。日本のことも知っている彼は お寿司が好物なので また 今度 作った時にでも 家に呼んで ごちそうすれば それでいいというような ごくごくご近所づきあい。私と同い年というのもあって ついこういうときには頼ってしまいます。オットも 彼のところで 見てもらえれば一安心なのでしょう。今日はそれで その彼の ところに 処方箋を書いてもらいに 行き ついでに待合室で見つけた 日本語版 ELLE Deco の雑誌を ちょっと借りて 薬を 買いに行き その雑誌を眺めながら おとなしく家で じっとしていました。
炊き立て
3合炊きの 小型炊飯器のすぐれもの
炊き立ての湯気が カメラのフィルター効果になって ふっくら写りました。こんなことしたくなるくらいだから 今回の風邪もたいしたことなさそう。 
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鶏がらスープ
実は 先日のパーティー料理を 準備していた時の タンドリーチキンを作った時に 作業をしながらも残った鶏がらで ちゃっかり スープをとっておきました。こう言うところが 
ちょっと得する部分なのです




本日の からだにやさしいメニュー

ご飯を柔らかめに炊き 鶏がらでとったスープに 野菜をいっぱい入れて 早めの夕食を 一人でとり 早い目に休みました。
20 Février 2004
早 2月も 後半に
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春はそこまで
仕事に行く途中に小さな公園があり そこに 咲いていた花
さくらのようですがよくわかりませんでした
不思議?!
すすきのバックに春の花 
タイトルがそのままですが、今年に入ってから 時間の感覚が 全く変わってしまい 時のたつスピードが 恐ろしく速く 驚いてしまいます。遅まきながら 出そうと思って用意していた 年始の挨拶用の 手紙も 今になってはどうしたものかと 目の前にして 途方にくれています。1週間ほどの休みが終わり やはり毎日 ここに更新をすることが むずかしいと 思う中 家に戻って カウンターを見ると それでも たくさんの方が 見にきてくださっているようで そういうことでも すごく励まされているような気がしています。なんでもないことなのかもしれませんが 自分で こういうことを発信していることというのは 結構 孤独なものだったりするもののようです。インターネットの 持つ オープンで 手軽なイメージとは逆に これからは 自分の大切にするものを あたためつづけ それに応じて いろんな情報をを自分で集め 自分で選び 判断して 行動を起こしていかなければならない気がします。描いているイメージを 具体化する作業は 結局その人の エネルギーが 動かすのですから そういう意味で 情報ばかりで 頭でっかちにならないようにと思います。そして 今の時代 あらためて人との付き合い方というものについても 考えなければならないようなきがします。今日は そんなことを 思いながら 以前の自分 これからの自分を 想像していたりしました。完全ではないですが 風邪も ほぼ治り 自分のペースがもどってきて 健康のありがたみが 身にしみますね。皆さんも どうぞ どうぞ 体には気をつけてくださいね。今日は この写真のように 青い空で とてもよい天気だったのですが 気温がとても低く 針を刺すような寒さでした。明日もこの天気が続くそうです。風邪が ぶり返えさないように 気をつけなければ。

こちらで発行されている 日本語の新聞のあるページに紹介されていた 先日みた ラストサムライ の出演者 真田広之さんのインタビューがのっていて そこに  あなたにとっての武士道とは の質問に答え こう答えていました。

忠誠心とか謙譲、自分に厳しく 他人に優しくなどの、昔ながらの日本的な美徳だと思います。この作品は 日本映画だと逆に照れてしまって真正面から語れないそういうテーマをストレートに描いていて そこに日本の若い観客も新鮮さを感じ 感動してくれているんじゃないですかね。

という 内容でした。これを読んで さすがに この映画に取り組んでいた人の意見だなという感じがしました。私も 武士道と いうものと自分には 何の関係もないようですが この映画を見て どこかしら 目頭が熱くなってしまうというのは 武士道 以前に 日本人の中に 生きつづけている 美徳というものがその中にはあるからなのではないかという気がします。ともすると かたくなに ひとつの姿勢を 守りつづけることがまわりには 不器用に感じさせたり 頭が固いと思われてしまうのかもしれませんが 実際 私もここで生活していて フランス人の臨機応変についていけそうになくなってくるときいつも これと同じようなことを思ってしまうのです。日本に住みつづけていたなら 気づくことのなかったかもしれない そういう日本人の心 やはり忘れてしまいたくない気がします。 

21 Février 2004
プチ 観光
あたらしい サンラザール駅
パリでの 乗換えが 楽になりました 
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フランス人はドーム型がお好き?
上の写真をアップで見たところ。
地下につながるエスカレーターが ここにあります。ルーブル美術館は ガラスのピラミッドだし 結構 こういう近代的な建物も 見られます。
時計がいっぱい
こんなモニュメントが駅にあります
時間に正確ではないフランスも 遠距離の汽車となると少し訳が違うみたいですね。こういう大きい駅には 独得の雰囲気があります。余談ですが 一般の地下鉄などには 時刻表も 時計もありません。そうとは知らずに 先日 案内所に バスの時刻表を下さいと 頼みにいったら 始発と最終便の時刻だけを言ってくれて 普段は そういううものはないと言われてしまいました。だいたい何分おきに走っているという言い方で 答えてくれました。わかるような わからないような・・・ 
今日は仕事が 午後3時で終わる日。5時半からの クラスを受けるのには 十分時間もあるので丁度 そっち方面に出ているバスの 直行便を見つけたので お天気もいいし 今まで 乗ったことないバスのルートなので 観光がてら 乗ることにしました。


 
これはパリ全体の地図です。パリは1区から20区まで 中心から エスカルゴのように グルグル右回りに回る形に 区切られています。自転車でも 行動できる範囲の広さなので ちょっと体力に自信のある人なら ちょうどよい運動になるでしょう。私はちなみに 15区に住んでいて 自転車での行動範囲は セーヌ左岸側なら(ブルーのセーヌ川の下の部分を左岸と呼びます) 地図を見なくても だいたい 走ることができます。少し面倒なのは 自転車は 車と同じように 走らなければならないので 一方通行の場所などは 頭に入れておかないと 迷ってしまいそうになることがあります


私の乗ったバスは この22番線。ブローニュから 凱旋門を通り サンラザール駅の方へ向かうバスです。地図を見つけたので こんなふうにしてみました。わかるかな? (ついでに わたしたちの住んでいるアパルトマンの位置も 入れてみました。)この22番線は 高級住宅街と言われるパリの16区を 通り抜けるコースなので バスに乗ってくる人達を見ていると お金持ち風の 年配の方が 華やかなお洒落をして お友達と お買い物かしら?というような方がたくさん バスに乗り込んでこられました。いつまでも お洒落心を忘れないと言うのは 見ていても 嬉しいものです。通りに面して ブティックが建ち並びます。かわいい手作りの毛糸の店で かわいいディスプレイを発見! 子供服は 見ているだけでも かわいくて 買ってしまいたいくらい! バスの中は ほどよくヒーターが きいていて うとうとしてしまいそうになりながらも 眠気と戦いながら サンラザールへ 到着。時間にして 30分少しくらい。面白いコースでした。次回にはぜひどこかで 下車をして 探検するのも いいかもしれません。サンラザール駅は 久しぶりです。というか いつもは 通り過ぎてしまうので ゆっくりと見ることがなかっただけなのですが あたらしく綺麗になっています。ガラス張りのドーム型の エスカレーターが 目立っています。この駅は パリから フランスの北側に向かう列車が 集まっているところです。映画「アメリー」に出ていた自動の写真撮影機の置いてあった駅は ここではなく 東駅の方です。私が 昔 始めてフランスに来たときに 出演することになった舞台が あの「男と女」で知られる ドーヴィル。そして ココシャネルが 初めて自分の帽子の店を持ったのも ここ。そこへ向かう列車が ここから出ています。ノルマンディ地方に行くのにも この駅を利用します。大きな駅には どことなくノスタルジックな 雰囲気があって いいものですね。今日は金曜日で ちょっとした 春休みヴァカンス中なので 大きな荷物を持った人をたくさん見かけました。そして 最近取り締まりが いろいろと厳しくなっている警察の姿も たくさん見かけました。気温は 低かったですが ほんとうにお天気がよくて 気持ちのいい一日でした。
23 Février 2004
今日は 休みだ!
と言えば
ハンバーガーショップのMでは ありませぬ 
メトロの
遠くからでも これが見えると 目印になって 地下鉄の駅が わかります。でも たった一度ですが 私は この を間違えて 地下鉄のつもりで ハンバーガーショップへ いってしまったことがあります。と言ってもそこは この看板2つが 並んでいて ちょっと紛らわしいのです 
明日は仕事が休みだと思うと、夕食に ちょっとワインを気にしないで 飲んでみたり それだけでも やっぱり違う。そして朝は 心もち いつもよりゆっくり といっても15分くらい 長く 布団の中で ぬくぬくしていただけで ミシュカも なんだか もう起きようよ!モードになって まわりをチョロチョロし始めるし、窓から 気持ちのいい日ざしが さしているので さぁ〜今日は 何からはじめよう! と 気になってくる。おもむろに おきて まず コーヒーを沸かし オットには そのままストレートで 私には カフェオレカップで カフェオーレの用意。フライパンに火をつけて いつものように 夕べ寝る前に 準備しておいたクレープを 一人2枚ずつ焼いて マーマレードを添える。オットが食べ始めたころに わたしもテーブルにつきます。どちらからともなくテレビのスイッチを入れ 見るのは ユーロニュース 一日中 ヨーロッパ全体のニュースと伝えている番組を 見る。そうしていると オットには 仕事の打ち合わせなどの電話が なり始め 少しづつ 仕事モードに 私は 今日の計画を 練り 掃除洗濯をスムーズに 片付けられるように進めていく。その横で ミシュカは 自分の居場所をうろうろしながら見つけ そこで またひと寝入り。こんな感じが うちの朝の様子です。今日は それに 先日 田舎のほうから 暖炉用に 木をたくさん分けてもらってきたので それを 家の運び込み しばらくその木を乾燥させるように 積み上げる作業を二人でしました。今日は 買い物もいくつかまとめてしたいし、久しぶりに 家でゆっくりご飯が食べたいので お料理を仕込みたいし、午後は レストランの 仕上げ準備で また 何かと 仕事はあるし それでも時間が取れたら 練習に出かけようと 思っている。風邪は 完璧によくなったみたい。からだが軽いと 気持ちも軽やか。こういうのが やっぱり嬉しい。
25 Février 2004
話ができるということ
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今日のエッフェル塔
いつか撮りたいと思っていた画像です。仕事に行く時に 
セーヌ川をわたるミラボー橋での 瞬間です。
あまりにも小さいですが 左にかすかに見えるのが 
自由の女神です
うちの台所
うちの前の通りからは 台所の窓が 見えます。ほかの家の間取りは違っているのか こういう家は あまり見かけないのですが、多分料理をしていると その匂いも通りまでしているのではないかと思われます。写真は 縮小したので はっきりとはわかりにくいですが この窓からは 壁にかかった たくさんの鍋とフライパンが 見えます。 
もう少しで ホームページを始めて2年がたち、3年目に突入。いろんなことがあったなと 読み返しながら その時その時に書いたことと共に そこには 書いていないもろもろのことも 同時に思い出せる。マイペースで 書いてきたのがよかったのかな。




この左の写真は パリに何軒かある au nom de la rose という薔薇の花だけを売っているお店。店の 入り口付近から 中まで 薔薇の花びらが ちりばめてあって いい香りがします。バスの中なら 速度を落としたのを きっかけにパチり! 思ったよりもよく写っていました。そのシャッターの音で 私の横に相席していた 年配の女性が 思わず 話しかけてきました。「今のは写真なの? 」・・・から始まって 彼女も写真が好きで 「たくさんいろんなものを撮ったわ」と言う話から たくさんいろんなお話をしました。とりわけ 今までに行ったという 旅行の内容は とても上品でいて 穏やかな話口調には 似合わない彼女の 行動範囲の広さに 品のよいバイタリティーを感じさせるものがあって 刺激的でした。毛皮のコートに おっしゃれな帽子 それに杖をついて 今から 彼女は 病院に行くのだそうでした。私には 日本から来たのでは フランスでの暮らしは はじめは大変だったでしょう?でも 若い時に いろんな価値観に出会うと言うのは 大切なことよ。大変だと思うけれど がんばるのよ と言って下さいました。私の ひとつ前の駅で 降りた彼女は バスの中の私を探すこともせず バスが進む方向に対して いつまでも 手を振ってくれていました。その姿が 心に とても 残りました。ほんの数分の間の友情 という表現は ピッタリではないかもしれないけれど 心が触れ合うとことの 暖かみをあらためて 感じ また大切な思い出が 一つ増えました。フランス語で なにげない話が抵抗なくできるようになっていることを 心から 嬉しく思います。ほんとうは 話し好きな自分だったのに フランス語が壁で 随分 辛い思いもしたから 嬉しさは 何倍にもなるみたいです。もっといろんな人と 会話をしていきたいな。がんばろう!    
27 Février 2004
玉手箱





首を長〜〜くして待っていた 両親からの船便小包が やっと届いた。まずは お父さんお母さん いつもありがとう! いい年になっていて はずかしい気がするけれど やっぱり うれしくって ニヤニヤしている私。ここに至るまでには いろいろとあって、というか フランスの郵便局の いい加減さが もとで 去年の年末に 送ってもらった母 手作りの日持ちのするおせちの料理のはいった小包は 日本に送り返されてしまうと言うことがあり まぁ それまでにも こまごま 信用できない事件があったりもしたのですが それも 我慢の限界を超えたため つい最近 郵便局に クレームをつけに出かけたり 今後 こんなことが起こったら どうしてくれる! と 言っていたところなので 今回 この小包が 無事届いたことは ちょっとした感動であります。それも 長い列を作って 郵便局で待つのはいやなので 朝8時に開いたと同時に受け取りに行きました。朝 ということで ついでにクロワッサン(食いしん坊バンザイ!)を 2つ買って 家に戻り それをほおばり、ドキドキしながら開けてみる。ヤッター わぉ〜 欲しいものが いっぱいだ!! 好きな日本の のど飴もいっぱい!!嬉しいのは 頼んでいた おいしいほうじ茶。それも 一保堂の ほうじ茶。思わず 持っている茶筒も きれいに洗って さぁ 開封! いい香り・・・・・・・ たまにこのほうじ茶が 飲みたくなるのです。うれしいな うれしいな いつものサランラップも 箱の底に 敷き詰めてくれている。もう 涙ものです。おっかさん ありがとう。佃煮や おいしい塩昆布 またオットに 内緒で 炊き立てご飯に のせて ちびちび いただこう! (でも 結局見つかってしまうんだろうなーー 口惜しいけど・・)これでしばらく 楽しめそう!! てなことで、送ってもらった小包には 次から次へと うれしいものが 詰まっていました。ほんとにありがたいわね。感謝感謝です。





今夜は 私の高校時代の友人が パリに来るので 会う約束をしています。高校時代といっても 今から 10年位前のことなら こんな気持ちにはならないのでしょうけれど それが やっぱり ?十年前となると ことは ちと 違います。彼女は イギリスの方と結婚をして 今はロンドン住まい。パリとロンドンとは 今は 国内のように行き来できる便利さなので 近いというイメージ。それにしても 高校卒業以来 会ったことがないというのも いろんな意味で スリルがありそう! もちろんお互い 見た目も 変わっていることだろうし どんな話が 出てくるのか 今から楽しみです。彼女は 高校時代 バスケットに明け暮れる バリバリの 体育会系タイプ。卒業後も 実業団チームで がんばっていたと言う根性人間。あれから ?十年後 お互い外国人と 結婚をし このパリで再会をすることなど 誰が 想像できたでしょう。ほんとうに 生きていると いろんなことがあるね。私はと言うと その高校時代には すでに 私は バレエに 没頭していたので 授業が終わると 練習にすっ飛んでいく毎日だったので はずかしいけれど 友人と呼べる気の知れた仲間が少ないのです。なので 私の 若い頃の バレエ以外でのつながりを持った友人と言うのは 非常に貴重な存在でもあります。どんなふうになってるんだろうな〜〜 向こうもそう思ってるんだろうなーー。待ち合わせは 夜の8時頃、今 まだ朝の 9時。なのに すでに ドキドキしている。  


今日もまた エッフェル塔
昨日とほとんど同じアングルですが 時間帯と 天気で かなり違って写りますね。
で、今日は 快晴です
手前に写っているミラボー橋は 
緑色をしています 
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Le Ciel Blue
今日の青空は 突き抜けるように 高い
気持ちのよい飛行機雲が走ります
パリの外観は 色も高さも 統一されているので 
気持ちがいいです。
それに電信柱のないこと。
そして 緑が多いこと。
足元さえ見なければ(犬の糞) ほんとうに 美しい街です
29 Février 2004
Rendez-vous




サンジェルマンデプレ教会
このすぐ横が 有名な カフェド マゴ



背が高く ショートカットで 見るからにスポーツウーマン。クラスの中で 彼女のことを 悪く言う人は 絶対いない みんなのアイドル的存在。それが 高校時代の私の彼女に持っていたイメージです。30年ぶりの再会を サンジェルマンデプレ教会の すぐ横の カフェドマゴですることになり 彼女はもう一人の友人と 先に行って 飲んでるね!という伝言で 先に 電話で 会話をかわし 雪混じりの小雨が降り始めた中、私は 早足で サンジェルマンデプレに 向かいました。店に入ると すぐに 見つかると思ったら 中には 観光で 来ているらしい日本人が いっぱい。実は 中に入ったことは 初めてなのです。この時間だし きっと 日本人を見つけたら それが彼女達だ!と決め込んでいた私は キョロキョロとあたりを見回してみる。ちょっと慌てはじめたけれど それが 不思議と すぐにわかったのです。でも、昔のイメージには 程遠い 女っぽい容姿に 思わず 彼女に 言ったはじめの言葉は 「いや〜ん 女になってるやん!」 彼女も 「昔 すごかったもんね! 自分でも 信じられない!」と帰ってきました。彼女の座っている席が テーブルで つかえていなければ 再会するないなや きっと 2人で 思い切り抱き合って 再会を喜んだであろう感激の対面でした。(でも この店を出た後で やっぱり 抱き合って 喜びました。)今まで知ることのなかった 高校時代の秘話や その後の 話など お互い 切れることなく話しつづけ 食べつづけ 楽しい時を過ごしました。自分の気持ちに素直に まっすぐに生きている彼女を見て うれしいと同時に 励みになる気がしました。話し始めて 5分もたたないうちに 昔の関係に戻り 言いたいことを 言い合えるというのが 友人と言うものなのでしょうか。こういう再会はうれしいものだなと つくづく思いました。そして これからも ずっと 刺激しあえる仲でいたいなと思いました。  


凱旋門の横顔
この写真は シャンゼリゼの凱旋門をバスで 通過する時に 横から写したもの
そのあと 下のの正面の方へとバスは 回りこみます  
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迫る 凱旋門
あまりに近いので 
上のほうを見るには かなり覗き込まないといけない 
*topics*
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毎日出会う 
人 もの そして自分 
いいときばかりではないけれど 
いつも 素直な気持ちでいたい 
そんな思いを込めて 


02 Février 2004
3年間の沈黙



ほぼ 1週間 この Topics の更新をしなかったのには 理由があります。今年はじめにも書きましたが 悶々と過ごした3年間から開放され いろんなことへの実行へ向けて 動き始めたからです。それも ひとつではなく 3つのことが同時に 進展しています。なんで 一度に こういうことになってしまうの?と思いながらも これは嬉しい悲鳴です。この1週間 緊張と 嬉しさ 新たな好奇心と 気持ちも大きく動き始めました。この新しい生活のペースに 慣れていくのに 毎日 少しずつ 焦らずにと思いながらも 若いときとは違い それなりの人生経験もあるわけですから そこで 一工夫してみるのも 今までにない やりがいの感じられるおいしい部分です。すごく大変な 状況にありつつ 気持ちは 青春している。きっと 本気で これは何とかしないといけないと 切羽詰っているのも それに反動をつけいるんだろうと思う。自分から進んで何でもやってみる、そこに 今までの経験生かして プラスアルファーしたい、 今は そんな感じです。ちょっとしたことで しぼんでいたら ぺしゃんこになってしまうような部分もあるので 正直 気が抜けません。私のポイントは 自分にできる精いっぱいを 思い切りやること! これが 私なりのストレス解消でもあります。頭を使ってばかりになりそうなときは、身体を動かして 少し 気分転換、そして また 頭を使い 慣れてきたら体をというふうに 両方動かすと 終わった後に 疲労感と共に 充実感があります。家に戻ると 夜は ゆっくりお風呂に入って バタンキューです。ちょっとなつかしい気さえします。これも まだはじめだからなのかな?と思ったりするけれど、多分これは性格のような気がします。始めての 仕事という緊張感はあるけれど 仕事に対する 姿勢という意味では 今までも ずっとそうしてきたことだから とりたてて大変ということもありません。 ここに書きたいことが 山積みなのですが 今はまだ ちゃんと整理できていないので 支離滅裂になりそうです。とりあえず 展開し始めたこれらの 動きが さらによい方向へと向かうように がんばりたいと思っています。詳しい内容は また徐々に ここに書いていこうと思っています。
神様!どうか上手くいきますように 見守ってください!

