ミシュカ 行方不明事件(08 août の Topics 参照) の結果次第で あきらめなくてはいけないかと 一時は 真剣に考えていたのですが 無事の戻ってきたので 予定通り 友達と小旅行に出かけることになった。南フランスまで 行こう!と はじめは 話していたけれど かなり暑いと聞いて 気が引けてしまい 近場で 涼しげなところがよいと
Reims というところに行くことにした。
シャンパーニュ地方にあるこの街 この名まえのとおり 市場に売り出されている シャンパンは すべてここで作られたものとされています。それに忘れてはいけない
世界遺産に認定されている
大聖堂が ランスに あります。ということで 今回の 2泊3日の旅は このワインセラーと 大聖堂を堪能することになりました。
宿泊ホテルも 目的地までの交通手段も すべて ネット上で ものの30分くらいで 手続きが済み 翌日に 確認のメールが届いて こーんな 簡単でいいの?という感じ。往復のチケットが 直通便で 約30ユーロ 宿泊費も 2日で 80ユーローを切る安さ。その分 これで 美味しい食事を堪能し お土産に 美味しいシャンパンを買うことができるぞ!と いよいよ 出発前日。ネットで見つけた いろんな資料と 知り合いに教えてもらった
極秘情報などをプリントアウトし 私は 当日の 汽車の中で 食べる
お弁当の仕込みに入るルンルン!
(中身は 右の写真 参照してねん!)
当日
Gare de l'est で 待ち合わせ。駅で 飲み物を買って 乗車。 ほぼ 出発と同時に お弁当を食べ始める。もう 外の景色は どうでもいい! 誰も邪魔しないで!そんな感じで わき目もふらず食べきる。味覚というものは いろいろなものを思い出させてくれるもの。ここはいったいどこ?というのも しばしの 楽しみと 場所を忘れて 楽しみました。そして ちょうど 食べ終わり 落ち着いた頃 車窓から見える景色は 鮮やかな 葡萄畑。ここは 軽井沢でも 伊勢でもない
シャンパーニュ なのだ! 青々と ひろがる風景に 一瞬 言葉がない。
美しい!(極端な2人)。でも このぶどうの収穫は 大変やー 気が遠くなりそう!腰痛の人 多そうー と 私の感想。面白かったのが 走っている電車と 葡萄畑の葡萄の植わり方が 直角になっているので 窓から 見ると ドミノたおしを見ているような目の錯覚が 起こり変な気分。
そのくらい 一面が
葡萄 ぶどう ブドウ・・。
Reims 到着(所要時間:1時間半)
駅を出ると そこは 大きな公園になっていて ほっとする。いたるところに ベンチがあって 寛げるようになっている。もっと長時間の旅なら ここでまず一服というのも悪くなさそう!私たちは まずは 駅近くにとった ホテルに向かい 荷物を置き 大聖堂のすぐそばにあるという 観光案内所を目指し これからの予定を決め まずは 大聖堂から 行ってみることにした。
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ノートルダム大聖堂 CATHEDRALE NOTRE-DAME
13世紀のゴシック建築で、内部天井の高さはフランス一。西側正面には2300体以上の彫像があり、なかでも「微笑む天使」像は有名。1825年まで歴代の国王25人の戴冠式もこの大聖堂でおこなわれていた。シャンパン製造工程をモティーフにした祭壇背後のステンドグラス、シャガール作のステンドグラスも必見。
時間 7:30〜19:30
休み 日曜ミサ(9:00~10:30)
ここに入ったとたん 友人は
「中世の匂いがする」 と ポツリ。私は その言葉が 異常にうけてしまい おかしくて笑いがとまらなかった。 「あんた!中世におったん?」
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トー宮殿 PALAIS DU TAU
ノートルダム大聖堂に隣接する元大司教公邸。現在は、戴冠式で使われた宝物や修復前の大聖堂の彫刻などが陳列されている。
電話 03-26-47-81-79
入場料 28F
時間 10:00〜12:00、14:00〜17:00
(11月15日〜3月15日、ただし土・日曜日は〜18:00)、
9:30〜12:30・14:00〜18:00
(3月16日〜6月30日、9月1日〜11月14日) 9:30〜18:30(7月1日〜8月31日)
休館日 1月1日、5月1日、11月1日、11月11日、12月25日
観光客も少なく 私たち2人だけで ほとんど他の人と出会うことがないまま ゆっくりと 見ることができた。13世紀につくられた高さ6メートルの彫像というのがあり それを 間近で 手で触れることができる。(ほんとは ダメだったのかな?でも 何にも書いてなかったよ)美術専攻している友人は 驚くほどいろんなことを知っていて 私は無料ガイド付で 得した気分。その巨大な彫像は 異様に頭でっかちで たとえにするには 悪いけれど 日本の歌舞伎役者のようだった。 彼女曰く 昔は 人々が この彫像の足元に 近づき 下から見上げるようにしてみたらしく その位置からのバランスを考えると こうなるのだそうだ。ためしに そうしてみると 遠くから見るとは かなり違って見えたので そうかーー そういうことも考えられてたわけや。と そういうことを 知っている彼女に感心する。ここには フランスで もっとも豊富なコレクションをもつといわれる宝物殿があり これも 見所満載なのです。すごかったね!王様の マント。本物や!他に人のいなかった私たちは 大阪弁丸出しになっておりました。豪華さもさながら 重そう!というのが 第一印象。これを着て歩くのには 練習がいるね!王さん(王様ではなく 王さんと呼んでしまって いいんだろうか・・)も練習したんやろうか やっ すごい王冠 すごすぎて 安もんに見えるのは私だけ?この王冠、中に帽子みたいに布が貼って 一体になってるんや! これなら 王さん禿げてても 大丈夫やな!やっぱり印象 大事やもんね。・・見て!これは 他のと違って ガラスケースに入ってるね! ほかの物は 巨大で 持てそうにないけど このくらい小さいと こうでもしないと 持って帰る人いるんとちゃう? ええぇー 持って帰るかーー。まぁーね こっちの人 物を盗むの 結構 平気やしね。・・・ねぇねぇ それより 私こっちの 指輪がええわ! 思わず 値段は? などと 途切れることなく 会話も弾み 一通り見てまわったが この後も やっぱり 見に行こう!と 3回も 来てしまった。それだけ価値のあるところということ。ばかな話もいっぱいしたけれど 私は その友人のお陰で 今まで知らなかった キリスト教や 旧約聖書のことなど 話してもらって そこに 展示してある物が いかに 貴重であるかを 知ることができ 内容の奥深い(笑いあり 涙あり)ものになりました。
こんな地図見つけました。
ベルギー スイス オランダも すぐそこ!
これじゃ 戦争の時に 巻き込まれても しかたないなー っていう位置です
次回は シャンパンのセラーを見学した お話ですぞ !