明日は 節分 !  
みんなで いっしょに
鬼は外 福は内!
思い出
テレビに映るこのおじさん 知ってる この人
忘れてはいません。私達の結婚式に来て下った オルゴールを聞かせてくれる人です。パーティーを 盛り上げるのに オットのアイデアで お願いしてきてもらいました。
パリといえば・・ というあの音色です。
05 Février 2004
その人の日常



新しいことをはじめるとともに 当然 新しく人との出会いもあることになります。今 これまでに 私が接することのなかった種類の人たちと一緒に仕事をすることになって これもまた 面白い発見があるもの。その中に フランスで育ったという日本人の20代の 男性が 2人いる。全く日本語には不自由ないので 当然 私と同じような日本から 来たのかと思ったら その2人が 日常会話をするときには ぺらぺらと フランス語で話しているのが 私には どうも滑稽に思えたりする。そうか 彼らの両親が 日本から フランスに移り住み 彼らは その2世ということになる。聞くと そういう日本人は 今は結構たくさんいるという。そうかもしれないと想像はしていても 実際に目の当たりにすると なるほど・・・と 言う感じがする。一人は 大学生で 何を専攻しているのかを聞くと 僕達は 考え方まで フランス人とまではいかないので 文科系の専門は むずかしいのだそうだ。私は 即座に 逆にそういうところが面白いのではないかと 聞いてみたけれど そう簡単な話ではないらしい。彼らは 会話には不自由ないけれど 日本語を書くということになると むずかしく フランス語になってしまうらしい。(ちょっと羨ましい気がする・・・)今は情報の社会といわれている中で 世の親たちは 子供が 自分達だけではなく テレビや ラジオ 今は インターネットの世界などから たくさんの情報が 無条件に 手に入ることで 自分達だけでは 手におえない影響を受けているという 不安もあるのではないかという気がするのですが、彼らと出会ってみて それでも やはり 社会の一番小さい単位 家族 というものの 影響が 一番大きいのかもしれない気がする。いい意味でも 悪い意味でも  家族という単位から 子供達は 一番初めに いろんな智恵を見につけていくのだということに目を向けるべきなのではないかという気がする。何かが 起こったときに つい責任のなすりつけをしてしまいがちな今の風潮に対して それぞれが 自分のすべきこと に 目を向けなくてはいけないのかもしれない気がする。 そういう彼らと 接するというのは いろんな意味で 勉強になる。
私もいつまでも 頭を柔らかくしておきたいなと思う。
そういう彼らに ご両親の年齢を聞くと 私と同い年だった。・・・・・・・・・・・・ う〜〜ん・・・
ハーゲンダッツの 新メニュー
こういう メニューは
日本でも あるのでしょうか?
フルーツと アイスクリームの 
チョコレート フォンジュ
 アメリカ人の観光できているらしい女の子の集団が この前で わぁ〜食べた〜い! と叫んでいて お店の人に 金額を聞いて あんまりお高いので 
がっかりして とおり過ぎって行きました。
09 Février 2004
春の日ざし そして・・・



仕事を始めて 2週間。今日から 約10日間ですが 私の働いているところの年2回あるヴァカンスのひとつあたるということで お休みになります。やっと少しなれたところだったので休んでしまうと また 振り出しに戻ってしまうのかという不安も あるけれど 久しぶりに 時間を気にしないで 過ごせるというのは やっぱり 嬉しい。でも 朝は 習慣になってしまって いつもどおりに目がさめてしまう。 ここ最近の天気は 不安定ながらも春の日差しを感じさせる 柔らかい光で 花のつぼみも膨らんできそうなそんな感じです。
そんな お天気とは 裏腹に おととい事件が起こりました。私のちょっとしたすきに やられてしまいました。そう!クレジットカードを 盗まれてしまったのです。でも 運良く 私の銀行口座を作った場所の横だったのと 土曜日も午後の4時15分まで あいている店だったのが 幸いして 盗まれて5分もたたないうちに カードを ストップできたので 結果的には 被害は 免れ またひとつお勉強させてもらったというお話。ちょうど 自動現金引出し機から お金を引き出して カードを 取ろうとした瞬間に 声をかけられ あなたのカードは 出てきましたか?という質問で 油断している間に その本人が 私のカードを 抜き取ったようです。これはかなり 巧妙で 自分も被害者だと装ってくる テクニシャンのようでした。あとで冷静に考えると そんなことがある訳がないのですが とっさに動揺しているときの人間の心理というのは こういう些細な矛盾を冷静に捉えることがむずかしいものなのでしょう。その犯人は 
20代で きちっとしたスーツ姿でネクタイまでしていて 自分も今 この機械でお金を引き出そうとしたら カードがもどってこなかったんだ でも こういうことが起こる可能性は 結構あるんだけれど 来週の月曜に この銀行に来れば 解決できるから心配いらないと言う。そして それでも 疑っている私の表情を見て 自分はここの銀行のものだという。(そんなこたぁ〜 ある訳がない!)だから自分の名前をここで言ってくれたら 自分が対処するから心配いらないとまで言う。私の ほんの1秒のすきに カードを抜き取ったことを その場で指摘することが できそうになかったことを思うと 今回の私の対処は 被害にあったとはいえ正しい処置だったと思う。なにかの手がかりを本人にさせないと思い 本人に 名前と 連絡先を 頼んで書いてもらい 私は 別れてから 即座にその番号に電話で確認。全く知らない人にかかり 思ったとおり その本人が でたらめに書いた 番号だといううことが すぐに わかったので すぐにカードを 止めなくてはと 時計を見ると 午後4時10分。閉店5分前。それも 私が口座を作った銀行なので 何とかなるだろうと 飛び込み 受付へ事情を話すと こちらに自分で連絡をして下さいと 電話番号を渡される。カードを止めるのは 部署が違うのか!と 半信半疑のまま できるだけ早い処置をしなければと 連絡をとり 自分の口座番号をいうと ここでも あなたの番号は こちらで確認できませんとくる!ヤバイ! そこでも そんなはずはない もう一度調べてくれと頼む。でも その相手は こういうことは ありえるので 心配しなくても 大丈夫だという。??? (フランス人の心配いらないという言葉が信じられなくなっているわたし)今連絡のあった 日付と時間を あなたの 口座を作った銀行にFaxで そのことを 証明する書類を送るので それ以降に引き出されたものは 無効になるからと説明がある。でも そのFAXが その銀行に届いているかどうかを あなた自身が もう一度確認してほしいという。でも 私はその銀行の中から電話をかけているんです! というと 相手も ???と 反応が おかしいので それなら 直接 そちらで カードをとめられるはずだという。私は 今ここにいる銀行の人と 代わって話してもらえますか?と頼むと もちろん 代わってくださいといわれ 電話を渡すと はじめに私に 相手を受付の女性は まだ いろんなしくみを理解していない人だったようで 近くにいた女性が もう一度電話を取り話してもらうと その作業は この場所で 即座にできるものだったということが判明! 電話をした相手も その私の目の前にいる 受付の女性に ちょっと 文句を言っている様子。本人が その場にいるのに 何をしているの!といった感じで 受付穣も ちょっとふくれっつらになっている。そんなこと聞いてないもん!といいたげな表情。最終的に 手なれた銀行の 女性が 目の前で 確認 わずか1分も立たないうちに処理ができたというわけ。私が最終的に カードを使った記録で 犯人がお金を使った形跡もないことが確認できて わずか 5分足らずの間に 4人の人間を相手に すったもんだの 騒ぎでした。カードを再発行するためのお金が 少しかかるとは言え 閉店前5分それも その銀行が 月曜が祝日ということを考えると この5分遅れていたら間違いなく 土曜・日曜・月曜と3日間の間に 犯人は お金を引き出していることだろうと思うと 危機一髪でした。こういう手口は もちろんそういうことを計算してのことで 最近は フランス人も たくさん被害にあっているらしいのです。まぁ お見事!と 感心もしてしまう私。いつも思うけれど そういう智恵が 働くなら もっとほかのこともできるだろうにね。こういうことがあった直後というのは どうしても まわりが信じられなくて みんな 疑ってかかってしまうところが悲しい。でたらめの電話番号を書かれた 相手の おじいちゃん 申し訳ない。何度も かけてすまなかったなぁ。すごく弱弱しい声で なんとか必死に声を出してくれているみたいな感じで 怒りもせず 多分お間違えになっていると思いますと 丁寧に言ってくれたんですよね。

そして 落ち着いたあと 気が付いたこと。
私のフランス語が かなり上達しているということ。
やっぱり切羽詰るって すごいことだ。
みんなも気をつけてね! (特に Paris在住の方)
パテスリー
つやつやの焼きたてのパテスリー ここのお店は 今人気で ティールームも それほど高くなく パリらしい雰囲気を味わえる素敵なお店です
マカロン
これも同じ店
表紙のマカロンも同じです
またもや お邪魔虫
パソコンの前に
立ちはだかるミシュカ
10 Février 2004
夢の実現に向けて



仕事をしているときのほうが かえって ほかのこともはかどると言うのは きっと私だけではないでしょう。たまの休みだから ゆっくりとしたいというのもありますが 仕事をしていると できないことを このときを機会に実行したい 今日はそんな感じです。幸い お天気も 肌寒いものの とてもよくて 嬉しいです。昨日 久しぶりに知り合いから連絡があり 今度の土曜日に ご主人の誕生日で 人を家にたくさん招くので 料理を作って欲しいといわれています。料理好きが 高じて 時々こうして人お宅の料理を作ることがあります。今回は 15人ほどのパーティーで 本格的な料理ではなく ビュッフェ形式で 皆が取り分けて つまむといったものが お望みだそうです。以前にも 作った料理が おいしかったということで 鯖のきずしをイタリア風にアレンジした サラダに 野菜だけのちらし寿司 それに もう1品 なにか温かい肉料理を 作ろうと思っています。こういう仕事は 気分転換にもなって 結構楽しいのです。踊りという仕事をしていなければ 料理関係の仕事をしたかったなぁ〜と ほぼ不可能に思っていたことも 人生 わからないものです。実は この私のホームページにも まだ 書いていませんでしたが オットの レストランが 現在 ほぼ完成に近づき 近いうちにオープンします。といっても かなり長くかかっている計画なので いい加減に 始めないと いけないという状況なのですが、店が 日に日に 出来上がってくると いよいよという気持ちになって 嬉しいものです。去年 見つけた 物件が 運良く2件続きで借りられるということで 将来的には 壁をぶち抜いて 1つの空間にして 拡大するという計画で 今は そのひとつの方を とりあえず カフェバーという形で オープンさせます。お店の形式によって 企画や 取り扱いが変わるので いろいろと 難しい問題が 次々出てくるのですが オットも 今回の仕事は 何とかものしたいという思いで 力を入れています。このホームページは 私の プライベートのことを書くだけと思っていたので そのことを ここに書いていいかどうかは 聞いてみてからと思っていたので 今まで 書かずにいましたが 聞くと いいよ! と一言返事だったので 今日 公表することにしました。また 詳しいことは あらためて お知らせしたいと思っています。パリ在住の方も 旅行で来られる方にも 気軽に遊びに来ていただけると 嬉しいです。エッフェル塔が チラッと見える場所で 交通の便もいいので 条件的には 今まで見てきた中で 一番よいものです。店の色や ロゴと 細かく 進んでくると 実感もわいてきますね。こういうサービス業は どこでも 浮き涼みが激しく 大変だということをいつも言われますが 私は まだよく知らないからなのかもしれませんが そういうことは それほど苦にならない方です。おいしいお酒 おいしい食べ物をきっかけに 人が 触れ合うというのは 一番日常のことであるとともに 人間生きている間 切り離せないことだからです。そしてこのこととは 別に 踊りのほうの 仕事も 展開しそうなので 2足のわらじということになるでしょうか。まぁ欲張り過ぎずでも 野心も失わずというところです。









この間 地下鉄を降りて 歩いていると 通り過ぎた男性が振り返って 挨拶をしてきた。どこかで お目にかかっていますよね? という男性。そういわれれば そんなような気もするけどというくらいで 私にははっきりとした記憶がありません。フランス人からすれば 東洋人は 少ないので 覚えやすいかもしれませんが 私は 会った人の顔を 記憶することには かなり時間がかかっていて 記憶の中で よく混同していたりします。それはともかく そのあとその男性は 私に独身ですか?と質問。もちろん 結婚していますと答えると 残念だなぁ〜 お茶にでも誘おうと 思ったけど と にっこり。私も そうですね。これで 会話は おしまい。でもこういう会話が 嫌味なくさりげなく できることが 羨ましい。もちろん下心が 見え見えで 危険タイプもいますが こうして あと味が さっぱりしているのは 悪くないですね。生活していると ほんといろんなことがあるもんです。まだまだ 私の人生 これから 何が始まるのでしょうか。とりあえず 健康にだけは気をつけて がんばりたいと思います。


チョコレート好きのフランスでは 特に目立ちませんが ヴァレンタインデーが近づき 時々 目にするようになりました。日本のヴァレンタインデーは ほんとに すごい騒ぎだったな〜と 思い出します。相変わらずなのでしょうか?フランス人のように 常に愛をささやいていると それほど必要を感じないのもわかるような気がします。だから 日本人には こういうきっかけが あることで ほんとうに 告白できるという人 たくさんいるんだろうな〜。この際 みんな 愛の告白 はずかしがらず するといいのかもしれませんね。
  
今日のシャンゼリゼ
日中は車が激しく行き交います
春の兆し
こんなピンク色の花を
目にするようになりました。
春 
冬を長く感じるフランスでは 
待ち遠しい季節です 
木洩れ日
日本語の表現には ほんとうに 
美しいものが たくさんありますね
これは 立ち寄った田舎のカフェで 
撮った一枚。
木洩れ日を思わせる日ざしが
 窓からふりそそぎ 
豊かさを感じさせるひとときでした。
11 Février 2004
作ってみました



何か 自分で始められること。
というので 去年は こんなバックをいくつか デザインして 自分で製作して 販売していました。まだ 少しですが 在庫があります。気に入っていただける方に おわけしてもいいかなと思っています。
ご希望の方は メールか BBSにでも ご連絡ください。
マイブランド
Chocolat と名づけた このバック。
手触りのよさが ポイント。大きすぎず 小さすぎず ちょっとしたお出かけように 作ってみました。ボタンが どれも違うので 選んでいただけます。
マイブランド
もち手は 肩から下げられる長さ
黒地のフラノ地に 同じく黒のツィード地で まとめました
 
マイブランド
これが第一作目のバックです
黒のボタンと エンジのトリミングがアクセント 横には携帯用の小さなポケットが付いています
マイブランド
ぬいぐるみのような手触りで 
ビーズで 刺繍が入っています。
マイブランド
ツィード地でポケットにし同系色で まとめました 大きなガラス球のボタンが アクセントになっています
12 Février 2004
続 カード盗難
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テーブルグッズ
蚤の市で見つけたテーブルクロス
刺繍のデザインが ほのぼのしていて 気に入りました。
お揃いで コースターも あります。
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なんと言っても パンは おいし!
フランス人が 1年間に食べるパンの量は どのくらいなんだろう 日本人のご飯と比べると なんて 思ったけど 
比べてもしかないことかも・
2月9日の Topicsで書いた クレジットカードを 盗まれた話。
実は 終わってはいなかったのです。
ということで 今日はその続きを。
(始めてここを読まれる方は 下の9日の話を読んでいただくと わかりやすいかと思います)

要するに 私が カードで 現金を引き出そうとして その相手と やり取りをしている時には そいつが 犯人だということはわかってはいたものの その時点では どうすることもできなかったので できるだけ早く カードを 止めるために対処する方がよいと 判断したわけなのですが、被害後 私にすると わずか 5分の間に 止めることができたのに その犯人は もうひとつ上手 その5分以内に お金を引き出していたのです。十分ありえることですが・・まぁ 読んで下さっている方を心配させないように 先に 結果を言うと 前回と同じく 何とか 被害にはあったものの その引き出された金額のお金は かなり時間がかかるそうですが 戻ってはくるそうです。
順を追って話すと こうです。
まず 今朝 お金が引き出されているけれども 残額が足りないということで その私の銀行から電話があり 眠気が吹っ飛びました。その電話をかけてきた人は 私が そのカードを ストップしたことも何も知らない様子で 私が 盗難にあって カードを止めに そちらで手続きをしたのが いついつで その引き出されているお金が それ以降ならば おかしいと 私はかなり感情的に 突っ込んでいたのですが それを見かねて オットが電話をかわってくれて とりあえず 本人が そちらに今からすぐに行きますということで電話を切り その銀行へ すぐに出向くことにしました。私は カードを 止めた時点で 安心していたのですが 自動引出し機で お金を引き出した場合 その同じ銀行の機械だと 早くに その情報が 入ってくるのが その他の銀行のものだと 何日間か後に その連絡がくるので 誤差が出てくるという状況。それと 今回 私が勉強になったのは 自分の不注意で カードを紛失した場合と 盗まれた場合とは 取り扱いが違い 警察に届出を出して 証明書をもらわないといけないということ。(頭では 理解しても 実際となると いまいちピンときていなかったところ)ここでも 幸いしたのは 私の口座には わずかの金額しか残っていなかったことで 犯人が引き出すにも 限界があったということ。でも結局犯人は 引き出せる限りの全額を引き出していたので 少しだったといっても 恐い気がします。目の前の 銀行の男性が 私の口座の履歴をいろいろ調べてくれて 犯人の引き出した金額や 時間が はっきりと出てきて それらを 一緒に確認した後、警察で これを見せて
盗難届けを 書いてもらってきてください といわれました。この手続きで 私の被害は 免れるのですか? と聞くと カードにかかっている保険があるので というような 返事で 今ひとつよくわからない感じでしたが そんなことより 警察で できるだけ早くその証明をしてもらおうと すぐに 警察に出向きました。歩くと30分くらいかかる警察に着くと どの警察の人も 相手と話をしている状態で 誰か手があくまで 待たなければいけない時間が 約10分。やっと手の空いた人に 用件を言うと 私の銀行から渡された紙に 判が押していないと この書類は 無効です。といわれるじゃありませんか???!!! 銀行の人は そういうこと考えないのでしょうか?銀行の人が 忘れているとしか 思えない行動。銀行員も なんだか いい加減。いつものことだと いってられない気がする。そのことのために 無駄な時間をたくさん使わなくてはいけない事実を どう考えているんだろう・・・私は 渡された紙をそのまま 持ってくるしかないのに ・・・ この系列の銀行ならば どこでも 判は押してくれますよといわれ それを信じて 私も もう一度 外に出て その銀行が 近くにないかを探すと 近くにありました。よかったーー。と思ったのも そのわずかの時間 結局 その銀行で 紙を見せると あなたの手続きをした 銀行でしかこの判は 押せませんとくる。このぉ〜〜!! このあたりになると 私も逆に 落ち着いてきて しゃぁない ひとつづことを 済ませるしかない。また 家の 近くの銀行まで 帰ることに。そして もとの銀行で もう一度 その紙に判を押してもらい(それも たいしたことのない判子だったので 余計に 腹が立ちそうになったりして・・すごい立派な判子だと 納得するのも変だけれど そんな気持ちになってしまいました)警察に またもやとぼとぼと歩き始め やっとこさ 到着。今度は もう大丈夫だと思っていると 今度は 前の人の調書を取る時間が やたら長く1時間以上もかかっている。別れた妻との間にいる子供のことで問題が起きているかなんかで 複雑なのはわかるんだけれども その調書をとっている警官が 妙に 相手の立場になって 聞いてるもんだから 話が進まんのです。相手は 困っているのは わかっていても こういうときには 逆に冷静に てきぱきと対処してくれないと かえって 心配になってきそうで 私もこの警官が 担当するのかしらと思っていると その人が終わると 警官も変わり 今度は 女性の警官 この際 人間観察も 面白いので いろいろ見ていると 彼女は 手馴れているのもあるのだろうけれど 相手に対しての質問も 手短で 明確 かつ 確認のために 毎回 調書に書いている記述に間違いがないか 確かめていて 第三者の私が見ていても 安心な感じ。その人は 家に泥棒が入ったらしく 鍵を壊されて 盗まれているものも だいたいは確認したが ほかにも被害がありそうだとか そんなことが聞こえてきました。そのことも含めて 今日のところは こういうふうに 記述しておきますので なにか気づいたことが あった時にはまた連絡してくるようにとか とてもテキパキしていて 気持ちよく その男性は ものの10分くらいで終わり 次は私の番。すると相手の警官が またかわり これは 一人づつ順番に変わって調書を取るようでした。ちょっとぽっちゃり目の 愛想のよいお姉さんで 私も ちょっと安心。まず 身分証明書を見せて どうしましたか?の質問に 私は まず フランス語が まだ十分に話せないレベルですと 前置きをし 起こった事件の一部始終を ジェスチャー交じりに 話しました。ここでは 問題なく すべてのいきさつを話すことができ とてもスムーズに やり取りができ 証明書に 判を押して受け取りました。その調書にゆっくり目を通すと 嬉しいことに 私が言いたかったことが 当然ですが 正しいフランス語で明確に かかれていて これが すごく勉強になったのです。喜んでいる場合ではないのですが こうやって 上達するのね!と それを読みながら ちょっと含み笑い。さぁ 再度 銀行へ いや その前に これらの書類の コピーをとってから。(銀行には このコーピーした分を渡すように警察の人から 念を押して言われました。フランスで 公的なやり取りをする時には 原本の書類は 必ず 本人が 保管することになっているのも ポイントなのです。)もう午後も かなりまわった時間 それらの書類を持って せっかくの 休みも 今日は一日 これで終わりだなーー と 開き直りながら 到着。それで終わりかと思ったら そうではなかった。今度は 自筆で 不正に引き出された この金額に対して 保障をしてくれという 文章を ここで書いてくださいと言われ 内心 そんなこと できる訳ないやん ねぇちゃんと 思ったら その自分の思ったことが 顔に書いてあったのか お姉さんは 無理です・・よね?と やさしい顔で いってくれたので ちょっと それはむずかしいですというと じゃぁ 私が書きますので 内容を確認して サインをしてくださいということで 一件落着。それにしても もういい加減にしてくれぇ〜 と 叫びたい気分。クレジットカードにかかっている 保険が それに適応されるには 申しわけありませんが 少々お時間がかかりますが この額に関しては 保障できますので ご安心下さい ということでした。まぁ とんだ騒ぎでした。それも 仕事が 運良く休みだったのが これまた救いでした。こんな話は きっと珍しいことでもないのだと思いますが、まぁ こういうことも あるということで ここに 書き残しておくことにしました。

ああーー疲れたよ〜〜ん
こういうとき あったかい うどんが 食いてぇ〜cha.gif(512 byte)
(どうしても食い気に走る私)

13 Février 2004
13日の金曜

そういえば 今日は13日の金曜だった。いったい13日と金曜の重なる日は 一年に 何回あるんだろうなどど 考えても仕方のないことが ふと浮かぶ。

昨日は一日 盗まれたカードのことで さんざんな目にあい 一段落して 気分を変えて やっぱり身体を動かそうと クラスを受けに出かけた。私の一番苦手な先生だったけれど それが 実際受けてみると 意外な発見をさせてもらうことが多く 勉強になるので がんばるぞと! と思っていると 生徒の人数が かなり少なめ 始まってみると そこへもって 私は 先生の 今日の 的にあたり 集中攻撃にあってしまった。先生は 私の横から離れない。先生 ほかにも生徒さんが いるよ!と 言いたいのを我慢して ひたすら 彼女の要求する動きを 試みる。他の人は ここまでしなくてもいいです。自分で 判断して 動いてみるようにと 言いながら 私には きついポジションを要求しながら どんどん攻め寄ってくる。堪忍してぇ〜や! 私には ”どうして ここまでやらないの ほら できるんじゃない!”とくる。 自分のペースで やりたいんだけどなぁ〜 と ちょっと ため息が出てくる。それだけ 私は 見込まれているんだと いいように理解して やってみる。今 受けている先生それぞれ 動きの 基本は同じなのだが 彼ら 先生達自身の身体が 違うように説明として出てくる言葉は 極端な場合 正反対の表現を する時がある。慣れない人は 困るだろうな という気がする。私も 時々 そういえば 以前と違うことを 言っていると自分で気づくことも以前はよくあった。言葉そのものというよりも その言葉が出てくる前に どういうことをしていたかによって その受け取り方も かわってくるのだと思う。どういうふうに説明をしてくれるのかという点は 面白い。クラスが終わってみると 今まで 感じることのできなかった 動きが 感じられ やっぱり 一人ではここまでやれないんだなと 先生のありがたみも感じる。感謝感謝。そんなことで 夕べは そんなことで 心身ともに とことん疲れた。
そして 今日 昨日から食べたかった きつねうどんを つくる。BBSで 写真がお上手と お褒めいただいて これもやっぱり写真におさめなければと パチッ!と一枚。うん いい感じ。さぁ 今日も 懲りずに がんばろう。
といいながら 今から ちょっとお昼寝しま〜す。 
今日の きつねうどん
昨日から 食べたかったきつねうどん
 
  
おいしい泡
できたての Cafe au lait 
はい どうぞ 
いつもの場所で
練習に出かけて 少し早めだったりする
とここで時間を過ごします。
今月の雑誌 Marie claire は 
見たいところが たくさんあって 
久しぶりに買いました。こういうものの 色使いは 
ほんとうに 美しく 見ていても刺激になり
 冒険したくなります
14 Février 2004
Ma cuisine

今日の バレンタインデーは 先日 依頼のあった お宅で ご主人の誕生日をかねて 20人ほどのパーティーをされるので その料理を 用意しました。私の作ったのは 全部で 4品。 彼女が グリーンサラダ と もう一品 作るということで 一緒に 献立を 決めました。彼女の家の台所は 広いので とても 気持ちがよく その台所からは 大きな庭が 見えるので 作業をしていても とても 開放感があって 気持ちがいいのです。きずしにする鯖は 夕べから 仕込み始め その他 自分の家で 仕込めるものを 朝から作り始め 午後 3時ごろに そのお宅に伺い そこで 最後の仕上げを するという段取りです。依頼のあった彼女のお宅には よくお手伝いで 伺っているので なかのことは よくわかっているので 動きやすいのが 嬉しいです。家で 準備できることを すべて整えていったので 後は手際よく 盛り付け 火を通すものを 仕込むといった感じです。20人分と言っても はじめは ピンときませんでしたが そういうことにも 少し慣れてきて だいたいの全体のイメージが できるようになってきています。ちょっとサラダ系統のメニューが 重なった気もしますが 味のバリエーションが違うので これはこれで いろいろつまむのには 楽しいかもしれません。鯖は小ぶりのものしかなく 結局 10匹買いました。この料理は 前回作った時に 異常に好きな人がいて かなり食べそうだということで 多い目に作りました。これには いつも大根と人参の千切りを造り 絨毯のように敷いて その上に きずしを並べ コリアンダーの葉をいろどりに添えて イタリア風のドレッシングというのが 私のパターンです。今日は 温かい肉料理に ちょっとアクセントのあるエスニックなものが 合いそうなので タンドリーチキンを用意しました。ヨーグルトに もろもろのスパイスを混ぜ込み 半日以上 鶏を漬け込みオーブンで焼きます。今日は ちょっと隠し味に 熟したバナナが残っていたので つぶして加えてみましたが これが ちょうどいい感じに仕上がりました。今頃 皆さん食べているころでしょうか? また感想を 聞かせてもらおうと思います。でも 一日中調理をしても飽きない。私は好きなことが 料理で 助かっているなと思う。 

          献立

生ハム ソーセージの盛り合わせ
鯖のきずしのサラダ風
春雨とえびのタイ風サラダ
野菜だけのちらし寿司
タンドリーチキン
クリーンサラダ
苺とフランボアーズの デザート
 

キッチン
許可を得て 写真撮らせてもらいました。
この赤い壁の 一面が キッチンです。いわゆる オープンキッチンで 多目的に使えるのが 魅力です。手前側まで 写真におさまりませんでしたが 長いカウンターのようになっています。手前は 木のアンティークの 長ーいテーブル。 

今日の献立
 
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秘密のスパイス
ただのチキンが 
タンドリーチキンに 変身しているところ
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きずしのサラダ風
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千切りの山
この間 包丁を研いだばかりなので 
千切りが 気持ちよくできました。
16 Février 2004
一足先に
シャーベットオレンジ
オールドローズ のような 
シックな色合いの ラナンキュラス
リラの花と ラナンキュラス
お店に飾った ブーケ
買出しに行った オットが 花も買ってきてくれた
私の大好きな ラナンキュラス それもやさしい色合いの 春の色です
徐々に 仕上げ段階に入り 毎日 行くのも楽しみになってきたオットの 店。
夕べ 友人達と 夜にアペリティフを 一緒に飲んでいる時に 突然誰かの思いつきで 明日の 午後 その完成間近な オットの店で みんなで昼ご飯って言うのはどうだろうと 提案したのがきっかけで 10数名を呼んで 一緒に食事をすることになった。お願い!そんな提案 別に今日でなくてもいいじゃない とこれが私の 本音。私の休みも 残り少ないので 私としては ゆっくり気ままに過ごしたいと思っていたのも いつものことながら そんな夢は 叶いそうもなかった。でも 一足先に 実際に 店の雰囲気を つかむのには いいチャンスだし 悪い気もしない。何事も前向きに 捕らえるしかないという感じ。(なんて いい心がけ と ここで ちょっと自画自賛)朝から 2人で 最小限必要なものを 家で用意し お店に運び とりあえず みんなを 迎える用意を始めた。完全に出来上がっているわけではないので それらを 体裁よく隠しながら 設定し 約15人が 長いテーブルで 一緒に食事ができるように セッティングし お花も飾って それらしい 雰囲気になってきました。実際に中で動くと 細かくチェックできるところが 見えてきて それらを 頭におきながら だいたい 用意できたころ 一組目のカップルが 登場。人を迎える準備をしていると 店の前を通り行く一般の人も オープンしたと 勘違いして 入ってきたりして ちょっと 混乱する場面もありました。みんなで 決めた予定時間は 1時半。そして 皆が揃って 開始したのが 3時半。いつものことですが やっぱり 先が思いやられる。ふぅ〜〜〜。カウンターの中で 働いていても 外の光が入り 全体が 見渡せる空間に 位置するので とても気持ちがいいです。オットは 内装の仕事も 仕事にしているので デザインも 工事も ほとんど自分ひとりで 手掛けたので 自分の使い勝手のいいように 細かく設計しているので その動きやすさは 働いてみると よりそのよさが 感じられます。なんでもない 高さや位置が 実際に働くものにしかわからないというような工夫があって それは オットも満足しているようです。
親しい友人というのは こういうとき ありがたいのですが どうかすると 度が行き過ぎるというのも考えもので まるで 自分の店のごとく 店の中をチェックし始め 言いたい放題の自分の意見を言って いつのまにか 店の主人気取りな話し振りだったりすることがあり ちょっと あんた!なにもん?と 言ってしまいたくなることも 正直あるのですが そのあたりは オットの対応を見て 私は でしゃばらないという姿勢を保っています。でも しっかりチェックさせてもらっています。お開きになったのが 夕方6時半頃。後片付けを終え そして 夜は お友達の家に夕食に呼ばれているので またお出かけ。それにしても フランス人はよくしゃべる。と これが今日の感想。自分でも 疲れているのか 元気なんだか よくわからなくなってきた。  


先ほど 土曜日に 料理を用意したお宅の方から 電話があり その日のパーティーが 無事終わり 私の用意した料理の評判も とてもよかったのよ!と 嬉しい電話を いただきました。今回は とりわけ タンドリーチキンが 好評だったようです。それで また近々 このホームページの私の料理レシピにも ご紹介しようと 思っています。ぜひ その時は 皆さん 試してみてくださいね。簡単で 本格的な味で 人数多めのパーティーには お奨めですよ!

   
17 Février 2004
からだ と こころに やさしいもの

体調を崩すと 自分の体の要求しているものや 自分がどうしても受け入れられないというものが 如実に わかるというのも 面白いものだ。これも 本能的に 自分が自分を守っているのかもしれないと こういうときには 耳を済ませて からだや じぶんの心に 聞いてみるようにしている。ほんとうに これは要注意だぞ! という信号を感じると 私は 今までの自分が嘘のように すごくだらしなくなって わがまま放題になる。だって 自分は自分で守らないと 誰も わかってくれないから。日ごろ ついつい 自分の予想以上にがんばってしまうタイプなので このくらいは 許されるだろうというのもある。何度かここにも 書いているけれど 随分慣れたとは言え フランスで 医者にかかるのは どうも 面倒なことが多い。日本なら かかりつけの医者に行けば いつも だいたい周期的に 風邪をひいていたりしたので もうそろそろ 来るかな?というころに 来るね。と笑われながらも 点滴を打ってもらい 注射をしてもらって 薬をもらい 帰りに 温かいうどんでも食べて 帰るというのになれていたけれど パリでは そんなわけにはいかない。薬を買いに行くには まず 医者に処方箋を書いてもらわなければいけないし 注射を打つなら 注射器と薬を買って 注射専門のところで 売ってもらわなければいけないし 細かく 内容によって いく場所が変わるのも 億劫になる原因です。それでも ありがたいのは 同じアパルトマンの 鍼灸医で 医者の 友人がいるので こういう緊急の時に 飛び込んで 診てもらえることです。ここには 予約が 3ヶ月先まで いっぱいというこの人の治療を受けに フランス中から 人が尋ねてくるというくらい信頼されています。時々 家の玄関を開けると 針の治療に使う もぐさのにおいが 漂ってくる時もあり そういうのが 妙に郷愁をそそったりもします。日本のことも知っている彼は お寿司が好物なので また 今度 作った時にでも 家に呼んで ごちそうすれば それでいいというような ごくごくご近所づきあい。私と同い年というのもあって ついこういうときには頼ってしまいます。オットも 彼のところで 見てもらえれば一安心なのでしょう。今日はそれで その彼の ところに 処方箋を書いてもらいに 行き ついでに待合室で見つけた 日本語版 ELLE Deco の雑誌を ちょっと借りて 薬を 買いに行き その雑誌を眺めながら おとなしく家で じっとしていました。
炊き立て
3合炊きの 小型炊飯器のすぐれもの
炊き立ての湯気が カメラのフィルター効果になって ふっくら写りました。こんなことしたくなるくらいだから 今回の風邪もたいしたことなさそう。 
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鶏がらスープ
実は 先日のパーティー料理を 準備していた時の タンドリーチキンを作った時に 作業をしながらも残った鶏がらで ちゃっかり スープをとっておきました。こう言うところが 
ちょっと得する部分なのです




本日の からだにやさしいメニュー

ご飯を柔らかめに炊き 鶏がらでとったスープに 野菜をいっぱい入れて 早めの夕食を 一人でとり 早い目に休みました。
20 Février 2004
早 2月も 後半に
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春はそこまで
仕事に行く途中に小さな公園があり そこに 咲いていた花
さくらのようですがよくわかりませんでした
不思議?!
すすきのバックに春の花 
タイトルがそのままですが、今年に入ってから 時間の感覚が 全く変わってしまい 時のたつスピードが 恐ろしく速く 驚いてしまいます。遅まきながら 出そうと思って用意していた 年始の挨拶用の 手紙も 今になってはどうしたものかと 目の前にして 途方にくれています。1週間ほどの休みが終わり やはり毎日 ここに更新をすることが むずかしいと 思う中 家に戻って カウンターを見ると それでも たくさんの方が 見にきてくださっているようで そういうことでも すごく励まされているような気がしています。なんでもないことなのかもしれませんが 自分で こういうことを発信していることというのは 結構 孤独なものだったりするもののようです。インターネットの 持つ オープンで 手軽なイメージとは逆に これからは 自分の大切にするものを あたためつづけ それに応じて いろんな情報をを自分で集め 自分で選び 判断して 行動を起こしていかなければならない気がします。描いているイメージを 具体化する作業は 結局その人の エネルギーが 動かすのですから そういう意味で 情報ばかりで 頭でっかちにならないようにと思います。そして 今の時代 あらためて人との付き合い方というものについても 考えなければならないようなきがします。今日は そんなことを 思いながら 以前の自分 これからの自分を 想像していたりしました。完全ではないですが 風邪も ほぼ治り 自分のペースがもどってきて 健康のありがたみが 身にしみますね。皆さんも どうぞ どうぞ 体には気をつけてくださいね。今日は この写真のように 青い空で とてもよい天気だったのですが 気温がとても低く 針を刺すような寒さでした。明日もこの天気が続くそうです。風邪が ぶり返えさないように 気をつけなければ。

こちらで発行されている 日本語の新聞のあるページに紹介されていた 先日みた ラストサムライ の出演者 真田広之さんのインタビューがのっていて そこに  あなたにとっての武士道とは の質問に答え こう答えていました。

忠誠心とか謙譲、自分に厳しく 他人に優しくなどの、昔ながらの日本的な美徳だと思います。この作品は 日本映画だと逆に照れてしまって真正面から語れないそういうテーマをストレートに描いていて そこに日本の若い観客も新鮮さを感じ 感動してくれているんじゃないですかね。

という 内容でした。これを読んで さすがに この映画に取り組んでいた人の意見だなという感じがしました。私も 武士道と いうものと自分には 何の関係もないようですが この映画を見て どこかしら 目頭が熱くなってしまうというのは 武士道 以前に 日本人の中に 生きつづけている 美徳というものがその中にはあるからなのではないかという気がします。ともすると かたくなに ひとつの姿勢を 守りつづけることがまわりには 不器用に感じさせたり 頭が固いと思われてしまうのかもしれませんが 実際 私もここで生活していて フランス人の臨機応変についていけそうになくなってくるときいつも これと同じようなことを思ってしまうのです。日本に住みつづけていたなら 気づくことのなかったかもしれない そういう日本人の心 やはり忘れてしまいたくない気がします。 

21 Février 2004
プチ 観光
あたらしい サンラザール駅
パリでの 乗換えが 楽になりました 
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フランス人はドーム型がお好き?
上の写真をアップで見たところ。
地下につながるエスカレーターが ここにあります。ルーブル美術館は ガラスのピラミッドだし 結構 こういう近代的な建物も 見られます。
時計がいっぱい
こんなモニュメントが駅にあります
時間に正確ではないフランスも 遠距離の汽車となると少し訳が違うみたいですね。こういう大きい駅には 独得の雰囲気があります。余談ですが 一般の地下鉄などには 時刻表も 時計もありません。そうとは知らずに 先日 案内所に バスの時刻表を下さいと 頼みにいったら 始発と最終便の時刻だけを言ってくれて 普段は そういううものはないと言われてしまいました。だいたい何分おきに走っているという言い方で 答えてくれました。わかるような わからないような・・・ 
今日は仕事が 午後3時で終わる日。5時半からの クラスを受けるのには 十分時間もあるので丁度 そっち方面に出ているバスの 直行便を見つけたので お天気もいいし 今まで 乗ったことないバスのルートなので 観光がてら 乗ることにしました。


 
これはパリ全体の地図です。パリは1区から20区まで 中心から エスカルゴのように グルグル右回りに回る形に 区切られています。自転車でも 行動できる範囲の広さなので ちょっと体力に自信のある人なら ちょうどよい運動になるでしょう。私はちなみに 15区に住んでいて 自転車での行動範囲は セーヌ左岸側なら(ブルーのセーヌ川の下の部分を左岸と呼びます) 地図を見なくても だいたい 走ることができます。少し面倒なのは 自転車は 車と同じように 走らなければならないので 一方通行の場所などは 頭に入れておかないと 迷ってしまいそうになることがあります


私の乗ったバスは この22番線。ブローニュから 凱旋門を通り サンラザール駅の方へ向かうバスです。地図を見つけたので こんなふうにしてみました。わかるかな? (ついでに わたしたちの住んでいるアパルトマンの位置も 入れてみました。)この22番線は 高級住宅街と言われるパリの16区を 通り抜けるコースなので バスに乗ってくる人達を見ていると お金持ち風の 年配の方が 華やかなお洒落をして お友達と お買い物かしら?というような方がたくさん バスに乗り込んでこられました。いつまでも お洒落心を忘れないと言うのは 見ていても 嬉しいものです。通りに面して ブティックが建ち並びます。かわいい手作りの毛糸の店で かわいいディスプレイを発見! 子供服は 見ているだけでも かわいくて 買ってしまいたいくらい! バスの中は ほどよくヒーターが きいていて うとうとしてしまいそうになりながらも 眠気と戦いながら サンラザールへ 到着。時間にして 30分少しくらい。面白いコースでした。次回にはぜひどこかで 下車をして 探検するのも いいかもしれません。サンラザール駅は 久しぶりです。というか いつもは 通り過ぎてしまうので ゆっくりと見ることがなかっただけなのですが あたらしく綺麗になっています。ガラス張りのドーム型の エスカレーターが 目立っています。この駅は パリから フランスの北側に向かう列車が 集まっているところです。映画「アメリー」に出ていた自動の写真撮影機の置いてあった駅は ここではなく 東駅の方です。私が 昔 始めてフランスに来たときに 出演することになった舞台が あの「男と女」で知られる ドーヴィル。そして ココシャネルが 初めて自分の帽子の店を持ったのも ここ。そこへ向かう列車が ここから出ています。ノルマンディ地方に行くのにも この駅を利用します。大きな駅には どことなくノスタルジックな 雰囲気があって いいものですね。今日は金曜日で ちょっとした 春休みヴァカンス中なので 大きな荷物を持った人をたくさん見かけました。そして 最近取り締まりが いろいろと厳しくなっている警察の姿も たくさん見かけました。気温は 低かったですが ほんとうにお天気がよくて 気持ちのいい一日でした。
23 Février 2004
今日は 休みだ!
と言えば
ハンバーガーショップのMでは ありませぬ 
メトロの
遠くからでも これが見えると 目印になって 地下鉄の駅が わかります。でも たった一度ですが 私は この を間違えて 地下鉄のつもりで ハンバーガーショップへ いってしまったことがあります。と言ってもそこは この看板2つが 並んでいて ちょっと紛らわしいのです 
明日は仕事が休みだと思うと、夕食に ちょっとワインを気にしないで 飲んでみたり それだけでも やっぱり違う。そして朝は 心もち いつもよりゆっくり といっても15分くらい 長く 布団の中で ぬくぬくしていただけで ミシュカも なんだか もう起きようよ!モードになって まわりをチョロチョロし始めるし、窓から 気持ちのいい日ざしが さしているので さぁ〜今日は 何からはじめよう! と 気になってくる。おもむろに おきて まず コーヒーを沸かし オットには そのままストレートで 私には カフェオレカップで カフェオーレの用意。フライパンに火をつけて いつものように 夕べ寝る前に 準備しておいたクレープを 一人2枚ずつ焼いて マーマレードを添える。オットが食べ始めたころに わたしもテーブルにつきます。どちらからともなくテレビのスイッチを入れ 見るのは ユーロニュース 一日中 ヨーロッパ全体のニュースと伝えている番組を 見る。そうしていると オットには 仕事の打ち合わせなどの電話が なり始め 少しづつ 仕事モードに 私は 今日の計画を 練り 掃除洗濯をスムーズに 片付けられるように進めていく。その横で ミシュカは 自分の居場所をうろうろしながら見つけ そこで またひと寝入り。こんな感じが うちの朝の様子です。今日は それに 先日 田舎のほうから 暖炉用に 木をたくさん分けてもらってきたので それを 家の運び込み しばらくその木を乾燥させるように 積み上げる作業を二人でしました。今日は 買い物もいくつかまとめてしたいし、久しぶりに 家でゆっくりご飯が食べたいので お料理を仕込みたいし、午後は レストランの 仕上げ準備で また 何かと 仕事はあるし それでも時間が取れたら 練習に出かけようと 思っている。風邪は 完璧によくなったみたい。からだが軽いと 気持ちも軽やか。こういうのが やっぱり嬉しい。
25 Février 2004
話ができるということ
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今日のエッフェル塔
いつか撮りたいと思っていた画像です。仕事に行く時に 
セーヌ川をわたるミラボー橋での 瞬間です。
あまりにも小さいですが 左にかすかに見えるのが 
自由の女神です
うちの台所
うちの前の通りからは 台所の窓が 見えます。ほかの家の間取りは違っているのか こういう家は あまり見かけないのですが、多分料理をしていると その匂いも通りまでしているのではないかと思われます。写真は 縮小したので はっきりとはわかりにくいですが この窓からは 壁にかかった たくさんの鍋とフライパンが 見えます。 
もう少しで ホームページを始めて2年がたち、3年目に突入。いろんなことがあったなと 読み返しながら その時その時に書いたことと共に そこには 書いていないもろもろのことも 同時に思い出せる。マイペースで 書いてきたのがよかったのかな。




この左の写真は パリに何軒かある au nom de la rose という薔薇の花だけを売っているお店。店の 入り口付近から 中まで 薔薇の花びらが ちりばめてあって いい香りがします。バスの中なら 速度を落としたのを きっかけにパチり! 思ったよりもよく写っていました。そのシャッターの音で 私の横に相席していた 年配の女性が 思わず 話しかけてきました。「今のは写真なの? 」・・・から始まって 彼女も写真が好きで 「たくさんいろんなものを撮ったわ」と言う話から たくさんいろんなお話をしました。とりわけ 今までに行ったという 旅行の内容は とても上品でいて 穏やかな話口調には 似合わない彼女の 行動範囲の広さに 品のよいバイタリティーを感じさせるものがあって 刺激的でした。毛皮のコートに おっしゃれな帽子 それに杖をついて 今から 彼女は 病院に行くのだそうでした。私には 日本から来たのでは フランスでの暮らしは はじめは大変だったでしょう?でも 若い時に いろんな価値観に出会うと言うのは 大切なことよ。大変だと思うけれど がんばるのよ と言って下さいました。私の ひとつ前の駅で 降りた彼女は バスの中の私を探すこともせず バスが進む方向に対して いつまでも 手を振ってくれていました。その姿が 心に とても 残りました。ほんの数分の間の友情 という表現は ピッタリではないかもしれないけれど 心が触れ合うとことの 暖かみをあらためて 感じ また大切な思い出が 一つ増えました。フランス語で なにげない話が抵抗なくできるようになっていることを 心から 嬉しく思います。ほんとうは 話し好きな自分だったのに フランス語が壁で 随分 辛い思いもしたから 嬉しさは 何倍にもなるみたいです。もっといろんな人と 会話をしていきたいな。がんばろう!    
27 Février 2004
玉手箱





首を長〜〜くして待っていた 両親からの船便小包が やっと届いた。まずは お父さんお母さん いつもありがとう! いい年になっていて はずかしい気がするけれど やっぱり うれしくって ニヤニヤしている私。ここに至るまでには いろいろとあって、というか フランスの郵便局の いい加減さが もとで 去年の年末に 送ってもらった母 手作りの日持ちのするおせちの料理のはいった小包は 日本に送り返されてしまうと言うことがあり まぁ それまでにも こまごま 信用できない事件があったりもしたのですが それも 我慢の限界を超えたため つい最近 郵便局に クレームをつけに出かけたり 今後 こんなことが起こったら どうしてくれる! と 言っていたところなので 今回 この小包が 無事届いたことは ちょっとした感動であります。それも 長い列を作って 郵便局で待つのはいやなので 朝8時に開いたと同時に受け取りに行きました。朝 ということで ついでにクロワッサン(食いしん坊バンザイ!)を 2つ買って 家に戻り それをほおばり、ドキドキしながら開けてみる。ヤッター わぉ〜 欲しいものが いっぱいだ!! 好きな日本の のど飴もいっぱい!!嬉しいのは 頼んでいた おいしいほうじ茶。それも 一保堂の ほうじ茶。思わず 持っている茶筒も きれいに洗って さぁ 開封! いい香り・・・・・・・ たまにこのほうじ茶が 飲みたくなるのです。うれしいな うれしいな いつものサランラップも 箱の底に 敷き詰めてくれている。もう 涙ものです。おっかさん ありがとう。佃煮や おいしい塩昆布 またオットに 内緒で 炊き立てご飯に のせて ちびちび いただこう! (でも 結局見つかってしまうんだろうなーー 口惜しいけど・・)これでしばらく 楽しめそう!! てなことで、送ってもらった小包には 次から次へと うれしいものが 詰まっていました。ほんとにありがたいわね。感謝感謝です。





今夜は 私の高校時代の友人が パリに来るので 会う約束をしています。高校時代といっても 今から 10年位前のことなら こんな気持ちにはならないのでしょうけれど それが やっぱり ?十年前となると ことは ちと 違います。彼女は イギリスの方と結婚をして 今はロンドン住まい。パリとロンドンとは 今は 国内のように行き来できる便利さなので 近いというイメージ。それにしても 高校卒業以来 会ったことがないというのも いろんな意味で スリルがありそう! もちろんお互い 見た目も 変わっていることだろうし どんな話が 出てくるのか 今から楽しみです。彼女は 高校時代 バスケットに明け暮れる バリバリの 体育会系タイプ。卒業後も 実業団チームで がんばっていたと言う根性人間。あれから ?十年後 お互い外国人と 結婚をし このパリで再会をすることなど 誰が 想像できたでしょう。ほんとうに 生きていると いろんなことがあるね。私はと言うと その高校時代には すでに 私は バレエに 没頭していたので 授業が終わると 練習にすっ飛んでいく毎日だったので はずかしいけれど 友人と呼べる気の知れた仲間が少ないのです。なので 私の 若い頃の バレエ以外でのつながりを持った友人と言うのは 非常に貴重な存在でもあります。どんなふうになってるんだろうな〜〜 向こうもそう思ってるんだろうなーー。待ち合わせは 夜の8時頃、今 まだ朝の 9時。なのに すでに ドキドキしている。  


今日もまた エッフェル塔
昨日とほとんど同じアングルですが 時間帯と 天気で かなり違って写りますね。
で、今日は 快晴です
手前に写っているミラボー橋は 
緑色をしています 
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Le Ciel Blue
今日の青空は 突き抜けるように 高い
気持ちのよい飛行機雲が走ります
パリの外観は 色も高さも 統一されているので 
気持ちがいいです。
それに電信柱のないこと。
そして 緑が多いこと。
足元さえ見なければ(犬の糞) ほんとうに 美しい街です
29 Février 2004
Rendez-vous




サンジェルマンデプレ教会
このすぐ横が 有名な カフェド マゴ



背が高く ショートカットで 見るからにスポーツウーマン。クラスの中で 彼女のことを 悪く言う人は 絶対いない みんなのアイドル的存在。それが 高校時代の私の彼女に持っていたイメージです。30年ぶりの再会を サンジェルマンデプレ教会の すぐ横の カフェドマゴですることになり 彼女はもう一人の友人と 先に行って 飲んでるね!という伝言で 先に 電話で 会話をかわし 雪混じりの小雨が降り始めた中、私は 早足で サンジェルマンデプレに 向かいました。店に入ると すぐに 見つかると思ったら 中には 観光で 来ているらしい日本人が いっぱい。実は 中に入ったことは 初めてなのです。この時間だし きっと 日本人を見つけたら それが彼女達だ!と決め込んでいた私は キョロキョロとあたりを見回してみる。ちょっと慌てはじめたけれど それが 不思議と すぐにわかったのです。でも、昔のイメージには 程遠い 女っぽい容姿に 思わず 彼女に 言ったはじめの言葉は 「いや〜ん 女になってるやん!」 彼女も 「昔 すごかったもんね! 自分でも 信じられない!」と帰ってきました。彼女の座っている席が テーブルで つかえていなければ 再会するないなや きっと 2人で 思い切り抱き合って 再会を喜んだであろう感激の対面でした。(でも この店を出た後で やっぱり 抱き合って 喜びました。)今まで知ることのなかった 高校時代の秘話や その後の 話など お互い 切れることなく話しつづけ 食べつづけ 楽しい時を過ごしました。自分の気持ちに素直に まっすぐに生きている彼女を見て うれしいと同時に 励みになる気がしました。話し始めて 5分もたたないうちに 昔の関係に戻り 言いたいことを 言い合えるというのが 友人と言うものなのでしょうか。こういう再会はうれしいものだなと つくづく思いました。そして これからも ずっと 刺激しあえる仲でいたいなと思いました。  


凱旋門の横顔
この写真は シャンゼリゼの凱旋門をバスで 通過する時に 横から写したもの
そのあと 下のの正面の方へとバスは 回りこみます  
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迫る 凱旋門
あまりに近いので 
上のほうを見るには かなり覗き込まないといけない 
*topics*
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毎日出会う 
人 もの そして自分 
いいときばかりではないけれど 
いつも 素直な気持ちでいたい 
そんな思いを込めて 


02 Février 2004
3年間の沈黙



ほぼ 1週間 この Topics の更新をしなかったのには 理由があります。今年はじめにも書きましたが 悶々と過ごした3年間から開放され いろんなことへの実行へ向けて 動き始めたからです。それも ひとつではなく 3つのことが同時に 進展しています。なんで 一度に こういうことになってしまうの?と思いながらも これは嬉しい悲鳴です。この1週間 緊張と 嬉しさ 新たな好奇心と 気持ちも大きく動き始めました。この新しい生活のペースに 慣れていくのに 毎日 少しずつ 焦らずにと思いながらも 若いときとは違い それなりの人生経験もあるわけですから そこで 一工夫してみるのも 今までにない やりがいの感じられるおいしい部分です。すごく大変な 状況にありつつ 気持ちは 青春している。きっと 本気で これは何とかしないといけないと 切羽詰っているのも それに反動をつけいるんだろうと思う。自分から進んで何でもやってみる、そこに 今までの経験生かして プラスアルファーしたい、 今は そんな感じです。ちょっとしたことで しぼんでいたら ぺしゃんこになってしまうような部分もあるので 正直 気が抜けません。私のポイントは 自分にできる精いっぱいを 思い切りやること! これが 私なりのストレス解消でもあります。頭を使ってばかりになりそうなときは、身体を動かして 少し 気分転換、そして また 頭を使い 慣れてきたら体をというふうに 両方動かすと 終わった後に 疲労感と共に 充実感があります。家に戻ると 夜は ゆっくりお風呂に入って バタンキューです。ちょっとなつかしい気さえします。これも まだはじめだからなのかな?と思ったりするけれど、多分これは性格のような気がします。始めての 仕事という緊張感はあるけれど 仕事に対する 姿勢という意味では 今までも ずっとそうしてきたことだから とりたてて大変ということもありません。 ここに書きたいことが 山積みなのですが 今はまだ ちゃんと整理できていないので 支離滅裂になりそうです。とりあえず 展開し始めたこれらの 動きが さらによい方向へと向かうように がんばりたいと思っています。詳しい内容は また徐々に ここに書いていこうと思っています。
神様!どうか上手くいきますように 見守ってください!

明日は 節分 !  
みんなで いっしょに
鬼は外 福は内!
思い出
テレビに映るこのおじさん 知ってる この人
忘れてはいません。私達の結婚式に来て下った オルゴールを聞かせてくれる人です。パーティーを 盛り上げるのに オットのアイデアで お願いしてきてもらいました。
パリといえば・・ というあの音色です。
05 Février 2004
その人の日常



新しいことをはじめるとともに 当然 新しく人との出会いもあることになります。今 これまでに 私が接することのなかった種類の人たちと一緒に仕事をすることになって これもまた 面白い発見があるもの。その中に フランスで育ったという日本人の20代の 男性が 2人いる。全く日本語には不自由ないので 当然 私と同じような日本から 来たのかと思ったら その2人が 日常会話をするときには ぺらぺらと フランス語で話しているのが 私には どうも滑稽に思えたりする。そうか 彼らの両親が 日本から フランスに移り住み 彼らは その2世ということになる。聞くと そういう日本人は 今は結構たくさんいるという。そうかもしれないと想像はしていても 実際に目の当たりにすると なるほど・・・と 言う感じがする。一人は 大学生で 何を専攻しているのかを聞くと 僕達は 考え方まで フランス人とまではいかないので 文科系の専門は むずかしいのだそうだ。私は 即座に 逆にそういうところが面白いのではないかと 聞いてみたけれど そう簡単な話ではないらしい。彼らは 会話には不自由ないけれど 日本語を書くということになると むずかしく フランス語になってしまうらしい。(ちょっと羨ましい気がする・・・)今は情報の社会といわれている中で 世の親たちは 子供が 自分達だけではなく テレビや ラジオ 今は インターネットの世界などから たくさんの情報が 無条件に 手に入ることで 自分達だけでは 手におえない影響を受けているという 不安もあるのではないかという気がするのですが、彼らと出会ってみて それでも やはり 社会の一番小さい単位 家族 というものの 影響が 一番大きいのかもしれない気がする。いい意味でも 悪い意味でも  家族という単位から 子供達は 一番初めに いろんな智恵を見につけていくのだということに目を向けるべきなのではないかという気がする。何かが 起こったときに つい責任のなすりつけをしてしまいがちな今の風潮に対して それぞれが 自分のすべきこと に 目を向けなくてはいけないのかもしれない気がする。 そういう彼らと 接するというのは いろんな意味で 勉強になる。
私もいつまでも 頭を柔らかくしておきたいなと思う。
そういう彼らに ご両親の年齢を聞くと 私と同い年だった。・・・・・・・・・・・・ う〜〜ん・・・
ハーゲンダッツの 新メニュー
こういう メニューは
日本でも あるのでしょうか?
フルーツと アイスクリームの 
チョコレート フォンジュ
 アメリカ人の観光できているらしい女の子の集団が この前で わぁ〜食べた〜い! と叫んでいて お店の人に 金額を聞いて あんまりお高いので 
がっかりして とおり過ぎって行きました。
09 Février 2004
春の日ざし そして・・・



仕事を始めて 2週間。今日から 約10日間ですが 私の働いているところの年2回あるヴァカンスのひとつあたるということで お休みになります。やっと少しなれたところだったので休んでしまうと また 振り出しに戻ってしまうのかという不安も あるけれど 久しぶりに 時間を気にしないで 過ごせるというのは やっぱり 嬉しい。でも 朝は 習慣になってしまって いつもどおりに目がさめてしまう。 ここ最近の天気は 不安定ながらも春の日差しを感じさせる 柔らかい光で 花のつぼみも膨らんできそうなそんな感じです。
そんな お天気とは 裏腹に おととい事件が起こりました。私のちょっとしたすきに やられてしまいました。そう!クレジットカードを 盗まれてしまったのです。でも 運良く 私の銀行口座を作った場所の横だったのと 土曜日も午後の4時15分まで あいている店だったのが 幸いして 盗まれて5分もたたないうちに カードを ストップできたので 結果的には 被害は 免れ またひとつお勉強させてもらったというお話。ちょうど 自動現金引出し機から お金を引き出して カードを 取ろうとした瞬間に 声をかけられ あなたのカードは 出てきましたか?という質問で 油断している間に その本人が 私のカードを 抜き取ったようです。これはかなり 巧妙で 自分も被害者だと装ってくる テクニシャンのようでした。あとで冷静に考えると そんなことがある訳がないのですが とっさに動揺しているときの人間の心理というのは こういう些細な矛盾を冷静に捉えることがむずかしいものなのでしょう。その犯人は 
20代で きちっとしたスーツ姿でネクタイまでしていて 自分も今 この機械でお金を引き出そうとしたら カードがもどってこなかったんだ でも こういうことが起こる可能性は 結構あるんだけれど 来週の月曜に この銀行に来れば 解決できるから心配いらないと言う。そして それでも 疑っている私の表情を見て 自分はここの銀行のものだという。(そんなこたぁ〜 ある訳がない!)だから自分の名前をここで言ってくれたら 自分が対処するから心配いらないとまで言う。私の ほんの1秒のすきに カードを抜き取ったことを その場で指摘することが できそうになかったことを思うと 今回の私の対処は 被害にあったとはいえ正しい処置だったと思う。なにかの手がかりを本人にさせないと思い 本人に 名前と 連絡先を 頼んで書いてもらい 私は 別れてから 即座にその番号に電話で確認。全く知らない人にかかり 思ったとおり その本人が でたらめに書いた 番号だといううことが すぐに わかったので すぐにカードを 止めなくてはと 時計を見ると 午後4時10分。閉店5分前。それも 私が口座を作った銀行なので 何とかなるだろうと 飛び込み 受付へ事情を話すと こちらに自分で連絡をして下さいと 電話番号を渡される。カードを止めるのは 部署が違うのか!と 半信半疑のまま できるだけ早い処置をしなければと 連絡をとり 自分の口座番号をいうと ここでも あなたの番号は こちらで確認できませんとくる!ヤバイ! そこでも そんなはずはない もう一度調べてくれと頼む。でも その相手は こういうことは ありえるので 心配しなくても 大丈夫だという。??? (フランス人の心配いらないという言葉が信じられなくなっているわたし)今連絡のあった 日付と時間を あなたの 口座を作った銀行にFaxで そのことを 証明する書類を送るので それ以降に引き出されたものは 無効になるからと説明がある。でも そのFAXが その銀行に届いているかどうかを あなた自身が もう一度確認してほしいという。でも 私はその銀行の中から電話をかけているんです! というと 相手も ???と 反応が おかしいので それなら 直接 そちらで カードをとめられるはずだという。私は 今ここにいる銀行の人と 代わって話してもらえますか?と頼むと もちろん 代わってくださいといわれ 電話を渡すと はじめに私に 相手を受付の女性は まだ いろんなしくみを理解していない人だったようで 近くにいた女性が もう一度電話を取り話してもらうと その作業は この場所で 即座にできるものだったということが判明! 電話をした相手も その私の目の前にいる 受付の女性に ちょっと 文句を言っている様子。本人が その場にいるのに 何をしているの!といった感じで 受付穣も ちょっとふくれっつらになっている。そんなこと聞いてないもん!といいたげな表情。最終的に 手なれた銀行の 女性が 目の前で 確認 わずか1分も立たないうちに処理ができたというわけ。私が最終的に カードを使った記録で 犯人がお金を使った形跡もないことが確認できて わずか 5分足らずの間に 4人の人間を相手に すったもんだの 騒ぎでした。カードを再発行するためのお金が 少しかかるとは言え 閉店前5分それも その銀行が 月曜が祝日ということを考えると この5分遅れていたら間違いなく 土曜・日曜・月曜と3日間の間に 犯人は お金を引き出していることだろうと思うと 危機一髪でした。こういう手口は もちろんそういうことを計算してのことで 最近は フランス人も たくさん被害にあっているらしいのです。まぁ お見事!と 感心もしてしまう私。いつも思うけれど そういう智恵が 働くなら もっとほかのこともできるだろうにね。こういうことがあった直後というのは どうしても まわりが信じられなくて みんな 疑ってかかってしまうところが悲しい。でたらめの電話番号を書かれた 相手の おじいちゃん 申し訳ない。何度も かけてすまなかったなぁ。すごく弱弱しい声で なんとか必死に声を出してくれているみたいな感じで 怒りもせず 多分お間違えになっていると思いますと 丁寧に言ってくれたんですよね。

そして 落ち着いたあと 気が付いたこと。
私のフランス語が かなり上達しているということ。
やっぱり切羽詰るって すごいことだ。
みんなも気をつけてね! (特に Paris在住の方)
パテスリー
つやつやの焼きたてのパテスリー ここのお店は 今人気で ティールームも それほど高くなく パリらしい雰囲気を味わえる素敵なお店です
マカロン
これも同じ店
表紙のマカロンも同じです
またもや お邪魔虫
パソコンの前に
立ちはだかるミシュカ
10 Février 2004
夢の実現に向けて



仕事をしているときのほうが かえって ほかのこともはかどると言うのは きっと私だけではないでしょう。たまの休みだから ゆっくりとしたいというのもありますが 仕事をしていると できないことを このときを機会に実行したい 今日はそんな感じです。幸い お天気も 肌寒いものの とてもよくて 嬉しいです。昨日 久しぶりに知り合いから連絡があり 今度の土曜日に ご主人の誕生日で 人を家にたくさん招くので 料理を作って欲しいといわれています。料理好きが 高じて 時々こうして人お宅の料理を作ることがあります。今回は 15人ほどのパーティーで 本格的な料理ではなく ビュッフェ形式で 皆が取り分けて つまむといったものが お望みだそうです。以前にも 作った料理が おいしかったということで 鯖のきずしをイタリア風にアレンジした サラダに 野菜だけのちらし寿司 それに もう1品 なにか温かい肉料理を 作ろうと思っています。こういう仕事は 気分転換にもなって 結構楽しいのです。踊りという仕事をしていなければ 料理関係の仕事をしたかったなぁ〜と ほぼ不可能に思っていたことも 人生 わからないものです。実は この私のホームページにも まだ 書いていませんでしたが オットの レストランが 現在 ほぼ完成に近づき 近いうちにオープンします。といっても かなり長くかかっている計画なので いい加減に 始めないと いけないという状況なのですが、店が 日に日に 出来上がってくると いよいよという気持ちになって 嬉しいものです。去年 見つけた 物件が 運良く2件続きで借りられるということで 将来的には 壁をぶち抜いて 1つの空間にして 拡大するという計画で 今は そのひとつの方を とりあえず カフェバーという形で オープンさせます。お店の形式によって 企画や 取り扱いが変わるので いろいろと 難しい問題が 次々出てくるのですが オットも 今回の仕事は 何とかものしたいという思いで 力を入れています。このホームページは 私の プライベートのことを書くだけと思っていたので そのことを ここに書いていいかどうかは 聞いてみてからと思っていたので 今まで 書かずにいましたが 聞くと いいよ! と一言返事だったので 今日 公表することにしました。また 詳しいことは あらためて お知らせしたいと思っています。パリ在住の方も 旅行で来られる方にも 気軽に遊びに来ていただけると 嬉しいです。エッフェル塔が チラッと見える場所で 交通の便もいいので 条件的には 今まで見てきた中で 一番よいものです。店の色や ロゴと 細かく 進んでくると 実感もわいてきますね。こういうサービス業は どこでも 浮き涼みが激しく 大変だということをいつも言われますが 私は まだよく知らないからなのかもしれませんが そういうことは それほど苦にならない方です。おいしいお酒 おいしい食べ物をきっかけに 人が 触れ合うというのは 一番日常のことであるとともに 人間生きている間 切り離せないことだからです。そしてこのこととは 別に 踊りのほうの 仕事も 展開しそうなので 2足のわらじということになるでしょうか。まぁ欲張り過ぎずでも 野心も失わずというところです。









この間 地下鉄を降りて 歩いていると 通り過ぎた男性が振り返って 挨拶をしてきた。どこかで お目にかかっていますよね? という男性。そういわれれば そんなような気もするけどというくらいで 私にははっきりとした記憶がありません。フランス人からすれば 東洋人は 少ないので 覚えやすいかもしれませんが 私は 会った人の顔を 記憶することには かなり時間がかかっていて 記憶の中で よく混同していたりします。それはともかく そのあとその男性は 私に独身ですか?と質問。もちろん 結婚していますと答えると 残念だなぁ〜 お茶にでも誘おうと 思ったけど と にっこり。私も そうですね。これで 会話は おしまい。でもこういう会話が 嫌味なくさりげなく できることが 羨ましい。もちろん下心が 見え見えで 危険タイプもいますが こうして あと味が さっぱりしているのは 悪くないですね。生活していると ほんといろんなことがあるもんです。まだまだ 私の人生 これから 何が始まるのでしょうか。とりあえず 健康にだけは気をつけて がんばりたいと思います。


チョコレート好きのフランスでは 特に目立ちませんが ヴァレンタインデーが近づき 時々 目にするようになりました。日本のヴァレンタインデーは ほんとに すごい騒ぎだったな〜と 思い出します。相変わらずなのでしょうか?フランス人のように 常に愛をささやいていると それほど必要を感じないのもわかるような気がします。だから 日本人には こういうきっかけが あることで ほんとうに 告白できるという人 たくさんいるんだろうな〜。この際 みんな 愛の告白 はずかしがらず するといいのかもしれませんね。
  
今日のシャンゼリゼ
日中は車が激しく行き交います
春の兆し
こんなピンク色の花を
目にするようになりました。
春 
冬を長く感じるフランスでは 
待ち遠しい季節です 
木洩れ日
日本語の表現には ほんとうに 
美しいものが たくさんありますね
これは 立ち寄った田舎のカフェで 
撮った一枚。
木洩れ日を思わせる日ざしが
 窓からふりそそぎ 
豊かさを感じさせるひとときでした。
11 Février 2004
作ってみました



何か 自分で始められること。
というので 去年は こんなバックをいくつか デザインして 自分で製作して 販売していました。まだ 少しですが 在庫があります。気に入っていただける方に おわけしてもいいかなと思っています。
ご希望の方は メールか BBSにでも ご連絡ください。
マイブランド
Chocolat と名づけた このバック。
手触りのよさが ポイント。大きすぎず 小さすぎず ちょっとしたお出かけように 作ってみました。ボタンが どれも違うので 選んでいただけます。
マイブランド
もち手は 肩から下げられる長さ
黒地のフラノ地に 同じく黒のツィード地で まとめました
 
マイブランド
これが第一作目のバックです
黒のボタンと エンジのトリミングがアクセント 横には携帯用の小さなポケットが付いています
マイブランド
ぬいぐるみのような手触りで 
ビーズで 刺繍が入っています。
マイブランド
ツィード地でポケットにし同系色で まとめました 大きなガラス球のボタンが アクセントになっています
12 Février 2004
続 カード盗難
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テーブルグッズ
蚤の市で見つけたテーブルクロス
刺繍のデザインが ほのぼのしていて 気に入りました。
お揃いで コースターも あります。
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なんと言っても パンは おいし!
フランス人が 1年間に食べるパンの量は どのくらいなんだろう 日本人のご飯と比べると なんて 思ったけど 
比べてもしかないことかも・
2月9日の Topicsで書いた クレジットカードを 盗まれた話。
実は 終わってはいなかったのです。
ということで 今日はその続きを。
(始めてここを読まれる方は 下の9日の話を読んでいただくと わかりやすいかと思います)

要するに 私が カードで 現金を引き出そうとして その相手と やり取りをしている時には そいつが 犯人だということはわかってはいたものの その時点では どうすることもできなかったので できるだけ早く カードを 止めるために対処する方がよいと 判断したわけなのですが、被害後 私にすると わずか 5分の間に 止めることができたのに その犯人は もうひとつ上手 その5分以内に お金を引き出していたのです。十分ありえることですが・・まぁ 読んで下さっている方を心配させないように 先に 結果を言うと 前回と同じく 何とか 被害にはあったものの その引き出された金額のお金は かなり時間がかかるそうですが 戻ってはくるそうです。
順を追って話すと こうです。
まず 今朝 お金が引き出されているけれども 残額が足りないということで その私の銀行から電話があり 眠気が吹っ飛びました。その電話をかけてきた人は 私が そのカードを ストップしたことも何も知らない様子で 私が 盗難にあって カードを止めに そちらで手続きをしたのが いついつで その引き出されているお金が それ以降ならば おかしいと 私はかなり感情的に 突っ込んでいたのですが それを見かねて オットが電話をかわってくれて とりあえず 本人が そちらに今からすぐに行きますということで電話を切り その銀行へ すぐに出向くことにしました。私は カードを 止めた時点で 安心していたのですが 自動引出し機で お金を引き出した場合 その同じ銀行の機械だと 早くに その情報が 入ってくるのが その他の銀行のものだと 何日間か後に その連絡がくるので 誤差が出てくるという状況。それと 今回 私が勉強になったのは 自分の不注意で カードを紛失した場合と 盗まれた場合とは 取り扱いが違い 警察に届出を出して 証明書をもらわないといけないということ。(頭では 理解しても 実際となると いまいちピンときていなかったところ)ここでも 幸いしたのは 私の口座には わずかの金額しか残っていなかったことで 犯人が引き出すにも 限界があったということ。でも結局犯人は 引き出せる限りの全額を引き出していたので 少しだったといっても 恐い気がします。目の前の 銀行の男性が 私の口座の履歴をいろいろ調べてくれて 犯人の引き出した金額や 時間が はっきりと出てきて それらを 一緒に確認した後、警察で これを見せて
盗難届けを 書いてもらってきてください といわれました。この手続きで 私の被害は 免れるのですか? と聞くと カードにかかっている保険があるので というような 返事で 今ひとつよくわからない感じでしたが そんなことより 警察で できるだけ早くその証明をしてもらおうと すぐに 警察に出向きました。歩くと30分くらいかかる警察に着くと どの警察の人も 相手と話をしている状態で 誰か手があくまで 待たなければいけない時間が 約10分。やっと手の空いた人に 用件を言うと 私の銀行から渡された紙に 判が押していないと この書類は 無効です。といわれるじゃありませんか???!!! 銀行の人は そういうこと考えないのでしょうか?銀行の人が 忘れているとしか 思えない行動。銀行員も なんだか いい加減。いつものことだと いってられない気がする。そのことのために 無駄な時間をたくさん使わなくてはいけない事実を どう考えているんだろう・・・私は 渡された紙をそのまま 持ってくるしかないのに ・・・ この系列の銀行ならば どこでも 判は押してくれますよといわれ それを信じて 私も もう一度 外に出て その銀行が 近くにないかを探すと 近くにありました。よかったーー。と思ったのも そのわずかの時間 結局 その銀行で 紙を見せると あなたの手続きをした 銀行でしかこの判は 押せませんとくる。このぉ〜〜!! このあたりになると 私も逆に 落ち着いてきて しゃぁない ひとつづことを 済ませるしかない。また 家の 近くの銀行まで 帰ることに。そして もとの銀行で もう一度 その紙に判を押してもらい(それも たいしたことのない判子だったので 余計に 腹が立ちそうになったりして・・すごい立派な判子だと 納得するのも変だけれど そんな気持ちになってしまいました)警察に またもやとぼとぼと歩き始め やっとこさ 到着。今度は もう大丈夫だと思っていると 今度は 前の人の調書を取る時間が やたら長く1時間以上もかかっている。別れた妻との間にいる子供のことで問題が起きているかなんかで 複雑なのはわかるんだけれども その調書をとっている警官が 妙に 相手の立場になって 聞いてるもんだから 話が進まんのです。相手は 困っているのは わかっていても こういうときには 逆に冷静に てきぱきと対処してくれないと かえって 心配になってきそうで 私もこの警官が 担当するのかしらと思っていると その人が終わると 警官も変わり 今度は 女性の警官 この際 人間観察も 面白いので いろいろ見ていると 彼女は 手馴れているのもあるのだろうけれど 相手に対しての質問も 手短で 明確 かつ 確認のために 毎回 調書に書いている記述に間違いがないか 確かめていて 第三者の私が見ていても 安心な感じ。その人は 家に泥棒が入ったらしく 鍵を壊されて 盗まれているものも だいたいは確認したが ほかにも被害がありそうだとか そんなことが聞こえてきました。そのことも含めて 今日のところは こういうふうに 記述しておきますので なにか気づいたことが あった時にはまた連絡してくるようにとか とてもテキパキしていて 気持ちよく その男性は ものの10分くらいで終わり 次は私の番。すると相手の警官が またかわり これは 一人づつ順番に変わって調書を取るようでした。ちょっとぽっちゃり目の 愛想のよいお姉さんで 私も ちょっと安心。まず 身分証明書を見せて どうしましたか?の質問に 私は まず フランス語が まだ十分に話せないレベルですと 前置きをし 起こった事件の一部始終を ジェスチャー交じりに 話しました。ここでは 問題なく すべてのいきさつを話すことができ とてもスムーズに やり取りができ 証明書に 判を押して受け取りました。その調書にゆっくり目を通すと 嬉しいことに 私が言いたかったことが 当然ですが 正しいフランス語で明確に かかれていて これが すごく勉強になったのです。喜んでいる場合ではないのですが こうやって 上達するのね!と それを読みながら ちょっと含み笑い。さぁ 再度 銀行へ いや その前に これらの書類の コピーをとってから。(銀行には このコーピーした分を渡すように警察の人から 念を押して言われました。フランスで 公的なやり取りをする時には 原本の書類は 必ず 本人が 保管することになっているのも ポイントなのです。)もう午後も かなりまわった時間 それらの書類を持って せっかくの 休みも 今日は一日 これで終わりだなーー と 開き直りながら 到着。それで終わりかと思ったら そうではなかった。今度は 自筆で 不正に引き出された この金額に対して 保障をしてくれという 文章を ここで書いてくださいと言われ 内心 そんなこと できる訳ないやん ねぇちゃんと 思ったら その自分の思ったことが 顔に書いてあったのか お姉さんは 無理です・・よね?と やさしい顔で いってくれたので ちょっと それはむずかしいですというと じゃぁ 私が書きますので 内容を確認して サインをしてくださいということで 一件落着。それにしても もういい加減にしてくれぇ〜 と 叫びたい気分。クレジットカードにかかっている 保険が それに適応されるには 申しわけありませんが 少々お時間がかかりますが この額に関しては 保障できますので ご安心下さい ということでした。まぁ とんだ騒ぎでした。それも 仕事が 運良く休みだったのが これまた救いでした。こんな話は きっと珍しいことでもないのだと思いますが、まぁ こういうことも あるということで ここに 書き残しておくことにしました。

ああーー疲れたよ〜〜ん
こういうとき あったかい うどんが 食いてぇ〜cha.gif(512 byte)
(どうしても食い気に走る私)

13 Février 2004
13日の金曜

そういえば 今日は13日の金曜だった。いったい13日と金曜の重なる日は 一年に 何回あるんだろうなどど 考えても仕方のないことが ふと浮かぶ。

昨日は一日 盗まれたカードのことで さんざんな目にあい 一段落して 気分を変えて やっぱり身体を動かそうと クラスを受けに出かけた。私の一番苦手な先生だったけれど それが 実際受けてみると 意外な発見をさせてもらうことが多く 勉強になるので がんばるぞと! と思っていると 生徒の人数が かなり少なめ 始まってみると そこへもって 私は 先生の 今日の 的にあたり 集中攻撃にあってしまった。先生は 私の横から離れない。先生 ほかにも生徒さんが いるよ!と 言いたいのを我慢して ひたすら 彼女の要求する動きを 試みる。他の人は ここまでしなくてもいいです。自分で 判断して 動いてみるようにと 言いながら 私には きついポジションを要求しながら どんどん攻め寄ってくる。堪忍してぇ〜や! 私には ”どうして ここまでやらないの ほら できるんじゃない!”とくる。 自分のペースで やりたいんだけどなぁ〜 と ちょっと ため息が出てくる。それだけ 私は 見込まれているんだと いいように理解して やってみる。今 受けている先生それぞれ 動きの 基本は同じなのだが 彼ら 先生達自身の身体が 違うように説明として出てくる言葉は 極端な場合 正反対の表現を する時がある。慣れない人は 困るだろうな という気がする。私も 時々 そういえば 以前と違うことを 言っていると自分で気づくことも以前はよくあった。言葉そのものというよりも その言葉が出てくる前に どういうことをしていたかによって その受け取り方も かわってくるのだと思う。どういうふうに説明をしてくれるのかという点は 面白い。クラスが終わってみると 今まで 感じることのできなかった 動きが 感じられ やっぱり 一人ではここまでやれないんだなと 先生のありがたみも感じる。感謝感謝。そんなことで 夕べは そんなことで 心身ともに とことん疲れた。
そして 今日 昨日から食べたかった きつねうどんを つくる。BBSで 写真がお上手と お褒めいただいて これもやっぱり写真におさめなければと パチッ!と一枚。うん いい感じ。さぁ 今日も 懲りずに がんばろう。
といいながら 今から ちょっとお昼寝しま〜す。 
今日の きつねうどん
昨日から 食べたかったきつねうどん
 
  
おいしい泡
できたての Cafe au lait 
はい どうぞ 
いつもの場所で
練習に出かけて 少し早めだったりする
とここで時間を過ごします。
今月の雑誌 Marie claire は 
見たいところが たくさんあって 
久しぶりに買いました。こういうものの 色使いは 
ほんとうに 美しく 見ていても刺激になり
 冒険したくなります
14 Février 2004
Ma cuisine

今日の バレンタインデーは 先日 依頼のあった お宅で ご主人の誕生日をかねて 20人ほどのパーティーをされるので その料理を 用意しました。私の作ったのは 全部で 4品。 彼女が グリーンサラダ と もう一品 作るということで 一緒に 献立を 決めました。彼女の家の台所は 広いので とても 気持ちがよく その台所からは 大きな庭が 見えるので 作業をしていても とても 開放感があって 気持ちがいいのです。きずしにする鯖は 夕べから 仕込み始め その他 自分の家で 仕込めるものを 朝から作り始め 午後 3時ごろに そのお宅に伺い そこで 最後の仕上げを するという段取りです。依頼のあった彼女のお宅には よくお手伝いで 伺っているので なかのことは よくわかっているので 動きやすいのが 嬉しいです。家で 準備できることを すべて整えていったので 後は手際よく 盛り付け 火を通すものを 仕込むといった感じです。20人分と言っても はじめは ピンときませんでしたが そういうことにも 少し慣れてきて だいたいの全体のイメージが できるようになってきています。ちょっとサラダ系統のメニューが 重なった気もしますが 味のバリエーションが違うので これはこれで いろいろつまむのには 楽しいかもしれません。鯖は小ぶりのものしかなく 結局 10匹買いました。この料理は 前回作った時に 異常に好きな人がいて かなり食べそうだということで 多い目に作りました。これには いつも大根と人参の千切りを造り 絨毯のように敷いて その上に きずしを並べ コリアンダーの葉をいろどりに添えて イタリア風のドレッシングというのが 私のパターンです。今日は 温かい肉料理に ちょっとアクセントのあるエスニックなものが 合いそうなので タンドリーチキンを用意しました。ヨーグルトに もろもろのスパイスを混ぜ込み 半日以上 鶏を漬け込みオーブンで焼きます。今日は ちょっと隠し味に 熟したバナナが残っていたので つぶして加えてみましたが これが ちょうどいい感じに仕上がりました。今頃 皆さん食べているころでしょうか? また感想を 聞かせてもらおうと思います。でも 一日中調理をしても飽きない。私は好きなことが 料理で 助かっているなと思う。 

          献立

生ハム ソーセージの盛り合わせ
鯖のきずしのサラダ風
春雨とえびのタイ風サラダ
野菜だけのちらし寿司
タンドリーチキン
クリーンサラダ
苺とフランボアーズの デザート
 

キッチン
許可を得て 写真撮らせてもらいました。
この赤い壁の 一面が キッチンです。いわゆる オープンキッチンで 多目的に使えるのが 魅力です。手前側まで 写真におさまりませんでしたが 長いカウンターのようになっています。手前は 木のアンティークの 長ーいテーブル。 

今日の献立
 
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秘密のスパイス
ただのチキンが 
タンドリーチキンに 変身しているところ
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きずしのサラダ風
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千切りの山
この間 包丁を研いだばかりなので 
千切りが 気持ちよくできました。
16 Février 2004
一足先に
シャーベットオレンジ
オールドローズ のような 
シックな色合いの ラナンキュラス
リラの花と ラナンキュラス
お店に飾った ブーケ
買出しに行った オットが 花も買ってきてくれた
私の大好きな ラナンキュラス それもやさしい色合いの 春の色です
徐々に 仕上げ段階に入り 毎日 行くのも楽しみになってきたオットの 店。
夕べ 友人達と 夜にアペリティフを 一緒に飲んでいる時に 突然誰かの思いつきで 明日の 午後 その完成間近な オットの店で みんなで昼ご飯って言うのはどうだろうと 提案したのがきっかけで 10数名を呼んで 一緒に食事をすることになった。お願い!そんな提案 別に今日でなくてもいいじゃない とこれが私の 本音。私の休みも 残り少ないので 私としては ゆっくり気ままに過ごしたいと思っていたのも いつものことながら そんな夢は 叶いそうもなかった。でも 一足先に 実際に 店の雰囲気を つかむのには いいチャンスだし 悪い気もしない。何事も前向きに 捕らえるしかないという感じ。(なんて いい心がけ と ここで ちょっと自画自賛)朝から 2人で 最小限必要なものを 家で用意し お店に運び とりあえず みんなを 迎える用意を始めた。完全に出来上がっているわけではないので それらを 体裁よく隠しながら 設定し 約15人が 長いテーブルで 一緒に食事ができるように セッティングし お花も飾って それらしい 雰囲気になってきました。実際に中で動くと 細かくチェックできるところが 見えてきて それらを 頭におきながら だいたい 用意できたころ 一組目のカップルが 登場。人を迎える準備をしていると 店の前を通り行く一般の人も オープンしたと 勘違いして 入ってきたりして ちょっと 混乱する場面もありました。みんなで 決めた予定時間は 1時半。そして 皆が揃って 開始したのが 3時半。いつものことですが やっぱり 先が思いやられる。ふぅ〜〜〜。カウンターの中で 働いていても 外の光が入り 全体が 見渡せる空間に 位置するので とても気持ちがいいです。オットは 内装の仕事も 仕事にしているので デザインも 工事も ほとんど自分ひとりで 手掛けたので 自分の使い勝手のいいように 細かく設計しているので その動きやすさは 働いてみると よりそのよさが 感じられます。なんでもない 高さや位置が 実際に働くものにしかわからないというような工夫があって それは オットも満足しているようです。
親しい友人というのは こういうとき ありがたいのですが どうかすると 度が行き過ぎるというのも考えもので まるで 自分の店のごとく 店の中をチェックし始め 言いたい放題の自分の意見を言って いつのまにか 店の主人気取りな話し振りだったりすることがあり ちょっと あんた!なにもん?と 言ってしまいたくなることも 正直あるのですが そのあたりは オットの対応を見て 私は でしゃばらないという姿勢を保っています。でも しっかりチェックさせてもらっています。お開きになったのが 夕方6時半頃。後片付けを終え そして 夜は お友達の家に夕食に呼ばれているので またお出かけ。それにしても フランス人はよくしゃべる。と これが今日の感想。自分でも 疲れているのか 元気なんだか よくわからなくなってきた。  


先ほど 土曜日に 料理を用意したお宅の方から 電話があり その日のパーティーが 無事終わり 私の用意した料理の評判も とてもよかったのよ!と 嬉しい電話を いただきました。今回は とりわけ タンドリーチキンが 好評だったようです。それで また近々 このホームページの私の料理レシピにも ご紹介しようと 思っています。ぜひ その時は 皆さん 試してみてくださいね。簡単で 本格的な味で 人数多めのパーティーには お奨めですよ!

   
17 Février 2004
からだ と こころに やさしいもの

体調を崩すと 自分の体の要求しているものや 自分がどうしても受け入れられないというものが 如実に わかるというのも 面白いものだ。これも 本能的に 自分が自分を守っているのかもしれないと こういうときには 耳を済ませて からだや じぶんの心に 聞いてみるようにしている。ほんとうに これは要注意だぞ! という信号を感じると 私は 今までの自分が嘘のように すごくだらしなくなって わがまま放題になる。だって 自分は自分で守らないと 誰も わかってくれないから。日ごろ ついつい 自分の予想以上にがんばってしまうタイプなので このくらいは 許されるだろうというのもある。何度かここにも 書いているけれど 随分慣れたとは言え フランスで 医者にかかるのは どうも 面倒なことが多い。日本なら かかりつけの医者に行けば いつも だいたい周期的に 風邪をひいていたりしたので もうそろそろ 来るかな?というころに 来るね。と笑われながらも 点滴を打ってもらい 注射をしてもらって 薬をもらい 帰りに 温かいうどんでも食べて 帰るというのになれていたけれど パリでは そんなわけにはいかない。薬を買いに行くには まず 医者に処方箋を書いてもらわなければいけないし 注射を打つなら 注射器と薬を買って 注射専門のところで 売ってもらわなければいけないし 細かく 内容によって いく場所が変わるのも 億劫になる原因です。それでも ありがたいのは 同じアパルトマンの 鍼灸医で 医者の 友人がいるので こういう緊急の時に 飛び込んで 診てもらえることです。ここには 予約が 3ヶ月先まで いっぱいというこの人の治療を受けに フランス中から 人が尋ねてくるというくらい信頼されています。時々 家の玄関を開けると 針の治療に使う もぐさのにおいが 漂ってくる時もあり そういうのが 妙に郷愁をそそったりもします。日本のことも知っている彼は お寿司が好物なので また 今度 作った時にでも 家に呼んで ごちそうすれば それでいいというような ごくごくご近所づきあい。私と同い年というのもあって ついこういうときには頼ってしまいます。オットも 彼のところで 見てもらえれば一安心なのでしょう。今日はそれで その彼の ところに 処方箋を書いてもらいに 行き ついでに待合室で見つけた 日本語版 ELLE Deco の雑誌を ちょっと借りて 薬を 買いに行き その雑誌を眺めながら おとなしく家で じっとしていました。
炊き立て
3合炊きの 小型炊飯器のすぐれもの
炊き立ての湯気が カメラのフィルター効果になって ふっくら写りました。こんなことしたくなるくらいだから 今回の風邪もたいしたことなさそう。 
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鶏がらスープ
実は 先日のパーティー料理を 準備していた時の タンドリーチキンを作った時に 作業をしながらも残った鶏がらで ちゃっかり スープをとっておきました。こう言うところが 
ちょっと得する部分なのです




本日の からだにやさしいメニュー

ご飯を柔らかめに炊き 鶏がらでとったスープに 野菜をいっぱい入れて 早めの夕食を 一人でとり 早い目に休みました。
20 Février 2004
早 2月も 後半に
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春はそこまで
仕事に行く途中に小さな公園があり そこに 咲いていた花
さくらのようですがよくわかりませんでした
不思議?!
すすきのバックに春の花 
タイトルがそのままですが、今年に入ってから 時間の感覚が 全く変わってしまい 時のたつスピードが 恐ろしく速く 驚いてしまいます。遅まきながら 出そうと思って用意していた 年始の挨拶用の 手紙も 今になってはどうしたものかと 目の前にして 途方にくれています。1週間ほどの休みが終わり やはり毎日 ここに更新をすることが むずかしいと 思う中 家に戻って カウンターを見ると それでも たくさんの方が 見にきてくださっているようで そういうことでも すごく励まされているような気がしています。なんでもないことなのかもしれませんが 自分で こういうことを発信していることというのは 結構 孤独なものだったりするもののようです。インターネットの 持つ オープンで 手軽なイメージとは逆に これからは 自分の大切にするものを あたためつづけ それに応じて いろんな情報をを自分で集め 自分で選び 判断して 行動を起こしていかなければならない気がします。描いているイメージを 具体化する作業は 結局その人の エネルギーが 動かすのですから そういう意味で 情報ばかりで 頭でっかちにならないようにと思います。そして 今の時代 あらためて人との付き合い方というものについても 考えなければならないようなきがします。今日は そんなことを 思いながら 以前の自分 これからの自分を 想像していたりしました。完全ではないですが 風邪も ほぼ治り 自分のペースがもどってきて 健康のありがたみが 身にしみますね。皆さんも どうぞ どうぞ 体には気をつけてくださいね。今日は この写真のように 青い空で とてもよい天気だったのですが 気温がとても低く 針を刺すような寒さでした。明日もこの天気が続くそうです。風邪が ぶり返えさないように 気をつけなければ。

こちらで発行されている 日本語の新聞のあるページに紹介されていた 先日みた ラストサムライ の出演者 真田広之さんのインタビューがのっていて そこに  あなたにとっての武士道とは の質問に答え こう答えていました。

忠誠心とか謙譲、自分に厳しく 他人に優しくなどの、昔ながらの日本的な美徳だと思います。この作品は 日本映画だと逆に照れてしまって真正面から語れないそういうテーマをストレートに描いていて そこに日本の若い観客も新鮮さを感じ 感動してくれているんじゃないですかね。

という 内容でした。これを読んで さすがに この映画に取り組んでいた人の意見だなという感じがしました。私も 武士道と いうものと自分には 何の関係もないようですが この映画を見て どこかしら 目頭が熱くなってしまうというのは 武士道 以前に 日本人の中に 生きつづけている 美徳というものがその中にはあるからなのではないかという気がします。ともすると かたくなに ひとつの姿勢を 守りつづけることがまわりには 不器用に感じさせたり 頭が固いと思われてしまうのかもしれませんが 実際 私もここで生活していて フランス人の臨機応変についていけそうになくなってくるときいつも これと同じようなことを思ってしまうのです。日本に住みつづけていたなら 気づくことのなかったかもしれない そういう日本人の心 やはり忘れてしまいたくない気がします。 

21 Février 2004
プチ 観光
あたらしい サンラザール駅
パリでの 乗換えが 楽になりました 
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フランス人はドーム型がお好き?
上の写真をアップで見たところ。
地下につながるエスカレーターが ここにあります。ルーブル美術館は ガラスのピラミッドだし 結構 こういう近代的な建物も 見られます。
時計がいっぱい
こんなモニュメントが駅にあります
時間に正確ではないフランスも 遠距離の汽車となると少し訳が違うみたいですね。こういう大きい駅には 独得の雰囲気があります。余談ですが 一般の地下鉄などには 時刻表も 時計もありません。そうとは知らずに 先日 案内所に バスの時刻表を下さいと 頼みにいったら 始発と最終便の時刻だけを言ってくれて 普段は そういううものはないと言われてしまいました。だいたい何分おきに走っているという言い方で 答えてくれました。わかるような わからないような・・・ 
今日は仕事が 午後3時で終わる日。5時半からの クラスを受けるのには 十分時間もあるので丁度 そっち方面に出ているバスの 直行便を見つけたので お天気もいいし 今まで 乗ったことないバスのルートなので 観光がてら 乗ることにしました。


 
これはパリ全体の地図です。パリは1区から20区まで 中心から エスカルゴのように グルグル右回りに回る形に 区切られています。自転車でも 行動できる範囲の広さなので ちょっと体力に自信のある人なら ちょうどよい運動になるでしょう。私はちなみに 15区に住んでいて 自転車での行動範囲は セーヌ左岸側なら(ブルーのセーヌ川の下の部分を左岸と呼びます) 地図を見なくても だいたい 走ることができます。少し面倒なのは 自転車は 車と同じように 走らなければならないので 一方通行の場所などは 頭に入れておかないと 迷ってしまいそうになることがあります


私の乗ったバスは この22番線。ブローニュから 凱旋門を通り サンラザール駅の方へ向かうバスです。地図を見つけたので こんなふうにしてみました。わかるかな? (ついでに わたしたちの住んでいるアパルトマンの位置も 入れてみました。)この22番線は 高級住宅街と言われるパリの16区を 通り抜けるコースなので バスに乗ってくる人達を見ていると お金持ち風の 年配の方が 華やかなお洒落をして お友達と お買い物かしら?というような方がたくさん バスに乗り込んでこられました。いつまでも お洒落心を忘れないと言うのは 見ていても 嬉しいものです。通りに面して ブティックが建ち並びます。かわいい手作りの毛糸の店で かわいいディスプレイを発見! 子供服は 見ているだけでも かわいくて 買ってしまいたいくらい! バスの中は ほどよくヒーターが きいていて うとうとしてしまいそうになりながらも 眠気と戦いながら サンラザールへ 到着。時間にして 30分少しくらい。面白いコースでした。次回にはぜひどこかで 下車をして 探検するのも いいかもしれません。サンラザール駅は 久しぶりです。というか いつもは 通り過ぎてしまうので ゆっくりと見ることがなかっただけなのですが あたらしく綺麗になっています。ガラス張りのドーム型の エスカレーターが 目立っています。この駅は パリから フランスの北側に向かう列車が 集まっているところです。映画「アメリー」に出ていた自動の写真撮影機の置いてあった駅は ここではなく 東駅の方です。私が 昔 始めてフランスに来たときに 出演することになった舞台が あの「男と女」で知られる ドーヴィル。そして ココシャネルが 初めて自分の帽子の店を持ったのも ここ。そこへ向かう列車が ここから出ています。ノルマンディ地方に行くのにも この駅を利用します。大きな駅には どことなくノスタルジックな 雰囲気があって いいものですね。今日は金曜日で ちょっとした 春休みヴァカンス中なので 大きな荷物を持った人をたくさん見かけました。そして 最近取り締まりが いろいろと厳しくなっている警察の姿も たくさん見かけました。気温は 低かったですが ほんとうにお天気がよくて 気持ちのいい一日でした。
23 Février 2004
今日は 休みだ!
と言えば
ハンバーガーショップのMでは ありませぬ 
メトロの
遠くからでも これが見えると 目印になって 地下鉄の駅が わかります。でも たった一度ですが 私は この を間違えて 地下鉄のつもりで ハンバーガーショップへ いってしまったことがあります。と言ってもそこは この看板2つが 並んでいて ちょっと紛らわしいのです 
明日は仕事が休みだと思うと、夕食に ちょっとワインを気にしないで 飲んでみたり それだけでも やっぱり違う。そして朝は 心もち いつもよりゆっくり といっても15分くらい 長く 布団の中で ぬくぬくしていただけで ミシュカも なんだか もう起きようよ!モードになって まわりをチョロチョロし始めるし、窓から 気持ちのいい日ざしが さしているので さぁ〜今日は 何からはじめよう! と 気になってくる。おもむろに おきて まず コーヒーを沸かし オットには そのままストレートで 私には カフェオレカップで カフェオーレの用意。フライパンに火をつけて いつものように 夕べ寝る前に 準備しておいたクレープを 一人2枚ずつ焼いて マーマレードを添える。オットが食べ始めたころに わたしもテーブルにつきます。どちらからともなくテレビのスイッチを入れ 見るのは ユーロニュース 一日中 ヨーロッパ全体のニュースと伝えている番組を 見る。そうしていると オットには 仕事の打ち合わせなどの電話が なり始め 少しづつ 仕事モードに 私は 今日の計画を 練り 掃除洗濯をスムーズに 片付けられるように進めていく。その横で ミシュカは 自分の居場所をうろうろしながら見つけ そこで またひと寝入り。こんな感じが うちの朝の様子です。今日は それに 先日 田舎のほうから 暖炉用に 木をたくさん分けてもらってきたので それを 家の運び込み しばらくその木を乾燥させるように 積み上げる作業を二人でしました。今日は 買い物もいくつかまとめてしたいし、久しぶりに 家でゆっくりご飯が食べたいので お料理を仕込みたいし、午後は レストランの 仕上げ準備で また 何かと 仕事はあるし それでも時間が取れたら 練習に出かけようと 思っている。風邪は 完璧によくなったみたい。からだが軽いと 気持ちも軽やか。こういうのが やっぱり嬉しい。
25 Février 2004
話ができるということ
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今日のエッフェル塔
いつか撮りたいと思っていた画像です。仕事に行く時に 
セーヌ川をわたるミラボー橋での 瞬間です。
あまりにも小さいですが 左にかすかに見えるのが 
自由の女神です
うちの台所
うちの前の通りからは 台所の窓が 見えます。ほかの家の間取りは違っているのか こういう家は あまり見かけないのですが、多分料理をしていると その匂いも通りまでしているのではないかと思われます。写真は 縮小したので はっきりとはわかりにくいですが この窓からは 壁にかかった たくさんの鍋とフライパンが 見えます。 
もう少しで ホームページを始めて2年がたち、3年目に突入。いろんなことがあったなと 読み返しながら その時その時に書いたことと共に そこには 書いていないもろもろのことも 同時に思い出せる。マイペースで 書いてきたのがよかったのかな。




この左の写真は パリに何軒かある au nom de la rose という薔薇の花だけを売っているお店。店の 入り口付近から 中まで 薔薇の花びらが ちりばめてあって いい香りがします。バスの中なら 速度を落としたのを きっかけにパチり! 思ったよりもよく写っていました。そのシャッターの音で 私の横に相席していた 年配の女性が 思わず 話しかけてきました。「今のは写真なの? 」・・・から始まって 彼女も写真が好きで 「たくさんいろんなものを撮ったわ」と言う話から たくさんいろんなお話をしました。とりわけ 今までに行ったという 旅行の内容は とても上品でいて 穏やかな話口調には 似合わない彼女の 行動範囲の広さに 品のよいバイタリティーを感じさせるものがあって 刺激的でした。毛皮のコートに おっしゃれな帽子 それに杖をついて 今から 彼女は 病院に行くのだそうでした。私には 日本から来たのでは フランスでの暮らしは はじめは大変だったでしょう?でも 若い時に いろんな価値観に出会うと言うのは 大切なことよ。大変だと思うけれど がんばるのよ と言って下さいました。私の ひとつ前の駅で 降りた彼女は バスの中の私を探すこともせず バスが進む方向に対して いつまでも 手を振ってくれていました。その姿が 心に とても 残りました。ほんの数分の間の友情 という表現は ピッタリではないかもしれないけれど 心が触れ合うとことの 暖かみをあらためて 感じ また大切な思い出が 一つ増えました。フランス語で なにげない話が抵抗なくできるようになっていることを 心から 嬉しく思います。ほんとうは 話し好きな自分だったのに フランス語が壁で 随分 辛い思いもしたから 嬉しさは 何倍にもなるみたいです。もっといろんな人と 会話をしていきたいな。がんばろう!    
27 Février 2004
玉手箱





首を長〜〜くして待っていた 両親からの船便小包が やっと届いた。まずは お父さんお母さん いつもありがとう! いい年になっていて はずかしい気がするけれど やっぱり うれしくって ニヤニヤしている私。ここに至るまでには いろいろとあって、というか フランスの郵便局の いい加減さが もとで 去年の年末に 送ってもらった母 手作りの日持ちのするおせちの料理のはいった小包は 日本に送り返されてしまうと言うことがあり まぁ それまでにも こまごま 信用できない事件があったりもしたのですが それも 我慢の限界を超えたため つい最近 郵便局に クレームをつけに出かけたり 今後 こんなことが起こったら どうしてくれる! と 言っていたところなので 今回 この小包が 無事届いたことは ちょっとした感動であります。それも 長い列を作って 郵便局で待つのはいやなので 朝8時に開いたと同時に受け取りに行きました。朝 ということで ついでにクロワッサン(食いしん坊バンザイ!)を 2つ買って 家に戻り それをほおばり、ドキドキしながら開けてみる。ヤッター わぉ〜 欲しいものが いっぱいだ!! 好きな日本の のど飴もいっぱい!!嬉しいのは 頼んでいた おいしいほうじ茶。それも 一保堂の ほうじ茶。思わず 持っている茶筒も きれいに洗って さぁ 開封! いい香り・・・・・・・ たまにこのほうじ茶が 飲みたくなるのです。うれしいな うれしいな いつものサランラップも 箱の底に 敷き詰めてくれている。もう 涙ものです。おっかさん ありがとう。佃煮や おいしい塩昆布 またオットに 内緒で 炊き立てご飯に のせて ちびちび いただこう! (でも 結局見つかってしまうんだろうなーー 口惜しいけど・・)これでしばらく 楽しめそう!! てなことで、送ってもらった小包には 次から次へと うれしいものが 詰まっていました。ほんとにありがたいわね。感謝感謝です。





今夜は 私の高校時代の友人が パリに来るので 会う約束をしています。高校時代といっても 今から 10年位前のことなら こんな気持ちにはならないのでしょうけれど それが やっぱり ?十年前となると ことは ちと 違います。彼女は イギリスの方と結婚をして 今はロンドン住まい。パリとロンドンとは 今は 国内のように行き来できる便利さなので 近いというイメージ。それにしても 高校卒業以来 会ったことがないというのも いろんな意味で スリルがありそう! もちろんお互い 見た目も 変わっていることだろうし どんな話が 出てくるのか 今から楽しみです。彼女は 高校時代 バスケットに明け暮れる バリバリの 体育会系タイプ。卒業後も 実業団チームで がんばっていたと言う根性人間。あれから ?十年後 お互い外国人と 結婚をし このパリで再会をすることなど 誰が 想像できたでしょう。ほんとうに 生きていると いろんなことがあるね。私はと言うと その高校時代には すでに 私は バレエに 没頭していたので 授業が終わると 練習にすっ飛んでいく毎日だったので はずかしいけれど 友人と呼べる気の知れた仲間が少ないのです。なので 私の 若い頃の バレエ以外でのつながりを持った友人と言うのは 非常に貴重な存在でもあります。どんなふうになってるんだろうな〜〜 向こうもそう思ってるんだろうなーー。待ち合わせは 夜の8時頃、今 まだ朝の 9時。なのに すでに ドキドキしている。  


今日もまた エッフェル塔
昨日とほとんど同じアングルですが 時間帯と 天気で かなり違って写りますね。
で、今日は 快晴です
手前に写っているミラボー橋は 
緑色をしています 
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Le Ciel Blue
今日の青空は 突き抜けるように 高い
気持ちのよい飛行機雲が走ります
パリの外観は 色も高さも 統一されているので 
気持ちがいいです。
それに電信柱のないこと。
そして 緑が多いこと。
足元さえ見なければ(犬の糞) ほんとうに 美しい街です
29 Février 2004
Rendez-vous




サンジェルマンデプレ教会
このすぐ横が 有名な カフェド マゴ



背が高く ショートカットで 見るからにスポーツウーマン。クラスの中で 彼女のことを 悪く言う人は 絶対いない みんなのアイドル的存在。それが 高校時代の私の彼女に持っていたイメージです。30年ぶりの再会を サンジェルマンデプレ教会の すぐ横の カフェドマゴですることになり 彼女はもう一人の友人と 先に行って 飲んでるね!という伝言で 先に 電話で 会話をかわし 雪混じりの小雨が降り始めた中、私は 早足で サンジェルマンデプレに 向かいました。店に入ると すぐに 見つかると思ったら 中には 観光で 来ているらしい日本人が いっぱい。実は 中に入ったことは 初めてなのです。この時間だし きっと 日本人を見つけたら それが彼女達だ!と決め込んでいた私は キョロキョロとあたりを見回してみる。ちょっと慌てはじめたけれど それが 不思議と すぐにわかったのです。でも、昔のイメージには 程遠い 女っぽい容姿に 思わず 彼女に 言ったはじめの言葉は 「いや〜ん 女になってるやん!」 彼女も 「昔 すごかったもんね! 自分でも 信じられない!」と帰ってきました。彼女の座っている席が テーブルで つかえていなければ 再会するないなや きっと 2人で 思い切り抱き合って 再会を喜んだであろう感激の対面でした。(でも この店を出た後で やっぱり 抱き合って 喜びました。)今まで知ることのなかった 高校時代の秘話や その後の 話など お互い 切れることなく話しつづけ 食べつづけ 楽しい時を過ごしました。自分の気持ちに素直に まっすぐに生きている彼女を見て うれしいと同時に 励みになる気がしました。話し始めて 5分もたたないうちに 昔の関係に戻り 言いたいことを 言い合えるというのが 友人と言うものなのでしょうか。こういう再会はうれしいものだなと つくづく思いました。そして これからも ずっと 刺激しあえる仲でいたいなと思いました。  


凱旋門の横顔
この写真は シャンゼリゼの凱旋門をバスで 通過する時に 横から写したもの
そのあと 下のの正面の方へとバスは 回りこみます  
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迫る 凱旋門
あまりに近いので 
上のほうを見るには かなり覗き込まないといけない 
*topics*
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毎日出会う 
人 もの そして自分 
いいときばかりではないけれど 
いつも 素直な気持ちでいたい 
そんな思いを込めて 


02 Février 2004
3年間の沈黙



ほぼ 1週間 この Topics の更新をしなかったのには 理由があります。今年はじめにも書きましたが 悶々と過ごした3年間から開放され いろんなことへの実行へ向けて 動き始めたからです。それも ひとつではなく 3つのことが同時に 進展しています。なんで 一度に こういうことになってしまうの?と思いながらも これは嬉しい悲鳴です。この1週間 緊張と 嬉しさ 新たな好奇心と 気持ちも大きく動き始めました。この新しい生活のペースに 慣れていくのに 毎日 少しずつ 焦らずにと思いながらも 若いときとは違い それなりの人生経験もあるわけですから そこで 一工夫してみるのも 今までにない やりがいの感じられるおいしい部分です。すごく大変な 状況にありつつ 気持ちは 青春している。きっと 本気で これは何とかしないといけないと 切羽詰っているのも それに反動をつけいるんだろうと思う。自分から進んで何でもやってみる、そこに 今までの経験生かして プラスアルファーしたい、 今は そんな感じです。ちょっとしたことで しぼんでいたら ぺしゃんこになってしまうような部分もあるので 正直 気が抜けません。私のポイントは 自分にできる精いっぱいを 思い切りやること! これが 私なりのストレス解消でもあります。頭を使ってばかりになりそうなときは、身体を動かして 少し 気分転換、そして また 頭を使い 慣れてきたら体をというふうに 両方動かすと 終わった後に 疲労感と共に 充実感があります。家に戻ると 夜は ゆっくりお風呂に入って バタンキューです。ちょっとなつかしい気さえします。これも まだはじめだからなのかな?と思ったりするけれど、多分これは性格のような気がします。始めての 仕事という緊張感はあるけれど 仕事に対する 姿勢という意味では 今までも ずっとそうしてきたことだから とりたてて大変ということもありません。 ここに書きたいことが 山積みなのですが 今はまだ ちゃんと整理できていないので 支離滅裂になりそうです。とりあえず 展開し始めたこれらの 動きが さらによい方向へと向かうように がんばりたいと思っています。詳しい内容は また徐々に ここに書いていこうと思っています。
神様!どうか上手くいきますように 見守ってください!

明日は 節分 !  
みんなで いっしょに
鬼は外 福は内!
思い出
テレビに映るこのおじさん 知ってる この人
忘れてはいません。私達の結婚式に来て下った オルゴールを聞かせてくれる人です。パーティーを 盛り上げるのに オットのアイデアで お願いしてきてもらいました。
パリといえば・・ というあの音色です。
05 Février 2004
その人の日常



新しいことをはじめるとともに 当然 新しく人との出会いもあることになります。今 これまでに 私が接することのなかった種類の人たちと一緒に仕事をすることになって これもまた 面白い発見があるもの。その中に フランスで育ったという日本人の20代の 男性が 2人いる。全く日本語には不自由ないので 当然 私と同じような日本から 来たのかと思ったら その2人が 日常会話をするときには ぺらぺらと フランス語で話しているのが 私には どうも滑稽に思えたりする。そうか 彼らの両親が 日本から フランスに移り住み 彼らは その2世ということになる。聞くと そういう日本人は 今は結構たくさんいるという。そうかもしれないと想像はしていても 実際に目の当たりにすると なるほど・・・と 言う感じがする。一人は 大学生で 何を専攻しているのかを聞くと 僕達は 考え方まで フランス人とまではいかないので 文科系の専門は むずかしいのだそうだ。私は 即座に 逆にそういうところが面白いのではないかと 聞いてみたけれど そう簡単な話ではないらしい。彼らは 会話には不自由ないけれど 日本語を書くということになると むずかしく フランス語になってしまうらしい。(ちょっと羨ましい気がする・・・)今は情報の社会といわれている中で 世の親たちは 子供が 自分達だけではなく テレビや ラジオ 今は インターネットの世界などから たくさんの情報が 無条件に 手に入ることで 自分達だけでは 手におえない影響を受けているという 不安もあるのではないかという気がするのですが、彼らと出会ってみて それでも やはり 社会の一番小さい単位 家族 というものの 影響が 一番大きいのかもしれない気がする。いい意味でも 悪い意味でも  家族という単位から 子供達は 一番初めに いろんな智恵を見につけていくのだということに目を向けるべきなのではないかという気がする。何かが 起こったときに つい責任のなすりつけをしてしまいがちな今の風潮に対して それぞれが 自分のすべきこと に 目を向けなくてはいけないのかもしれない気がする。 そういう彼らと 接するというのは いろんな意味で 勉強になる。
私もいつまでも 頭を柔らかくしておきたいなと思う。
そういう彼らに ご両親の年齢を聞くと 私と同い年だった。・・・・・・・・・・・・ う〜〜ん・・・
ハーゲンダッツの 新メニュー
こういう メニューは
日本でも あるのでしょうか?
フルーツと アイスクリームの 
チョコレート フォンジュ
 アメリカ人の観光できているらしい女の子の集団が この前で わぁ〜食べた〜い! と叫んでいて お店の人に 金額を聞いて あんまりお高いので 
がっかりして とおり過ぎって行きました。
09 Février 2004
春の日ざし そして・・・



仕事を始めて 2週間。今日から 約10日間ですが 私の働いているところの年2回あるヴァカンスのひとつあたるということで お休みになります。やっと少しなれたところだったので休んでしまうと また 振り出しに戻ってしまうのかという不安も あるけれど 久しぶりに 時間を気にしないで 過ごせるというのは やっぱり 嬉しい。でも 朝は 習慣になってしまって いつもどおりに目がさめてしまう。 ここ最近の天気は 不安定ながらも春の日差しを感じさせる 柔らかい光で 花のつぼみも膨らんできそうなそんな感じです。
そんな お天気とは 裏腹に おととい事件が起こりました。私のちょっとしたすきに やられてしまいました。そう!クレジットカードを 盗まれてしまったのです。でも 運良く 私の銀行口座を作った場所の横だったのと 土曜日も午後の4時15分まで あいている店だったのが 幸いして 盗まれて5分もたたないうちに カードを ストップできたので 結果的には 被害は 免れ またひとつお勉強させてもらったというお話。ちょうど 自動現金引出し機から お金を引き出して カードを 取ろうとした瞬間に 声をかけられ あなたのカードは 出てきましたか?という質問で 油断している間に その本人が 私のカードを 抜き取ったようです。これはかなり 巧妙で 自分も被害者だと装ってくる テクニシャンのようでした。あとで冷静に考えると そんなことがある訳がないのですが とっさに動揺しているときの人間の心理というのは こういう些細な矛盾を冷静に捉えることがむずかしいものなのでしょう。その犯人は 
20代で きちっとしたスーツ姿でネクタイまでしていて 自分も今 この機械でお金を引き出そうとしたら カードがもどってこなかったんだ でも こういうことが起こる可能性は 結構あるんだけれど 来週の月曜に この銀行に来れば 解決できるから心配いらないと言う。そして それでも 疑っている私の表情を見て 自分はここの銀行のものだという。(そんなこたぁ〜 ある訳がない!)だから自分の名前をここで言ってくれたら 自分が対処するから心配いらないとまで言う。私の ほんの1秒のすきに カードを抜き取ったことを その場で指摘することが できそうになかったことを思うと 今回の私の対処は 被害にあったとはいえ正しい処置だったと思う。なにかの手がかりを本人にさせないと思い 本人に 名前と 連絡先を 頼んで書いてもらい 私は 別れてから 即座にその番号に電話で確認。全く知らない人にかかり 思ったとおり その本人が でたらめに書いた 番号だといううことが すぐに わかったので すぐにカードを 止めなくてはと 時計を見ると 午後4時10分。閉店5分前。それも 私が口座を作った銀行なので 何とかなるだろうと 飛び込み 受付へ事情を話すと こちらに自分で連絡をして下さいと 電話番号を渡される。カードを止めるのは 部署が違うのか!と 半信半疑のまま できるだけ早い処置をしなければと 連絡をとり 自分の口座番号をいうと ここでも あなたの番号は こちらで確認できませんとくる!ヤバイ! そこでも そんなはずはない もう一度調べてくれと頼む。でも その相手は こういうことは ありえるので 心配しなくても 大丈夫だという。??? (フランス人の心配いらないという言葉が信じられなくなっているわたし)今連絡のあった 日付と時間を あなたの 口座を作った銀行にFaxで そのことを 証明する書類を送るので それ以降に引き出されたものは 無効になるからと説明がある。でも そのFAXが その銀行に届いているかどうかを あなた自身が もう一度確認してほしいという。でも 私はその銀行の中から電話をかけているんです! というと 相手も ???と 反応が おかしいので それなら 直接 そちらで カードをとめられるはずだという。私は 今ここにいる銀行の人と 代わって話してもらえますか?と頼むと もちろん 代わってくださいといわれ 電話を渡すと はじめに私に 相手を受付の女性は まだ いろんなしくみを理解していない人だったようで 近くにいた女性が もう一度電話を取り話してもらうと その作業は この場所で 即座にできるものだったということが判明! 電話をした相手も その私の目の前にいる 受付の女性に ちょっと 文句を言っている様子。本人が その場にいるのに 何をしているの!といった感じで 受付穣も ちょっとふくれっつらになっている。そんなこと聞いてないもん!といいたげな表情。最終的に 手なれた銀行の 女性が 目の前で 確認 わずか1分も立たないうちに処理ができたというわけ。私が最終的に カードを使った記録で 犯人がお金を使った形跡もないことが確認できて わずか 5分足らずの間に 4人の人間を相手に すったもんだの 騒ぎでした。カードを再発行するためのお金が 少しかかるとは言え 閉店前5分それも その銀行が 月曜が祝日ということを考えると この5分遅れていたら間違いなく 土曜・日曜・月曜と3日間の間に 犯人は お金を引き出していることだろうと思うと 危機一髪でした。こういう手口は もちろんそういうことを計算してのことで 最近は フランス人も たくさん被害にあっているらしいのです。まぁ お見事!と 感心もしてしまう私。いつも思うけれど そういう智恵が 働くなら もっとほかのこともできるだろうにね。こういうことがあった直後というのは どうしても まわりが信じられなくて みんな 疑ってかかってしまうところが悲しい。でたらめの電話番号を書かれた 相手の おじいちゃん 申し訳ない。何度も かけてすまなかったなぁ。すごく弱弱しい声で なんとか必死に声を出してくれているみたいな感じで 怒りもせず 多分お間違えになっていると思いますと 丁寧に言ってくれたんですよね。

そして 落ち着いたあと 気が付いたこと。
私のフランス語が かなり上達しているということ。
やっぱり切羽詰るって すごいことだ。
みんなも気をつけてね! (特に Paris在住の方)
パテスリー
つやつやの焼きたてのパテスリー ここのお店は 今人気で ティールームも それほど高くなく パリらしい雰囲気を味わえる素敵なお店です
マカロン
これも同じ店
表紙のマカロンも同じです
またもや お邪魔虫
パソコンの前に
立ちはだかるミシュカ
10 Février 2004
夢の実現に向けて



仕事をしているときのほうが かえって ほかのこともはかどると言うのは きっと私だけではないでしょう。たまの休みだから ゆっくりとしたいというのもありますが 仕事をしていると できないことを このときを機会に実行したい 今日はそんな感じです。幸い お天気も 肌寒いものの とてもよくて 嬉しいです。昨日 久しぶりに知り合いから連絡があり 今度の土曜日に ご主人の誕生日で 人を家にたくさん招くので 料理を作って欲しいといわれています。料理好きが 高じて 時々こうして人お宅の料理を作ることがあります。今回は 15人ほどのパーティーで 本格的な料理ではなく ビュッフェ形式で 皆が取り分けて つまむといったものが お望みだそうです。以前にも 作った料理が おいしかったということで 鯖のきずしをイタリア風にアレンジした サラダに 野菜だけのちらし寿司 それに もう1品 なにか温かい肉料理を 作ろうと思っています。こういう仕事は 気分転換にもなって 結構楽しいのです。踊りという仕事をしていなければ 料理関係の仕事をしたかったなぁ〜と ほぼ不可能に思っていたことも 人生 わからないものです。実は この私のホームページにも まだ 書いていませんでしたが オットの レストランが 現在 ほぼ完成に近づき 近いうちにオープンします。といっても かなり長くかかっている計画なので いい加減に 始めないと いけないという状況なのですが、店が 日に日に 出来上がってくると いよいよという気持ちになって 嬉しいものです。去年 見つけた 物件が 運良く2件続きで借りられるということで 将来的には 壁をぶち抜いて 1つの空間にして 拡大するという計画で 今は そのひとつの方を とりあえず カフェバーという形で オープンさせます。お店の形式によって 企画や 取り扱いが変わるので いろいろと 難しい問題が 次々出てくるのですが オットも 今回の仕事は 何とかものしたいという思いで 力を入れています。このホームページは 私の プライベートのことを書くだけと思っていたので そのことを ここに書いていいかどうかは 聞いてみてからと思っていたので 今まで 書かずにいましたが 聞くと いいよ! と一言返事だったので 今日 公表することにしました。また 詳しいことは あらためて お知らせしたいと思っています。パリ在住の方も 旅行で来られる方にも 気軽に遊びに来ていただけると 嬉しいです。エッフェル塔が チラッと見える場所で 交通の便もいいので 条件的には 今まで見てきた中で 一番よいものです。店の色や ロゴと 細かく 進んでくると 実感もわいてきますね。こういうサービス業は どこでも 浮き涼みが激しく 大変だということをいつも言われますが 私は まだよく知らないからなのかもしれませんが そういうことは それほど苦にならない方です。おいしいお酒 おいしい食べ物をきっかけに 人が 触れ合うというのは 一番日常のことであるとともに 人間生きている間 切り離せないことだからです。そしてこのこととは 別に 踊りのほうの 仕事も 展開しそうなので 2足のわらじということになるでしょうか。まぁ欲張り過ぎずでも 野心も失わずというところです。









この間 地下鉄を降りて 歩いていると 通り過ぎた男性が振り返って 挨拶をしてきた。どこかで お目にかかっていますよね? という男性。そういわれれば そんなような気もするけどというくらいで 私にははっきりとした記憶がありません。フランス人からすれば 東洋人は 少ないので 覚えやすいかもしれませんが 私は 会った人の顔を 記憶することには かなり時間がかかっていて 記憶の中で よく混同していたりします。それはともかく そのあとその男性は 私に独身ですか?と質問。もちろん 結婚していますと答えると 残念だなぁ〜 お茶にでも誘おうと 思ったけど と にっこり。私も そうですね。これで 会話は おしまい。でもこういう会話が 嫌味なくさりげなく できることが 羨ましい。もちろん下心が 見え見えで 危険タイプもいますが こうして あと味が さっぱりしているのは 悪くないですね。生活していると ほんといろんなことがあるもんです。まだまだ 私の人生 これから 何が始まるのでしょうか。とりあえず 健康にだけは気をつけて がんばりたいと思います。


チョコレート好きのフランスでは 特に目立ちませんが ヴァレンタインデーが近づき 時々 目にするようになりました。日本のヴァレンタインデーは ほんとに すごい騒ぎだったな〜と 思い出します。相変わらずなのでしょうか?フランス人のように 常に愛をささやいていると それほど必要を感じないのもわかるような気がします。だから 日本人には こういうきっかけが あることで ほんとうに 告白できるという人 たくさんいるんだろうな〜。この際 みんな 愛の告白 はずかしがらず するといいのかもしれませんね。
  
今日のシャンゼリゼ
日中は車が激しく行き交います
春の兆し
こんなピンク色の花を
目にするようになりました。
春 
冬を長く感じるフランスでは 
待ち遠しい季節です 
木洩れ日
日本語の表現には ほんとうに 
美しいものが たくさんありますね
これは 立ち寄った田舎のカフェで 
撮った一枚。
木洩れ日を思わせる日ざしが
 窓からふりそそぎ 
豊かさを感じさせるひとときでした。
11 Février 2004
作ってみました



何か 自分で始められること。
というので 去年は こんなバックをいくつか デザインして 自分で製作して 販売していました。まだ 少しですが 在庫があります。気に入っていただける方に おわけしてもいいかなと思っています。
ご希望の方は メールか BBSにでも ご連絡ください。
マイブランド
Chocolat と名づけた このバック。
手触りのよさが ポイント。大きすぎず 小さすぎず ちょっとしたお出かけように 作ってみました。ボタンが どれも違うので 選んでいただけます。
マイブランド
もち手は 肩から下げられる長さ
黒地のフラノ地に 同じく黒のツィード地で まとめました
 
マイブランド
これが第一作目のバックです
黒のボタンと エンジのトリミングがアクセント 横には携帯用の小さなポケットが付いています
マイブランド
ぬいぐるみのような手触りで 
ビーズで 刺繍が入っています。
マイブランド
ツィード地でポケットにし同系色で まとめました 大きなガラス球のボタンが アクセントになっています
12 Février 2004
続 カード盗難
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テーブルグッズ
蚤の市で見つけたテーブルクロス
刺繍のデザインが ほのぼのしていて 気に入りました。
お揃いで コースターも あります。
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なんと言っても パンは おいし!
フランス人が 1年間に食べるパンの量は どのくらいなんだろう 日本人のご飯と比べると なんて 思ったけど 
比べてもしかないことかも・
2月9日の Topicsで書いた クレジットカードを 盗まれた話。
実は 終わってはいなかったのです。
ということで 今日はその続きを。
(始めてここを読まれる方は 下の9日の話を読んでいただくと わかりやすいかと思います)

要するに 私が カードで 現金を引き出そうとして その相手と やり取りをしている時には そいつが 犯人だということはわかってはいたものの その時点では どうすることもできなかったので できるだけ早く カードを 止めるために対処する方がよいと 判断したわけなのですが、被害後 私にすると わずか 5分の間に 止めることができたのに その犯人は もうひとつ上手 その5分以内に お金を引き出していたのです。十分ありえることですが・・まぁ 読んで下さっている方を心配させないように 先に 結果を言うと 前回と同じく 何とか 被害にはあったものの その引き出された金額のお金は かなり時間がかかるそうですが 戻ってはくるそうです。
順を追って話すと こうです。
まず 今朝 お金が引き出されているけれども 残額が足りないということで その私の銀行から電話があり 眠気が吹っ飛びました。その電話をかけてきた人は 私が そのカードを ストップしたことも何も知らない様子で 私が 盗難にあって カードを止めに そちらで手続きをしたのが いついつで その引き出されているお金が それ以降ならば おかしいと 私はかなり感情的に 突っ込んでいたのですが それを見かねて オットが電話をかわってくれて とりあえず 本人が そちらに今からすぐに行きますということで電話を切り その銀行へ すぐに出向くことにしました。私は カードを 止めた時点で 安心していたのですが 自動引出し機で お金を引き出した場合 その同じ銀行の機械だと 早くに その情報が 入ってくるのが その他の銀行のものだと 何日間か後に その連絡がくるので 誤差が出てくるという状況。それと 今回 私が勉強になったのは 自分の不注意で カードを紛失した場合と 盗まれた場合とは 取り扱いが違い 警察に届出を出して 証明書をもらわないといけないということ。(頭では 理解しても 実際となると いまいちピンときていなかったところ)ここでも 幸いしたのは 私の口座には わずかの金額しか残っていなかったことで 犯人が引き出すにも 限界があったということ。でも結局犯人は 引き出せる限りの全額を引き出していたので 少しだったといっても 恐い気がします。目の前の 銀行の男性が 私の口座の履歴をいろいろ調べてくれて 犯人の引き出した金額や 時間が はっきりと出てきて それらを 一緒に確認した後、警察で これを見せて
盗難届けを 書いてもらってきてください といわれました。この手続きで 私の被害は 免れるのですか? と聞くと カードにかかっている保険があるので というような 返事で 今ひとつよくわからない感じでしたが そんなことより 警察で できるだけ早くその証明をしてもらおうと すぐに 警察に出向きました。歩くと30分くらいかかる警察に着くと どの警察の人も 相手と話をしている状態で 誰か手があくまで 待たなければいけない時間が 約10分。やっと手の空いた人に 用件を言うと 私の銀行から渡された紙に 判が押していないと この書類は 無効です。といわれるじゃありませんか???!!! 銀行の人は そういうこと考えないのでしょうか?銀行の人が 忘れているとしか 思えない行動。銀行員も なんだか いい加減。いつものことだと いってられない気がする。そのことのために 無駄な時間をたくさん使わなくてはいけない事実を どう考えているんだろう・・・私は 渡された紙をそのまま 持ってくるしかないのに ・・・ この系列の銀行ならば どこでも 判は押してくれますよといわれ それを信じて 私も もう一度 外に出て その銀行が 近くにないかを探すと 近くにありました。よかったーー。と思ったのも そのわずかの時間 結局 その銀行で 紙を見せると あなたの手続きをした 銀行でしかこの判は 押せませんとくる。このぉ〜〜!! このあたりになると 私も逆に 落ち着いてきて しゃぁない ひとつづことを 済ませるしかない。また 家の 近くの銀行まで 帰ることに。そして もとの銀行で もう一度 その紙に判を押してもらい(それも たいしたことのない判子だったので 余計に 腹が立ちそうになったりして・・すごい立派な判子だと 納得するのも変だけれど そんな気持ちになってしまいました)警察に またもやとぼとぼと歩き始め やっとこさ 到着。今度は もう大丈夫だと思っていると 今度は 前の人の調書を取る時間が やたら長く1時間以上もかかっている。別れた妻との間にいる子供のことで問題が起きているかなんかで 複雑なのはわかるんだけれども その調書をとっている警官が 妙に 相手の立場になって 聞いてるもんだから 話が進まんのです。相手は 困っているのは わかっていても こういうときには 逆に冷静に てきぱきと対処してくれないと かえって 心配になってきそうで 私もこの警官が 担当するのかしらと思っていると その人が終わると 警官も変わり 今度は 女性の警官 この際 人間観察も 面白いので いろいろ見ていると 彼女は 手馴れているのもあるのだろうけれど 相手に対しての質問も 手短で 明確 かつ 確認のために 毎回 調書に書いている記述に間違いがないか 確かめていて 第三者の私が見ていても 安心な感じ。その人は 家に泥棒が入ったらしく 鍵を壊されて 盗まれているものも だいたいは確認したが ほかにも被害がありそうだとか そんなことが聞こえてきました。そのことも含めて 今日のところは こういうふうに 記述しておきますので なにか気づいたことが あった時にはまた連絡してくるようにとか とてもテキパキしていて 気持ちよく その男性は ものの10分くらいで終わり 次は私の番。すると相手の警官が またかわり これは 一人づつ順番に変わって調書を取るようでした。ちょっとぽっちゃり目の 愛想のよいお姉さんで 私も ちょっと安心。まず 身分証明書を見せて どうしましたか?の質問に 私は まず フランス語が まだ十分に話せないレベルですと 前置きをし 起こった事件の一部始終を ジェスチャー交じりに 話しました。ここでは 問題なく すべてのいきさつを話すことができ とてもスムーズに やり取りができ 証明書に 判を押して受け取りました。その調書にゆっくり目を通すと 嬉しいことに 私が言いたかったことが 当然ですが 正しいフランス語で明確に かかれていて これが すごく勉強になったのです。喜んでいる場合ではないのですが こうやって 上達するのね!と それを読みながら ちょっと含み笑い。さぁ 再度 銀行へ いや その前に これらの書類の コピーをとってから。(銀行には このコーピーした分を渡すように警察の人から 念を押して言われました。フランスで 公的なやり取りをする時には 原本の書類は 必ず 本人が 保管することになっているのも ポイントなのです。)もう午後も かなりまわった時間 それらの書類を持って せっかくの 休みも 今日は一日 これで終わりだなーー と 開き直りながら 到着。それで終わりかと思ったら そうではなかった。今度は 自筆で 不正に引き出された この金額に対して 保障をしてくれという 文章を ここで書いてくださいと言われ 内心 そんなこと できる訳ないやん ねぇちゃんと 思ったら その自分の思ったことが 顔に書いてあったのか お姉さんは 無理です・・よね?と やさしい顔で いってくれたので ちょっと それはむずかしいですというと じゃぁ 私が書きますので 内容を確認して サインをしてくださいということで 一件落着。それにしても もういい加減にしてくれぇ〜 と 叫びたい気分。クレジットカードにかかっている 保険が それに適応されるには 申しわけありませんが 少々お時間がかかりますが この額に関しては 保障できますので ご安心下さい ということでした。まぁ とんだ騒ぎでした。それも 仕事が 運良く休みだったのが これまた救いでした。こんな話は きっと珍しいことでもないのだと思いますが、まぁ こういうことも あるということで ここに 書き残しておくことにしました。

ああーー疲れたよ〜〜ん
こういうとき あったかい うどんが 食いてぇ〜cha.gif(512 byte)
(どうしても食い気に走る私)

13 Février 2004
13日の金曜

そういえば 今日は13日の金曜だった。いったい13日と金曜の重なる日は 一年に 何回あるんだろうなどど 考えても仕方のないことが ふと浮かぶ。

昨日は一日 盗まれたカードのことで さんざんな目にあい 一段落して 気分を変えて やっぱり身体を動かそうと クラスを受けに出かけた。私の一番苦手な先生だったけれど それが 実際受けてみると 意外な発見をさせてもらうことが多く 勉強になるので がんばるぞと! と思っていると 生徒の人数が かなり少なめ 始まってみると そこへもって 私は 先生の 今日の 的にあたり 集中攻撃にあってしまった。先生は 私の横から離れない。先生 ほかにも生徒さんが いるよ!と 言いたいのを我慢して ひたすら 彼女の要求する動きを 試みる。他の人は ここまでしなくてもいいです。自分で 判断して 動いてみるようにと 言いながら 私には きついポジションを要求しながら どんどん攻め寄ってくる。堪忍してぇ〜や! 私には ”どうして ここまでやらないの ほら できるんじゃない!”とくる。 自分のペースで やりたいんだけどなぁ〜 と ちょっと ため息が出てくる。それだけ 私は 見込まれているんだと いいように理解して やってみる。今 受けている先生それぞれ 動きの 基本は同じなのだが 彼ら 先生達自身の身体が 違うように説明として出てくる言葉は 極端な場合 正反対の表現を する時がある。慣れない人は 困るだろうな という気がする。私も 時々 そういえば 以前と違うことを 言っていると自分で気づくことも以前はよくあった。言葉そのものというよりも その言葉が出てくる前に どういうことをしていたかによって その受け取り方も かわってくるのだと思う。どういうふうに説明をしてくれるのかという点は 面白い。クラスが終わってみると 今まで 感じることのできなかった 動きが 感じられ やっぱり 一人ではここまでやれないんだなと 先生のありがたみも感じる。感謝感謝。そんなことで 夕べは そんなことで 心身ともに とことん疲れた。
そして 今日 昨日から食べたかった きつねうどんを つくる。BBSで 写真がお上手と お褒めいただいて これもやっぱり写真におさめなければと パチッ!と一枚。うん いい感じ。さぁ 今日も 懲りずに がんばろう。
といいながら 今から ちょっとお昼寝しま〜す。 
今日の きつねうどん
昨日から 食べたかったきつねうどん
 
  
おいしい泡
できたての Cafe au lait 
はい どうぞ 
いつもの場所で
練習に出かけて 少し早めだったりする
とここで時間を過ごします。
今月の雑誌 Marie claire は 
見たいところが たくさんあって 
久しぶりに買いました。こういうものの 色使いは 
ほんとうに 美しく 見ていても刺激になり
 冒険したくなります
14 Février 2004
Ma cuisine

今日の バレンタインデーは 先日 依頼のあった お宅で ご主人の誕生日をかねて 20人ほどのパーティーをされるので その料理を 用意しました。私の作ったのは 全部で 4品。 彼女が グリーンサラダ と もう一品 作るということで 一緒に 献立を 決めました。彼女の家の台所は 広いので とても 気持ちがよく その台所からは 大きな庭が 見えるので 作業をしていても とても 開放感があって 気持ちがいいのです。きずしにする鯖は 夕べから 仕込み始め その他 自分の家で 仕込めるものを 朝から作り始め 午後 3時ごろに そのお宅に伺い そこで 最後の仕上げを するという段取りです。依頼のあった彼女のお宅には よくお手伝いで 伺っているので なかのことは よくわかっているので 動きやすいのが 嬉しいです。家で 準備できることを すべて整えていったので 後は手際よく 盛り付け 火を通すものを 仕込むといった感じです。20人分と言っても はじめは ピンときませんでしたが そういうことにも 少し慣れてきて だいたいの全体のイメージが できるようになってきています。ちょっとサラダ系統のメニューが 重なった気もしますが 味のバリエーションが違うので これはこれで いろいろつまむのには 楽しいかもしれません。鯖は小ぶりのものしかなく 結局 10匹買いました。この料理は 前回作った時に 異常に好きな人がいて かなり食べそうだということで 多い目に作りました。これには いつも大根と人参の千切りを造り 絨毯のように敷いて その上に きずしを並べ コリアンダーの葉をいろどりに添えて イタリア風のドレッシングというのが 私のパターンです。今日は 温かい肉料理に ちょっとアクセントのあるエスニックなものが 合いそうなので タンドリーチキンを用意しました。ヨーグルトに もろもろのスパイスを混ぜ込み 半日以上 鶏を漬け込みオーブンで焼きます。今日は ちょっと隠し味に 熟したバナナが残っていたので つぶして加えてみましたが これが ちょうどいい感じに仕上がりました。今頃 皆さん食べているころでしょうか? また感想を 聞かせてもらおうと思います。でも 一日中調理をしても飽きない。私は好きなことが 料理で 助かっているなと思う。 

          献立

生ハム ソーセージの盛り合わせ
鯖のきずしのサラダ風
春雨とえびのタイ風サラダ
野菜だけのちらし寿司
タンドリーチキン
クリーンサラダ
苺とフランボアーズの デザート
 

キッチン
許可を得て 写真撮らせてもらいました。
この赤い壁の 一面が キッチンです。いわゆる オープンキッチンで 多目的に使えるのが 魅力です。手前側まで 写真におさまりませんでしたが 長いカウンターのようになっています。手前は 木のアンティークの 長ーいテーブル。 

今日の献立
 
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秘密のスパイス
ただのチキンが 
タンドリーチキンに 変身しているところ
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きずしのサラダ風
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千切りの山
この間 包丁を研いだばかりなので 
千切りが 気持ちよくできました。
16 Février 2004
一足先に
シャーベットオレンジ
オールドローズ のような 
シックな色合いの ラナンキュラス
リラの花と ラナンキュラス
お店に飾った ブーケ
買出しに行った オットが 花も買ってきてくれた
私の大好きな ラナンキュラス それもやさしい色合いの 春の色です
徐々に 仕上げ段階に入り 毎日 行くのも楽しみになってきたオットの 店。
夕べ 友人達と 夜にアペリティフを 一緒に飲んでいる時に 突然誰かの思いつきで 明日の 午後 その完成間近な オットの店で みんなで昼ご飯って言うのはどうだろうと 提案したのがきっかけで 10数名を呼んで 一緒に食事をすることになった。お願い!そんな提案 別に今日でなくてもいいじゃない とこれが私の 本音。私の休みも 残り少ないので 私としては ゆっくり気ままに過ごしたいと思っていたのも いつものことながら そんな夢は 叶いそうもなかった。でも 一足先に 実際に 店の雰囲気を つかむのには いいチャンスだし 悪い気もしない。何事も前向きに 捕らえるしかないという感じ。(なんて いい心がけ と ここで ちょっと自画自賛)朝から 2人で 最小限必要なものを 家で用意し お店に運び とりあえず みんなを 迎える用意を始めた。完全に出来上がっているわけではないので それらを 体裁よく隠しながら 設定し 約15人が 長いテーブルで 一緒に食事ができるように セッティングし お花も飾って それらしい 雰囲気になってきました。実際に中で動くと 細かくチェックできるところが 見えてきて それらを 頭におきながら だいたい 用意できたころ 一組目のカップルが 登場。人を迎える準備をしていると 店の前を通り行く一般の人も オープンしたと 勘違いして 入ってきたりして ちょっと 混乱する場面もありました。みんなで 決めた予定時間は 1時半。そして 皆が揃って 開始したのが 3時半。いつものことですが やっぱり 先が思いやられる。ふぅ〜〜〜。カウンターの中で 働いていても 外の光が入り 全体が 見渡せる空間に 位置するので とても気持ちがいいです。オットは 内装の仕事も 仕事にしているので デザインも 工事も ほとんど自分ひとりで 手掛けたので 自分の使い勝手のいいように 細かく設計しているので その動きやすさは 働いてみると よりそのよさが 感じられます。なんでもない 高さや位置が 実際に働くものにしかわからないというような工夫があって それは オットも満足しているようです。
親しい友人というのは こういうとき ありがたいのですが どうかすると 度が行き過ぎるというのも考えもので まるで 自分の店のごとく 店の中をチェックし始め 言いたい放題の自分の意見を言って いつのまにか 店の主人気取りな話し振りだったりすることがあり ちょっと あんた!なにもん?と 言ってしまいたくなることも 正直あるのですが そのあたりは オットの対応を見て 私は でしゃばらないという姿勢を保っています。でも しっかりチェックさせてもらっています。お開きになったのが 夕方6時半頃。後片付けを終え そして 夜は お友達の家に夕食に呼ばれているので またお出かけ。それにしても フランス人はよくしゃべる。と これが今日の感想。自分でも 疲れているのか 元気なんだか よくわからなくなってきた。  


先ほど 土曜日に 料理を用意したお宅の方から 電話があり その日のパーティーが 無事終わり 私の用意した料理の評判も とてもよかったのよ!と 嬉しい電話を いただきました。今回は とりわけ タンドリーチキンが 好評だったようです。それで また近々 このホームページの私の料理レシピにも ご紹介しようと 思っています。ぜひ その時は 皆さん 試してみてくださいね。簡単で 本格的な味で 人数多めのパーティーには お奨めですよ!

   
17 Février 2004
からだ と こころに やさしいもの

体調を崩すと 自分の体の要求しているものや 自分がどうしても受け入れられないというものが 如実に わかるというのも 面白いものだ。これも 本能的に 自分が自分を守っているのかもしれないと こういうときには 耳を済ませて からだや じぶんの心に 聞いてみるようにしている。ほんとうに これは要注意だぞ! という信号を感じると 私は 今までの自分が嘘のように すごくだらしなくなって わがまま放題になる。だって 自分は自分で守らないと 誰も わかってくれないから。日ごろ ついつい 自分の予想以上にがんばってしまうタイプなので このくらいは 許されるだろうというのもある。何度かここにも 書いているけれど 随分慣れたとは言え フランスで 医者にかかるのは どうも 面倒なことが多い。日本なら かかりつけの医者に行けば いつも だいたい周期的に 風邪をひいていたりしたので もうそろそろ 来るかな?というころに 来るね。と笑われながらも 点滴を打ってもらい 注射をしてもらって 薬をもらい 帰りに 温かいうどんでも食べて 帰るというのになれていたけれど パリでは そんなわけにはいかない。薬を買いに行くには まず 医者に処方箋を書いてもらわなければいけないし 注射を打つなら 注射器と薬を買って 注射専門のところで 売ってもらわなければいけないし 細かく 内容によって いく場所が変わるのも 億劫になる原因です。それでも ありがたいのは 同じアパルトマンの 鍼灸医で 医者の 友人がいるので こういう緊急の時に 飛び込んで 診てもらえることです。ここには 予約が 3ヶ月先まで いっぱいというこの人の治療を受けに フランス中から 人が尋ねてくるというくらい信頼されています。時々 家の玄関を開けると 針の治療に使う もぐさのにおいが 漂ってくる時もあり そういうのが 妙に郷愁をそそったりもします。日本のことも知っている彼は お寿司が好物なので また 今度 作った時にでも 家に呼んで ごちそうすれば それでいいというような ごくごくご近所づきあい。私と同い年というのもあって ついこういうときには頼ってしまいます。オットも 彼のところで 見てもらえれば一安心なのでしょう。今日はそれで その彼の ところに 処方箋を書いてもらいに 行き ついでに待合室で見つけた 日本語版 ELLE Deco の雑誌を ちょっと借りて 薬を 買いに行き その雑誌を眺めながら おとなしく家で じっとしていました。
炊き立て
3合炊きの 小型炊飯器のすぐれもの
炊き立ての湯気が カメラのフィルター効果になって ふっくら写りました。こんなことしたくなるくらいだから 今回の風邪もたいしたことなさそう。 
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鶏がらスープ
実は 先日のパーティー料理を 準備していた時の タンドリーチキンを作った時に 作業をしながらも残った鶏がらで ちゃっかり スープをとっておきました。こう言うところが 
ちょっと得する部分なのです




本日の からだにやさしいメニュー

ご飯を柔らかめに炊き 鶏がらでとったスープに 野菜をいっぱい入れて 早めの夕食を 一人でとり 早い目に休みました。
20 Février 2004
早 2月も 後半に
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春はそこまで
仕事に行く途中に小さな公園があり そこに 咲いていた花
さくらのようですがよくわかりませんでした
不思議?!
すすきのバックに春の花 
タイトルがそのままですが、今年に入ってから 時間の感覚が 全く変わってしまい 時のたつスピードが 恐ろしく速く 驚いてしまいます。遅まきながら 出そうと思って用意していた 年始の挨拶用の 手紙も 今になってはどうしたものかと 目の前にして 途方にくれています。1週間ほどの休みが終わり やはり毎日 ここに更新をすることが むずかしいと 思う中 家に戻って カウンターを見ると それでも たくさんの方が 見にきてくださっているようで そういうことでも すごく励まされているような気がしています。なんでもないことなのかもしれませんが 自分で こういうことを発信していることというのは 結構 孤独なものだったりするもののようです。インターネットの 持つ オープンで 手軽なイメージとは逆に これからは 自分の大切にするものを あたためつづけ それに応じて いろんな情報をを自分で集め 自分で選び 判断して 行動を起こしていかなければならない気がします。描いているイメージを 具体化する作業は 結局その人の エネルギーが 動かすのですから そういう意味で 情報ばかりで 頭でっかちにならないようにと思います。そして 今の時代 あらためて人との付き合い方というものについても 考えなければならないようなきがします。今日は そんなことを 思いながら 以前の自分 これからの自分を 想像していたりしました。完全ではないですが 風邪も ほぼ治り 自分のペースがもどってきて 健康のありがたみが 身にしみますね。皆さんも どうぞ どうぞ 体には気をつけてくださいね。今日は この写真のように 青い空で とてもよい天気だったのですが 気温がとても低く 針を刺すような寒さでした。明日もこの天気が続くそうです。風邪が ぶり返えさないように 気をつけなければ。

こちらで発行されている 日本語の新聞のあるページに紹介されていた 先日みた ラストサムライ の出演者 真田広之さんのインタビューがのっていて そこに  あなたにとっての武士道とは の質問に答え こう答えていました。

忠誠心とか謙譲、自分に厳しく 他人に優しくなどの、昔ながらの日本的な美徳だと思います。この作品は 日本映画だと逆に照れてしまって真正面から語れないそういうテーマをストレートに描いていて そこに日本の若い観客も新鮮さを感じ 感動してくれているんじゃないですかね。

という 内容でした。これを読んで さすがに この映画に取り組んでいた人の意見だなという感じがしました。私も 武士道と いうものと自分には 何の関係もないようですが この映画を見て どこかしら 目頭が熱くなってしまうというのは 武士道 以前に 日本人の中に 生きつづけている 美徳というものがその中にはあるからなのではないかという気がします。ともすると かたくなに ひとつの姿勢を 守りつづけることがまわりには 不器用に感じさせたり 頭が固いと思われてしまうのかもしれませんが 実際 私もここで生活していて フランス人の臨機応変についていけそうになくなってくるときいつも これと同じようなことを思ってしまうのです。日本に住みつづけていたなら 気づくことのなかったかもしれない そういう日本人の心 やはり忘れてしまいたくない気がします。 

21 Février 2004
プチ 観光
あたらしい サンラザール駅
パリでの 乗換えが 楽になりました 
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フランス人はドーム型がお好き?
上の写真をアップで見たところ。
地下につながるエスカレーターが ここにあります。ルーブル美術館は ガラスのピラミッドだし 結構 こういう近代的な建物も 見られます。
時計がいっぱい
こんなモニュメントが駅にあります
時間に正確ではないフランスも 遠距離の汽車となると少し訳が違うみたいですね。こういう大きい駅には 独得の雰囲気があります。余談ですが 一般の地下鉄などには 時刻表も 時計もありません。そうとは知らずに 先日 案内所に バスの時刻表を下さいと 頼みにいったら 始発と最終便の時刻だけを言ってくれて 普段は そういううものはないと言われてしまいました。だいたい何分おきに走っているという言い方で 答えてくれました。わかるような わからないような・・・ 
今日は仕事が 午後3時で終わる日。5時半からの クラスを受けるのには 十分時間もあるので丁度 そっち方面に出ているバスの 直行便を見つけたので お天気もいいし 今まで 乗ったことないバスのルートなので 観光がてら 乗ることにしました。


 
これはパリ全体の地図です。パリは1区から20区まで 中心から エスカルゴのように グルグル右回りに回る形に 区切られています。自転車でも 行動できる範囲の広さなので ちょっと体力に自信のある人なら ちょうどよい運動になるでしょう。私はちなみに 15区に住んでいて 自転車での行動範囲は セーヌ左岸側なら(ブルーのセーヌ川の下の部分を左岸と呼びます) 地図を見なくても だいたい 走ることができます。少し面倒なのは 自転車は 車と同じように 走らなければならないので 一方通行の場所などは 頭に入れておかないと 迷ってしまいそうになることがあります


私の乗ったバスは この22番線。ブローニュから 凱旋門を通り サンラザール駅の方へ向かうバスです。地図を見つけたので こんなふうにしてみました。わかるかな? (ついでに わたしたちの住んでいるアパルトマンの位置も 入れてみました。)この22番線は 高級住宅街と言われるパリの16区を 通り抜けるコースなので バスに乗ってくる人達を見ていると お金持ち風の 年配の方が 華やかなお洒落をして お友達と お買い物かしら?というような方がたくさん バスに乗り込んでこられました。いつまでも お洒落心を忘れないと言うのは 見ていても 嬉しいものです。通りに面して ブティックが建ち並びます。かわいい手作りの毛糸の店で かわいいディスプレイを発見! 子供服は 見ているだけでも かわいくて 買ってしまいたいくらい! バスの中は ほどよくヒーターが きいていて うとうとしてしまいそうになりながらも 眠気と戦いながら サンラザールへ 到着。時間にして 30分少しくらい。面白いコースでした。次回にはぜひどこかで 下車をして 探検するのも いいかもしれません。サンラザール駅は 久しぶりです。というか いつもは 通り過ぎてしまうので ゆっくりと見ることがなかっただけなのですが あたらしく綺麗になっています。ガラス張りのドーム型の エスカレーターが 目立っています。この駅は パリから フランスの北側に向かう列車が 集まっているところです。映画「アメリー」に出ていた自動の写真撮影機の置いてあった駅は ここではなく 東駅の方です。私が 昔 始めてフランスに来たときに 出演することになった舞台が あの「男と女」で知られる ドーヴィル。そして ココシャネルが 初めて自分の帽子の店を持ったのも ここ。そこへ向かう列車が ここから出ています。ノルマンディ地方に行くのにも この駅を利用します。大きな駅には どことなくノスタルジックな 雰囲気があって いいものですね。今日は金曜日で ちょっとした 春休みヴァカンス中なので 大きな荷物を持った人をたくさん見かけました。そして 最近取り締まりが いろいろと厳しくなっている警察の姿も たくさん見かけました。気温は 低かったですが ほんとうにお天気がよくて 気持ちのいい一日でした。
23 Février 2004
今日は 休みだ!
と言えば
ハンバーガーショップのMでは ありませぬ 
メトロの
遠くからでも これが見えると 目印になって 地下鉄の駅が わかります。でも たった一度ですが 私は この を間違えて 地下鉄のつもりで ハンバーガーショップへ いってしまったことがあります。と言ってもそこは この看板2つが 並んでいて ちょっと紛らわしいのです 
明日は仕事が休みだと思うと、夕食に ちょっとワインを気にしないで 飲んでみたり それだけでも やっぱり違う。そして朝は 心もち いつもよりゆっくり といっても15分くらい 長く 布団の中で ぬくぬくしていただけで ミシュカも なんだか もう起きようよ!モードになって まわりをチョロチョロし始めるし、窓から 気持ちのいい日ざしが さしているので さぁ〜今日は 何からはじめよう! と 気になってくる。おもむろに おきて まず コーヒーを沸かし オットには そのままストレートで 私には カフェオレカップで カフェオーレの用意。フライパンに火をつけて いつものように 夕べ寝る前に 準備しておいたクレープを 一人2枚ずつ焼いて マーマレードを添える。オットが食べ始めたころに わたしもテーブルにつきます。どちらからともなくテレビのスイッチを入れ 見るのは ユーロニュース 一日中 ヨーロッパ全体のニュースと伝えている番組を 見る。そうしていると オットには 仕事の打ち合わせなどの電話が なり始め 少しづつ 仕事モードに 私は 今日の計画を 練り 掃除洗濯をスムーズに 片付けられるように進めていく。その横で ミシュカは 自分の居場所をうろうろしながら見つけ そこで またひと寝入り。こんな感じが うちの朝の様子です。今日は それに 先日 田舎のほうから 暖炉用に 木をたくさん分けてもらってきたので それを 家の運び込み しばらくその木を乾燥させるように 積み上げる作業を二人でしました。今日は 買い物もいくつかまとめてしたいし、久しぶりに 家でゆっくりご飯が食べたいので お料理を仕込みたいし、午後は レストランの 仕上げ準備で また 何かと 仕事はあるし それでも時間が取れたら 練習に出かけようと 思っている。風邪は 完璧によくなったみたい。からだが軽いと 気持ちも軽やか。こういうのが やっぱり嬉しい。
25 Février 2004
話ができるということ
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今日のエッフェル塔
いつか撮りたいと思っていた画像です。仕事に行く時に 
セーヌ川をわたるミラボー橋での 瞬間です。
あまりにも小さいですが 左にかすかに見えるのが 
自由の女神です
うちの台所
うちの前の通りからは 台所の窓が 見えます。ほかの家の間取りは違っているのか こういう家は あまり見かけないのですが、多分料理をしていると その匂いも通りまでしているのではないかと思われます。写真は 縮小したので はっきりとはわかりにくいですが この窓からは 壁にかかった たくさんの鍋とフライパンが 見えます。 
もう少しで ホームページを始めて2年がたち、3年目に突入。いろんなことがあったなと 読み返しながら その時その時に書いたことと共に そこには 書いていないもろもろのことも 同時に思い出せる。マイペースで 書いてきたのがよかったのかな。




この左の写真は パリに何軒かある au nom de la rose という薔薇の花だけを売っているお店。店の 入り口付近から 中まで 薔薇の花びらが ちりばめてあって いい香りがします。バスの中なら 速度を落としたのを きっかけにパチり! 思ったよりもよく写っていました。そのシャッターの音で 私の横に相席していた 年配の女性が 思わず 話しかけてきました。「今のは写真なの? 」・・・から始まって 彼女も写真が好きで 「たくさんいろんなものを撮ったわ」と言う話から たくさんいろんなお話をしました。とりわけ 今までに行ったという 旅行の内容は とても上品でいて 穏やかな話口調には 似合わない彼女の 行動範囲の広さに 品のよいバイタリティーを感じさせるものがあって 刺激的でした。毛皮のコートに おっしゃれな帽子 それに杖をついて 今から 彼女は 病院に行くのだそうでした。私には 日本から来たのでは フランスでの暮らしは はじめは大変だったでしょう?でも 若い時に いろんな価値観に出会うと言うのは 大切なことよ。大変だと思うけれど がんばるのよ と言って下さいました。私の ひとつ前の駅で 降りた彼女は バスの中の私を探すこともせず バスが進む方向に対して いつまでも 手を振ってくれていました。その姿が 心に とても 残りました。ほんの数分の間の友情 という表現は ピッタリではないかもしれないけれど 心が触れ合うとことの 暖かみをあらためて 感じ また大切な思い出が 一つ増えました。フランス語で なにげない話が抵抗なくできるようになっていることを 心から 嬉しく思います。ほんとうは 話し好きな自分だったのに フランス語が壁で 随分 辛い思いもしたから 嬉しさは 何倍にもなるみたいです。もっといろんな人と 会話をしていきたいな。がんばろう!    
27 Février 2004
玉手箱





首を長〜〜くして待っていた 両親からの船便小包が やっと届いた。まずは お父さんお母さん いつもありがとう! いい年になっていて はずかしい気がするけれど やっぱり うれしくって ニヤニヤしている私。ここに至るまでには いろいろとあって、というか フランスの郵便局の いい加減さが もとで 去年の年末に 送ってもらった母 手作りの日持ちのするおせちの料理のはいった小包は 日本に送り返されてしまうと言うことがあり まぁ それまでにも こまごま 信用できない事件があったりもしたのですが それも 我慢の限界を超えたため つい最近 郵便局に クレームをつけに出かけたり 今後 こんなことが起こったら どうしてくれる! と 言っていたところなので 今回 この小包が 無事届いたことは ちょっとした感動であります。それも 長い列を作って 郵便局で待つのはいやなので 朝8時に開いたと同時に受け取りに行きました。朝 ということで ついでにクロワッサン(食いしん坊バンザイ!)を 2つ買って 家に戻り それをほおばり、ドキドキしながら開けてみる。ヤッター わぉ〜 欲しいものが いっぱいだ!! 好きな日本の のど飴もいっぱい!!嬉しいのは 頼んでいた おいしいほうじ茶。それも 一保堂の ほうじ茶。思わず 持っている茶筒も きれいに洗って さぁ 開封! いい香り・・・・・・・ たまにこのほうじ茶が 飲みたくなるのです。うれしいな うれしいな いつものサランラップも 箱の底に 敷き詰めてくれている。もう 涙ものです。おっかさん ありがとう。佃煮や おいしい塩昆布 またオットに 内緒で 炊き立てご飯に のせて ちびちび いただこう! (でも 結局見つかってしまうんだろうなーー 口惜しいけど・・)これでしばらく 楽しめそう!! てなことで、送ってもらった小包には 次から次へと うれしいものが 詰まっていました。ほんとにありがたいわね。感謝感謝です。





今夜は 私の高校時代の友人が パリに来るので 会う約束をしています。高校時代といっても 今から 10年位前のことなら こんな気持ちにはならないのでしょうけれど それが やっぱり ?十年前となると ことは ちと 違います。彼女は イギリスの方と結婚をして 今はロンドン住まい。パリとロンドンとは 今は 国内のように行き来できる便利さなので 近いというイメージ。それにしても 高校卒業以来 会ったことがないというのも いろんな意味で スリルがありそう! もちろんお互い 見た目も 変わっていることだろうし どんな話が 出てくるのか 今から楽しみです。彼女は 高校時代 バスケットに明け暮れる バリバリの 体育会系タイプ。卒業後も 実業団チームで がんばっていたと言う根性人間。あれから ?十年後 お互い外国人と 結婚をし このパリで再会をすることなど 誰が 想像できたでしょう。ほんとうに 生きていると いろんなことがあるね。私はと言うと その高校時代には すでに 私は バレエに 没頭していたので 授業が終わると 練習にすっ飛んでいく毎日だったので はずかしいけれど 友人と呼べる気の知れた仲間が少ないのです。なので 私の 若い頃の バレエ以外でのつながりを持った友人と言うのは 非常に貴重な存在でもあります。どんなふうになってるんだろうな〜〜 向こうもそう思ってるんだろうなーー。待ち合わせは 夜の8時頃、今 まだ朝の 9時。なのに すでに ドキドキしている。  


今日もまた エッフェル塔
昨日とほとんど同じアングルですが 時間帯と 天気で かなり違って写りますね。
で、今日は 快晴です
手前に写っているミラボー橋は 
緑色をしています 
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Le Ciel Blue
今日の青空は 突き抜けるように 高い
気持ちのよい飛行機雲が走ります
パリの外観は 色も高さも 統一されているので 
気持ちがいいです。
それに電信柱のないこと。
そして 緑が多いこと。
足元さえ見なければ(犬の糞) ほんとうに 美しい街です
29 Février 2004
Rendez-vous




サンジェルマンデプレ教会
このすぐ横が 有名な カフェド マゴ



背が高く ショートカットで 見るからにスポーツウーマン。クラスの中で 彼女のことを 悪く言う人は 絶対いない みんなのアイドル的存在。それが 高校時代の私の彼女に持っていたイメージです。30年ぶりの再会を サンジェルマンデプレ教会の すぐ横の カフェドマゴですることになり 彼女はもう一人の友人と 先に行って 飲んでるね!という伝言で 先に 電話で 会話をかわし 雪混じりの小雨が降り始めた中、私は 早足で サンジェルマンデプレに 向かいました。店に入ると すぐに 見つかると思ったら 中には 観光で 来ているらしい日本人が いっぱい。実は 中に入ったことは 初めてなのです。この時間だし きっと 日本人を見つけたら それが彼女達だ!と決め込んでいた私は キョロキョロとあたりを見回してみる。ちょっと慌てはじめたけれど それが 不思議と すぐにわかったのです。でも、昔のイメージには 程遠い 女っぽい容姿に 思わず 彼女に 言ったはじめの言葉は 「いや〜ん 女になってるやん!」 彼女も 「昔 すごかったもんね! 自分でも 信じられない!」と帰ってきました。彼女の座っている席が テーブルで つかえていなければ 再会するないなや きっと 2人で 思い切り抱き合って 再会を喜んだであろう感激の対面でした。(でも この店を出た後で やっぱり 抱き合って 喜びました。)今まで知ることのなかった 高校時代の秘話や その後の 話など お互い 切れることなく話しつづけ 食べつづけ 楽しい時を過ごしました。自分の気持ちに素直に まっすぐに生きている彼女を見て うれしいと同時に 励みになる気がしました。話し始めて 5分もたたないうちに 昔の関係に戻り 言いたいことを 言い合えるというのが 友人と言うものなのでしょうか。こういう再会はうれしいものだなと つくづく思いました。そして これからも ずっと 刺激しあえる仲でいたいなと思いました。  


凱旋門の横顔
この写真は シャンゼリゼの凱旋門をバスで 通過する時に 横から写したもの
そのあと 下のの正面の方へとバスは 回りこみます  
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迫る 凱旋門
あまりに近いので 
上のほうを見るには かなり覗き込まないといけない